彼女の運命ゲーム系
ジャンル:ファンタジー,
小説
著者:相原あきら,
出版社:アスキー・メディアワークス,
レーベル:電撃文庫,
巻数:全1巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『彼女の運命ゲーム系』(かのじょのうんめいゲームけい)は、相原あきらによる日本のライトノベル。イラストはIsII。電撃文庫(アスキー・メディアワークス)より、2011年3月から刊行されている。
ストーリー
御調和水はあるとき『ライフ・マニピュレーター』というゲームが携帯端末にあることに気が付いた。どうやらそのゲームはサイコロを振って止まったマス目に書かれた事が実際に駒に起こるらしい。そんなことがあるはずがないとばかばかしくなって電源を閉じようとするが、その駒というのが喧嘩別れした幼馴染、向井歩美だった。
ゲーム
- サイコロを振ってコマを進め、止まったマス目に書かれていることが事象として起こる。双六と占いを合わせたようなゲーム。
- 駒は世界の運命を決めるためのポケットと呼ばれる。そして一つの駒にはそれぞれ将来実現される未来の一つが与えられ、向上や恐怖といった運命が与えられている。
- マス目に書かれたことはひどくあいまいで、その事象が起こる前に何が起こるか予測するのは難しい。しかし目安であることは確かなので駒にとって不都合な事象が起こる場合、プレイヤーはその事象が起こらないようにすることも可能である。
- しかしそのマス目に書かれている事象の中には駒の運命にもかかわっているものもあるため、マス目に書かれた事象が発生しないことが確認されると、チップが失われることがある。逆に駒の運命にそくした内容が達成された場合チップが得られる。
- チップというのはプレイヤーが世界を変えようとする意志が具現化した物である。このゲームは世界の命運を決めるためのゲームであるため、チップがすべて失われるとプレイヤーはゲームオーバーになる。
- また、チップはただマス目の事象に従って増減するだけでなく、運命測定機械に渡して情報を得ることも可能である。
- 勝利条件は他のプレイヤーよりも速くゴールにたどり着くこと。
- 勝利できなかった駒は以後の世界から消去されてしまう。
登場人物
御調和水(みつぐなごみ)
向井歩美(むかいあゆみ)
持田八十吉(もちだやそきち)
瀬場(せば)
【白ネズミ】
ゲーム経過
『悪漢は道を阻み、高みを目指す者はそれを除く』
『恐怖は人知れず忍び寄るもの』
『恐怖企みて向上消失す』
インターバル
『唯一の者との逢瀬こそ唯一の喜びとなる』
『遊興の地にて、愛を唱える者から死に至る傷を受ける』
ゲーム終了
既刊一覧
- 彼女の運命ゲーム系 2010年12月10日発売 ISBN 978-4048701310