彼女は戦争妖精
題材:妖精,
以下はWikipediaより引用
要約
『彼女は戦争妖精』(かのじょはウォーライク)は、ファミ通文庫にて2008年9月11日に初版発行、2009年2月27日に第4刷発行されたライトノベル。著者は嬉野秋彦、表紙とイラストは全てフルーツパンチが手掛ける。
作品概要
本編全9巻と小詩編全3巻の計12巻で構成されている。
舞台は著者である嬉野秋彦本人も在住している吉祥寺を中心に繰り広げられる。
ストーリー
ある日、ほぼ一人暮らし(正確には1年の大半を海外で過ごす叔父との二人暮らし)の高校生、宮本伊織の家に大きな木箱が届けられた。宛てはなんと行方不明の父親からのものだった。だが、発送されたのは7年前で、その間は何かの手違いで港の倉庫に眠っていたのだという。木箱を開けると中身は未使用の棺だった。そしてその棺の中にはビスクドール、かと思いきや生きている少女が眠っていた。その少女―クリスタベル―は自らをウォーライクと名乗り、エリジウムに帰らなくてはならないと伊織に告げる。
最初はクリスタベルの発言を疑い、邪険に扱っていた伊織だが、買い物帰りに不穏な世界に取り込まれ、いきなり槍を持ち、常人とは思えぬ力を使う男に襲われる。そして逃げ続ける伊織にクリスタベルはそっとキスをすると、自分の影の中へと潜り込み剣となって現れた。困惑する伊織にどこかから声が飛んできた。早くその剣を取れ、と言われる。
そして決着をつけた伊織のもとに見覚えのある女―美術教師の早瀬薬子―、声の正体の人物がやって来た。薬子もウォーライクを連れていた。そして伊織は薬子にウォーライクとは何なのかを教えてもらう。
伊織はクリスタベルを守るために、二人で平穏に暮らすために様様な敵に立ち向かっていくファンタジー物語である。
登場人物(主要人物)
作中用語
戦争妖精―ウォーライク―
詳しくは#技名と能力を参照
楽園―エリジウム―
逢魔が刻―トワイライト―
鞘の主―ロード―
魔性の血―エルフィンブラッド―
妖精の書―レボル・シオグ―
語り部―フィリ―
吟遊詩人―ミンストレル―
円環の蛇―ウロボロス―
死の蛇―クロウ・クルーワッハ―
秤の妖精―ウォーキーパー―
技名と能力
変形―シェイプシフト―
幻視―セカンドサイト―
隠身―ボイド―
魔矢―エルフィンダート―
鬼火―ウイリーブレス―
光輪―ハイロウ―
鉄槌―ヘビーラム―
蒼炎―ペイルスフィア―
魔剣―ガラス―
足萎―パドルフット―
腕萎―ボンレス―
魅惑―ラブトーカー―
狂想―ルナティック―
夢見―ヒユプノタッチ―
燐翅―フェアリーライド―
塚守―バロウキーパー―
妖糸—ゴブウェブ—
忘却—レーテー—
紅蛇—カリバーン—
哀哭―キーニング―
※名称は出ていないが本編第八巻のイソウドとの戦闘でクリスタベルが、伊織の背に翼を生やすという芸当を見せた。以前パトリックが見せた翼とは違うもので、ビルを真っ二つにする程の破壊力を持つ。第九巻でのシリー・ウォークとの戦闘でも使っている。
参考文献
- 『彼女は戦争妖精』本編第一巻 - 九巻、短編集第一巻 - 第三巻