心霊探偵 八雲
小説
著者:神永学,
レーベル:角川文庫,
巻数:単行本:全14巻文庫版:既刊18巻,
漫画:心霊探偵八雲 〜赤い瞳は知っている〜
原作・原案など:神永学,
作画:都戸利津,
出版社:白泉社,
掲載誌:別冊花とゆめ,
レーベル:花とゆめCOMICSスペシャル,
発表期間:2007年3月26日 - 2008年1月26日,
巻数:全2巻,
話数:全9話,
漫画
原作・原案など:神永学,
作画:小田すずか,
出版社:角川グループパブリッシング,
掲載誌:月刊Asuka,
レーベル:あすかコミックスDX,
発表期間:2009年6月24日 - 2016年6月24日,
巻数:全14巻,
ドラマ
制作:トルネード・フィルム,
話数:全13話,
ドラマCD
発売元:フロンティアワークス,
発売日:2009年11月26日,
アニメ
原作:神永学,
監督:黒川智之,
シリーズ構成:川崎ヒロユキ,
キャラクターデザイン:芝美奈子,
音楽:R・O・N,
アニメーション制作:ビィートレイン,
製作:NHK,
放送局:NHK BS2,
話数:全13話,
以下はWikipediaより引用
要約
『心霊探偵八雲』(しんれいたんてい やくも)は、神永学の小説シリーズ。第1巻は同作者の『赤い隻眼』を大幅にリニューアルしたもの。
テレビドラマ・漫画・舞台・ドラマCD・テレビアニメ化されており、2020年7月時点でシリーズ累計部数は700万部を突破している。
あらすじ
赤い左眼を持ち、死者の魂を見ることのできる大学生、斉藤八雲はある事件をきっかけに同じ大学に通う小沢晴香と知りあう。八雲は、その特異な体質で謎に満ちた怪事件に次々と挑むことに。自らの力に苦悩しながら、救われぬ魂と向き合い晴香と仲を深める八雲。だが、やがて事件の陰に「両眼の赤い男」の存在が見え隠れするようになる。
八雲と謎の男との間に何があったのか。そして晴香を始め、八雲を取り巻く様々な人々との関係の行方はどうなってしまうのか。
登場人物
担当声優は、テレビアニメ版 / ドラマCD版の順で記載。声優1名だけの記載の場合は、テレビアニメ版のみであることを示す。「演」はテレビドラマ版で演じた俳優。
主要人物
斉藤 八雲(さいとう やくも)
声:小野大輔(ドラマCD共通) / 演:與真司郎
本作の主人公。死者の魂が見える赤い左目をもった青年。明政大学の学生。その体質や生い立ちのため、これまで誰にも心を開かずにいたが、自分の眼を初めて「きれい」と言った晴香に対して微妙な感情を持ち始め、周囲の人間とも絡むようになった。ずっと黒いコンタクトレンズで赤い目を隠していたが、一心の死以降は、隠すのをやめている。口はかなり悪く、ひねくれ者であるが、内心では人や命の重さを理解している。しかし自身の命は軽んじることが多く、自ら進んで危険をおかす癖がある。7巻で関わった事件で自分の祖母の詳細を知り、8巻で母と雲海(両目が赤い男)が異母兄妹であり、そんな2人の間に生を受けたという出自を知った。アニメ版では脇の下が弱く指先で脇を押されると飛び上がる癖がある。
車の免許を持っており、運転も出来る。コミックス版と角川文庫版5巻のショートストーリーでは甘党のような描写がある。ドラマ版ではヒステリックになることがあり、生年月日は1986年8月3日生まれである。原作でも夏生まれと思われる描写がある。
『確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム』にも晴香と共にちらりと登場し、御子柴と度々チェスをしているらしいことが明かされた。
小沢 晴香(おざわ はるか)
声:藤村歩 / 平野綾 / 演:石井めぐる
本作のヒロイン。八雲の同年代の友人であり自称助手(八雲曰く『トラブルメーカー』)。明政大学教育学部(アニメ版では文学部教育学科)の学生。他人に頼まれると断れない性格。オーケストラサークルに所属しフルートを吹く。親友の美樹が幽霊に憑依されたため八雲を訪ねる。八雲とともに事件に関わるうちに彼に惹かれていく。八雲が自分一人で悩むことに心を痛め、八雲を支えると誓った。八雲から託された梓の形見のネックレスを肌身離さずつけている。
七歳の時に自分が切っ掛けで双子の姉・綾香が事故死したため、そのことで13年間苦しんでいたが、八雲によって救われた。父の一裕はよほど娘のことを大事にしているらしく、晴香の母にそそのかされて八雲への食事に石を入れるなどした。
後藤 和利(ごとう かずとし)
声:東地宏樹(ドラマCD共通) / 演:山崎直樹
幼いころからの八雲を知る刑事。階級は警部補。昔母親に殺されそうになった八雲を助けた。中学生の八雲と再会し、以降不思議な事件を八雲のもとに持ち込むようになる。熊のような風貌を八雲に皮肉られることが多い。一心の死後、奈緒を引き取った。その後、一心の寺に妻と共に住んでいる。8巻で八雲に殺人の容疑がかけられた時、逮捕しに来た西多摩署の私服警官達を妨害し、八雲を逃がしたため警察を懲戒免職処分となる。その後心霊関係専門の探偵事務所を開くことを考えているようだが、八雲からは無協力を表明されている。『怪盗探偵山猫』にちらりと登場し、霧島さくらの電話に出ていた。後藤は八雲の名前は出していないが、さくらに愚痴を言っているようだった。
石井 雄太郎(いしい ゆうたろう)
声:川島得愛 / 演:田辺伸之助
後藤の部下。八雲を信頼し晴香に思いを寄せている。走るとよく転ぶ。後藤に理不尽なことでよく殴られるがその都度健気に耐えている。しかし最近は後藤に意見するようになり、宮川からも信頼されている。当初は頼りなかったが、後藤の失踪がきっかけで宮川や晴香の一喝で刑事としての大きな成長を遂げ8巻で警部補に昇進する。オカルト好きではあるが臆病な一面があり心霊ビデオや暗い場所の殺人現場などのは苦手としている。幼いころはマンガ家になる夢を持っていたが、父親はとても厳格な性格で警察官であるため雄太郎の全てを否定されたために父を憎んでいた時があった。高校時代、同級生のカップルにイジメられて2人のことも憎んでいたが、後にカップルの片割れの望月が自身と友人になりたがっていたことを知り、自信の無さゆえに周囲が馬鹿にしていると思い込んで拒絶していた当時のことを悔やむのだった。
『確率捜査官 御子柴岳人 密室のゲーム』にもちらりと登場。特殊取調対策班に容疑者を連れてきたが、部屋を出る際に転んでいる。
晴香の関係者
佐々木 美樹(ささき みき)
真由子(まゆこ)
親族・家族構成
斉藤 一心(さいとう いっしん)
斉藤 奈緒(さいとう なお)⇒後藤 奈緒(ごとう なお)
斉藤 梓(さいとう あずさ)
後藤 敦子(ごとう あつこ)
声:折笠富美子
後藤の妻で、晴香曰く『美女と野獣』と思われるくらいの美女。しかし性格は豪快である。子供を産めない体で、奈緒を引き取るまでは夫と冷めた生活を送っていた。彼女がよく家出をしていたことで、後藤は八雲にからかわれている。
世田町警察署
畠 秀吉(はた ひでよし)
声:納谷六朗
検死官。人の死に興味を持っており、解剖する死体にも独特のポリシーを持っている。笑い方が不気味で後藤や宮川は『変態』、周りからは『妖怪』や『取って食われる』などと言われているが本人は全く気にしておらず、飄々としている。
宮川 英也(みやがわ ひでや)原作版 / 宮川 恵理子(みやがわ えりこ)アニメ版
大村(おおむら)
小杉(こすぎ)
両目の赤い男の関係者
両目の赤い男 / 斉藤 雲海(さいとう うんかい)
声:高瀬右光
両目が赤いことからそう呼ばれている。梓、明美を強姦し、八雲と奈緒の父親となった。人の心の隙をつき殺人教唆をすることが得意であり、趣味でもある。非常に冷酷な人物で「悪意そのもの」と呼ばれたこともある。八雲からはあまりいい感情を持たれていない。実の息子である八雲を精神的に追い詰めることで八雲と精神を同化させ、肉体を乗っ取るつもりらしい。最後で八雲を乗っ取ろうとするが八雲の意志が強かったため、支配させられることなく失敗に終わる。肉体は既に亡くなっていて、幽霊となった状態で八雲達の前に現れていた。
幼いころ、額に角(実際は角質)があり、目が赤かったことなどから鬼と呼ばれ、母の凛(後記)と共に虐げられていた。
8巻において名前が判明し、梓・一心とは母親の違う兄弟であったことが明かされた。つまり、八雲は異母兄妹(異母兄(父の雲海)、異母妹(母の梓))の間に生まれたことになる。
七瀬 美雪(ななせ みゆき)
声:柚木涼香
八雲の姉を名乗る美女。年齢は24、25歳。祖父(血縁上の父である。戸籍上の父は実はおじ)と母の間に生まれた子供。十歳の時に家族全員を惨殺(15年前の未解決事件「七瀬邸一家4人殺害事件」)し両目の赤い男に助けられ、その際に武田の犯行を見せかけるために両目の赤い男がフォローした。それ以後ずっと彼を慕い彼と共に暮らしていた。両目の赤い男を父親として、男として病的なまでに愛しており、彼の実の息子である八雲に対して嫉妬したり、両目の赤い男に認められるために人を殺したりするなど、異常な愛を見せる。5巻の事件後、殺人犯として刑務所に収容されていたが、脱走。連れ戻されるも、護送中の車が爆発し、またも逃亡。顔面に火傷、左手首から先を失いながらもいまだ行動を続けている。逃亡後に使っていた木下産婦人科の冷蔵庫に、両目の赤い男の首をホルマリン漬けにしておいてあった(一度警察の手に渡るが奪取している)。
一方、アニメ版では原作と同様に脱走を繰り返すが、護送中の車が爆発の描写がないため顔面に火傷を負うこともなく左手首から先を失うことはない。また木下産婦人科の冷蔵庫も登場しないため両目の赤い男の首のホルマリン漬けも登場しない。最後は両目の赤い男に置いて行かれた悲しみから一時的に半狂乱になるが、彼の足取りを追うと思い、その場を去り車に乗車した後に車もろとも湖に飛び込み消息をたった。
ストーリー別の登場人物
第一巻 赤い瞳は知っている
第二巻 魂をつなぐもの
ドラマ版でのサブタイトルは『少女』。
木下 英一(きのした えいいち)
木下 亜矢香(きのした あやか)
声: - / 演:宮内彩花
英一の娘。1年前の台風で、塾の帰りに増水した川に落ち亡くなった。父親の事件を心配して幽霊となって現れせつな願いとして父に止めてと訴え続けていた。父親の犠牲となった女子高生達の死の恐怖や苦しみを取り除くために彼女達に憑依し亜矢香が肩代りした。そしてその度に亜矢香は死の恐怖や苦しみを味わった。
ドラマ版では女子中学生連続殺人事件の最初の犠牲者で、死亡した場所が倉庫の離れの古井戸に変更されている。死因は絞殺による窒息死。享年12。
橋本 留美(はしもと るみ)
安藤 崇(あんどう たかし)
佐貫 千鶴(さぬき ちづる)
演:神谷美花
ドラマ版に登場。女子校生で令嬢。ひき逃げ事件に遭遇した千鶴は現場で気を失い、病院で意識を 取り戻した時にはひき逃げされた安藤正雄に憑依されてしまう。後に体の衰弱で息を引き取る。父親は警察の上層部。
第三巻 闇の先にある光
第五巻 つながる想い
武田俊介(たけだ しゅんすけ)
声:浜田賢二
フリーのジャーナリスト。斉藤梓のフィアンセで、八雲の義父になる筈だった男性。15年前の1991年2月10日に起こった未解決事件「七瀬邸一家4人殺害事件」の容疑者。警察の上層部からは七瀬家が経営していた私立中学校の不祥事をネタにしたことから不当な圧力をかけられて職を失い、その腹癒せで犯行に及んだものと決めつ付けられてしまう。しかし、実際には美雪が武田の犯行を見せかけるための完全犯罪であることが明らかになった。両眼の赤い男に口封じで殺された後に密かに遺体を埋められたが、工事により掘り起こされたことで魂が覚醒した。
アニメ版では刑事達にわざと姿を見せて晴香のマンション周辺に彼らを誘導し、彼女を狙った美雪の凶行を阻止し、囚われた後藤に15年前の真相と八雲の危機を知らせる等の活躍を見せた。事件解決後、斉藤梓と結ばれ成仏した。八雲の父親として彼を守ることに全身全霊を傾けており、既に自身の無実などどうでも良くなっていた。
内藤セツ子(ないとう セツコ)
第六巻 失意の果てに
榊原源一郎(さかきばら げんいちろう)
声:松本保典
恵林堂医科大学病院の教授。佳子の父親で、担当医でもある。一心に手術をした執刀医だが、精密検査にやって来た一心が臓器提供に同意していると聞いて、密かに娘の適合性を調べた。一心の臓器が佳子に移植されることが確実だと判断すると両目の赤い男のフォローで、故意に一心を脳死状態にした。最後は八雲が佳子を救う優しさに触れ罪を認めた。そして一心の葬儀会場で、礼の挨拶を済ませると警察に出頭した。妻とは既に離婚しており娘の佳子は妻に引き取られた。
新井真央(あらい まお)
間宮佳子(まみや よしこ)
声:下屋則子
榊原教授の娘。12歳。旧姓は榊原で、両親が離婚後に母方に引き取られた。一心と奈緒が病院で知り合った入院中の少女で、後に奈緒の友達となる。移植手術を行わないと余命半年の命。先天的に魂が抜けやすい体質で、強い感情を持ったときに彼女の生霊が夜な夜な入院患者の前に現れて「何時死ぬの」かを尋ね歩いた。患者の誰かが死んで、その臓器が移植されれば自分は死なずに済む、そんな強い思いが本人も自覚がないまま魂が抜けるという現象を引き起こした。普段は車椅子で、病院の庭で本を読んでいる。本や花が好き。八雲が臓器提供に同意したあと無事に移植手術を終えた。
佐藤耕平(さとう こうへい)
外伝 SECRET FILES絆
第七巻 魂の行方
第八巻 失われた魂
その他の登場人物
以下の記載はテレビアニメ版によるもの。
開かずの間(第1話)
市橋 祐一(いちはし ゆういち)
中村 一彦(なかむら かずひこ)
高岡(たかおか)
声:桐本琢也
旧校舎管理責任者。旧校舎の開かずの間に侵入した者を殺害してきた連続殺人犯。女性達を殺害し晴香の友達を自殺に見せかけて殺害した。最後は八雲の赤い瞳に恐怖に慄き逃げ出したところで後藤刑事に逮捕された。
ドラマ版では犯罪は犯していない(殺人犯は奥山警部に変わっている)。
奥山 一徳(おくやま かずのり)
白狐の祟り(第2話)
入江 徹雄(いりえ てつお)
声:飯塚昭三、酒巻光宏(少年時代)
建設会社の会長。老い先短い命で、車椅子生活をしている。少年のころに恋人の国子(くにこ)と駆落ちを考えるが、彼が頼んだ店の若い奉公人の伝言ミスで、玉塚稲荷の東と西で互いに待つようになる。徹雄は奉公人の伝言ミスに気づくが、身分の違い過ぎから負い目もあり自分から動かずに彼女が来るのを待ったが、彼女は待ち合わせ場所が間違いに気づくことなかった。それから国子は親が決めた相手と結婚したが、結核を患い子供を生んでから半年経たずに病死した。国子が亡くなった後も意地の張り合いで素直になれなかった自分に後悔の日々を持ち続け過去を清算するために玉塚稲荷のビル建設計画を進めようとした。晴香らの助力で稲荷神社の約束の場に霊となった国子と再会し彼女を成仏へと導いた。そしてビル建設計画を白紙にした。
国松 伸司(くにまつ しんじ)
トンネルの闇(第3話)
ドラマ版でのサブタイトルは『闇のトンネル』。
中原 達也(なかはら たつや)
声:立花慎之介
うどん屋の副店長。晴香のバイト先の上司。一見誠実に見えるが自分が助かるためなら手段を問わない。事故を隠蔽するために被害者の児童を殺害し地中に埋めた。そして整備士のハヤミトオルに車の修理を依頼した。後に児童の霊に取り付かれ恐怖の死のドライブを味わうことになるが、後藤刑事のドライブテクニックで命を救われた直後逮捕された。
ドラマ版では児童と女子大生の佐藤理恵子(享年22)を轢いてしまう。チャラ男で、喧嘩早いが、霊に取り付かれるような話になると臆病になる一面がある。
既刊一覧
単行本
- 神永学(著) / 加藤アカツキ(イラスト)、文芸社→角川書店→KADOKAWA、全14巻
- 『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』2004年10月5日初版第1刷発行、ISBN 4-8355-8344-2
- 『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』2005年3月15日初版第1刷発行、ISBN 4-8355-9104-6
- 『心霊探偵八雲3 闇の先にある光』2005年7月15日初版第1刷発行、ISBN 4-286-00001-X
- 『心霊探偵八雲4 守るべき想い』2005年11月10日初版第1刷発行、ISBN 4-286-00008-7
- 『心霊探偵八雲5 つながる想い』2006年3月15日初版第1刷発行、ISBN 4-286-00002-8
- 『心霊探偵八雲6 失意の果てに』2006年12月20日初版第1刷発行、ISBN 4-286-00004-4
- 『心霊探偵八雲 SECRET FILES絆』2007年6月1日初版第1刷発行、ISBN 978-4-286-00006-0
- 『B-Quest』連載の「それぞれの願い」と書き下ろし「亡霊の叫び -後藤編-」を収録。
- 『心霊探偵八雲7 魂の行方』2008年3月20日初版第1刷発行、ISBN 978-4-286-04855-0
- 『心霊探偵八雲8 失われた魂』2009年8月31日初版第1刷発行、ISBN 978-4-286-08126-7
- 『心霊探偵八雲9 救いの魂』2012年3月26日発売、ISBN 978-4-04-110068-4
- 『心霊探偵八雲10 魂の道標』2017年3月31日発売、ISBN 978-4-04-101350-2
- 『心霊探偵八雲11 魂の代償』2019年3月30日発売、ISBN 978-4-04-107674-3
- 『心霊探偵八雲12 魂の深淵』2020年6月25日発売、ISBN 978-4-04-109181-4
- シリーズ完結作。
- スピンオフ
- 『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 魂の素数』 講談社、2021年12月8日発売、ISBN 978-4-06-525714-2
- イラスト遠田志帆。小説現代にて集中連載していた「確率捜査官 御子柴岳人」とのクロスオーバー作品。特装版には書下ろしSS付。2022年9月現在、小説現代にて「心霊探偵八雲INITIAL FILE 2」を連載中。
- 『心霊探偵八雲 INITIAL FILE 幽霊の定理』 講談社、2022年11月30日発売、ISBN 978-4-06-529593-9
- 『B-Quest』連載の「それぞれの願い」と書き下ろし「亡霊の叫び -後藤編-」を収録。
- シリーズ完結作。
- イラスト遠田志帆。小説現代にて集中連載していた「確率捜査官 御子柴岳人」とのクロスオーバー作品。特装版には書下ろしSS付。2022年9月現在、小説現代にて「心霊探偵八雲INITIAL FILE 2」を連載中。
文庫版
すべてに晴香と八雲のショートショートストーリーを収録。
- 神永学(著) / 鈴木康士(イラスト)、角川書店→KADOKAWA〈角川文庫〉、既刊18巻(2022年5月24日現在)
- 『心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている』2008年3月25日発売、ISBN 978-4-04-388701-9
- 『心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの』2008年6月25日発売、ISBN 978-4-04-388702-6
- 『心霊探偵八雲3 闇の先にある光』2008年9月25日発売、ISBN 978-4-04-388703-3
- 『心霊探偵八雲4 守るべき想い』2009年2月25日発売、ISBN 978-4-04-388704-0
- 『心霊探偵八雲5 つながる想い』2009年6月18日発売、ISBN 978-4-04-388705-7
- 『心霊探偵八雲 SECRET FILES絆』2009年10月24日発売、ISBN 978-4-04-388706-4
- 『心霊探偵八雲6 失意の果てに(上)』2010年9月25日発売、ISBN 978-4-04-388709-5
- 『心霊探偵八雲6 失意の果てに(下)』2010年9月25日発売、ISBN 978-4-04-388710-1
- 『心霊探偵八雲7 魂の行方』2011年10月25日発売、ISBN 978-4-04-388711-8
- 『心霊探偵八雲8 失われた魂』2012年8月25日発売、ISBN 978-4-04-100478-4
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES いつわりの樹』2013年7月25日発売、ISBN 978-4-04-100911-6
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 祈りの柩』2014年6月20日発売、ISBN 978-4-04-101773-9
- 『心霊探偵八雲9 救いの魂』2014年12月25日発売、ISBN 978-4-04-101945-0
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 裁きの塔』2015年9月24日発売、ISBN 978-4-04-103365-4
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 亡霊の願い』2017年2月25日発売、ISBN 978-4-04-104236-6
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 嘆きの人形』2018年7月24日発売、ISBN 978-4-04-107013-0
- 『心霊探偵八雲10 魂の道標』2019年3月23日発売、ISBN 978-4-04-107672-9
- 『心霊探偵八雲 ANOTHER FILES 沈黙の予言』2020年3月24日発売、ISBN 978-4-04-109120-3
- 『心霊探偵八雲11 魂の代償』2021年10月21日発売、ISBN 978-4-04-111898-6
- 『心霊探偵八雲12 魂の深淵』2022年5月24日発売、ISBN 978-4-04-112163-4
- シリーズ完結作。
- スピンオフ
- 『青の呪い 心霊探偵八雲』 講談社〈講談社文庫〉、2021年12月15日第1刷発行(同日発売)、ISBN 978-4-06-526410-2
- イラストNey。講談社文庫50周年記念特別書下ろし。八雲の高校生編。
- シリーズ完結作。
- イラストNey。講談社文庫50周年記念特別書下ろし。八雲の高校生編。
関連書籍
- 『心霊探偵八雲 赤い事件ファイル』2010年6月9日発売、ISBN 978-4-7966-7735-6 - 宝島社より出版。初のファンブック。
- 『心霊探偵八雲 赤い事件ファイル』2011年9月6日発売、ISBN 978-4-7966-8590-0 - 宝島社文庫版。
- 『ノベルアクト 1』2010年9月発行、ISBN 978-4-04-874107-1 - 角川書店発行。特集:心霊探偵八雲&神永学。
- 『心霊探偵八雲 いつわりの樹 ILLUSTRATED EDITION』2013年7月24日発売、ISBN 978-4-04-110496-5 - 角川書店発行。舞台用脚本となった『いつわりの樹』を新聞連載時の原稿そのままに、鈴木康士のイラストを収録。
- 「文庫版」2022年11月22日発売、ISBN 978-4-04-112921-0
- 『心霊探偵八雲 Short Stories』2019年11月、電子配信
- 『心霊探偵八雲 Short Stories』2022年2月22日発売、ISBN 978-4-04-109-880-6 - 角川文庫版
- 『心霊探偵八雲 COMPLETE FILES』2020年6月25日発売、ISBN 978-4-04-109412-9 - 角川書店発行。八雲完結記念。『魂の深淵』と同時発売。
- 『心霊探偵八雲 COMPLETE FILES』2022年5月24日発売、ISBN 978-4-04-112212-9 - 角川文庫版。文庫版『魂の深淵』と同時発売。
- 「文庫版」2022年11月22日発売、ISBN 978-4-04-112921-0
その他
- 『小沢春香のネックレス』2020年11月発売(2022年8月再販)、カドカワストア限定。小沢春香イメージのネックレスの商品化。書下ろしSS小冊子付。
- 『心霊探偵八雲 コレクションBOX』2022年8月発売、カドカワストア限定。文庫シリーズ12巻(13冊)が収まる収納BOXに書下ろしSS小冊子付。
漫画
別冊花とゆめ
『別冊花とゆめ』(白泉社)にて2007年5月号から2008年3月号まで連載された。作画は都戸利津。コミックスは全2巻。
原作第1巻の『赤い瞳は知っている』に沿ったもので、「開かずの間」・「トンネルの闇」・「死者からの伝言」の3つのストーリーをそれぞれ3回ずつ描いた全9話構成。 原作にはないオリジナルシーンがいくつか追加されている。
なお原作者の神永学は、『別冊花とゆめ』2008年1月号のインタビューで、都戸が描いたバッグを持っている晴香のキャラクターデザインを見て、女性は外出する際には必ずバッグを持っているものだと気付かされ、それ以来女性のファッションを特に意識して書くようになったと語っている。
また、タイ、韓国、中国、イタリア、台湾語などで翻訳出版されている。
- 神永学(原作) / 都戸利津(作画) 『心霊探偵 八雲 ~赤い瞳は知っている~』 白泉社〈花とゆめコミックススペシャル〉、全2巻
- 2007年11月19日発売、ISBN 978-4-592-18775-2
- 2008年3月19日発売、ISBN 978-4-592-18776-9
月刊Asuka
『月刊Asuka』(角川書店)にて2009年8月号から2016年8月号まで連載された。作画は小田すずか。単行本は全14巻。
原作第1巻『赤い瞳は知っている』の「開かずの間」に沿っており、上記漫画化と同じく原作にないシーンがいくつか追加されている。
また、コミカライズ記念として袋とじ企画「心霊探偵調査報告八雲録」と読者参加企画「開かずの間の真相を追え!犯人はお前だ!!クイズ」が同時進行。
タイ、韓国、中国、イタリア、ドイツ、インドネシア、フランス、ポルトガル語などで翻訳出版されている。
- 神永学(原作) / 小田すずか(作画) 『心霊探偵八雲』 角川書店→KADOKAWA〈あすかコミックスDX〉、全14巻
- 2009年10月21日発売、ISBN 978-4-04-854386-6
- 2010年3月19日発売、ISBN 978-4-04-854432-0
- 2010年9月22日発売、ISBN 978-4-04-854532-7
- 2010年12月22日発売、ISBN 978-4-04-854572-3
- 2011年5月21日発売、ISBN 978-4-04-854633-1
- 2011年10月21日発売、ISBN 978-4-04-854701-7
- 2012年2月22日発売、ISBN 978-4-04-120194-7
- 2012年10月24日発売、ISBN 978-4-04-120262-3
- 2013年3月22日発売、ISBN 978-4-04-120654-6
- 2013年9月21日発売、ISBN 978-4-04-120858-8
- 2014年3月26日発売、ISBN 978-4-04-121077-2
- 2014年9月26日発売、ISBN 978-4-04-102217-7
- 2016年1月26日発売、ISBN 978-4-04-102856-8
- 2016年9月26日発売、ISBN 978-4-04-104800-9
テレビドラマ
2006年4月3日から同年6月26日までテレビ東京(関東ローカル)で放送。2006年10月11日より、ミステリチャンネルで放送。2006年11月17日から2007年2月16日までYahoo!動画で無料配信された。原作の1巻、2巻のストーリーを基にしたドラマオリジナルストーリーで展開。
キャスト
- 斉藤八雲 - 與真司郎
- 小沢晴香 - 石井めぐる
- 土方真琴 - 石坂ちなみ
- 後藤和利 - 山崎直樹
- 石井雄太郎 - 田辺伸之助
- 島村恵里子 - 中村綾
- 井上麻美 - 長澤奈央
スタッフ
- 制作プロダクション - トルネード・フィルム
- 企画・製作 - フォーサイド・ドット・コム
- 脚本・編集・監督 - 山本清史、寺内幸太郎
サブタイトル
テレビ東京 月曜26:00 - 26:30 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
トランス☆LOVER
(2006年1月9日 - 2006年3月27日) |
心霊探偵 八雲
(2006年4月3日 - 2006年6月26日) |
GiRLS LoVER
(2006年7月3日 - 2006年9月25日) |
舞台版
心霊探偵八雲 いつわりの樹
舞台版「心霊探偵八雲 いつわりの樹」2008年3月6日 - 13日、青山円形劇場にて上演。(11ステージ)
ストーリーは原作者自ら脚本も担当した書き下ろしのオリジナル。
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 魂のささやき
2009年6月19日 - 28日、紀伊國屋サザンシアターにて上演。(13ステージ)
ストーリーは原作者自ら脚本も担当した書き下ろしのオリジナル。
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 魂をつなぐもの
2010年12月11日 - 19日、紀伊國屋サザンシアターにて上演。(12ステージ)
ストーリーは初の原作舞台化。
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 いつわりの樹(再演)
舞台版「心霊探偵八雲 いつわりの樹」(再演) 2013年8月21日 - 28日、青山円形劇場にて上演。(12ステージ)
ストーリーは原作者自ら脚本も担当した書き下ろしのオリジナル。2008年に青山円形劇場にて上演された本作品を、メインキャストを一新して再演。
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 祈りの柩
舞台版「心霊探偵八雲 祈りの柩」2015年2月11日 - 22日、新国立劇場 小劇場にて上演、2015年2月27日 - 3月1日、ABCホールにて上演。
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 裁きの塔
舞台版「心霊探偵八雲 裁きの塔」2017年5月31日 - 6月11日、品川プリンスホテル クラブeXにて上演、2017年6月16日 - 6月18日、大阪ビジネスパーク 円形ホールにて上演。
「ANOTHER FILES」舞台化最終章。過去2作品で八雲を演じた久保田秀敏が演じるラスト八雲として、最終章特別企画ファン感謝イベント(2017年5月13日、大阪ビジネスパーク円形ホール)も開催。 登場キャラクターの小野寺について当初名字のみだったが上演期間中のアフタートークイベント(6月9日)内で命名
キャスト
スタッフ
心霊探偵八雲 思考のバイアス
特殊ミステリー歌劇「心霊探偵八雲」-思考のバイアス- 2023年3月2日 - 21日、Mixalive TOKYO Theater Mixaにて上演。
前回までの舞台版とは内容を一新し、ミュージカル形式で展開された。
キャスト
スタッフ
ドラマCD
2009年11月26日フロンティアワークスより発売。
原作第一巻『赤い瞳は知っている』をドラマCD化。ジャケットイラストは「月刊Asuka」にて同作を連載中の小田すずか。
声の出演
2010年12月15日には、原作ストーリー『死者からの伝言』がflying DOGから発売された。
テレビアニメ
2010年10月から12月までNHK BS2にて放送された。原作の1巻、2巻、5巻、6巻のストーリーを基にしたアニメオリジナルストーリーで展開。
声の出演
- 斉藤八雲 - 小野大輔
- 小沢晴香 - 藤村歩
- 後藤和利 - 東地宏樹
- 石井雄太郎 - 川島得愛
- 斉藤一心 - 関俊彦
- 斉藤奈緒 - 小清水亜美
- 畠秀吉 - 納谷六朗
- 両目の赤い男(斉藤雲海) - 高瀬右光
- 七瀬美雪(星野由紀子) - 柚木涼香
- 土方真琴 - 豊口めぐみ
- 宮川恵理子(原作では宮川英也) - 皆川純子
スタッフ(テレビアニメ)
- 原作 - 神永学
- キャラクター原案 - 小田すずか
- 監督 - 黒川智之
- シリーズ構成・脚本 - 川崎ヒロユキ
- キャラクターデザイン - 芝美奈子
- 美術監督 - 朝倉千登勢
- 色彩設計 - 小島真喜子
- 撮影監督 - 堀内美咲
- 編集 - 黒澤雅之
- 音響監督 - 高寺たけし
- 音楽 - R・O・N
- プロデューサー - 末川研
- アニメーションプロデューサー - 村岡秀昭
- 制作統括 - 斉藤健治、横尾堅示
- アニメーション制作 - ビィートレイン
- 制作 - 総合ビジョン
- 制作・著作 - NHK
主題歌
オープニングテーマ
「Key -Phase1-」(第1話 - 第3話)
「Key -Phase2-」(第4話 - 第6話)
「Key -Phase3-」(第7話 - 第13話)
エンディングテーマ
「Missing You」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 放送日 |
---|---|---|---|---|---|---|
FILE 01 | 開かずの間 | 黒川智之 | 天﨑まなむ | 番由紀子 | 2010年 10月3日 | |
FILE 02 | 白狐の祟り | モリヲカヒロシ | 渡辺亜彩美 | 10月10日 | ||
FILE 03 | トンネルの闇 | 澤井幸次 | 紋地笙 | 10月17日 | ||
FILE 04 | 魂をつなぐもの 〜憑依〜 | 山本秀世 | 佐々木睦美 | 天﨑まなむ | 10月24日 | |
FILE 05 | 魂をつなぐもの 〜蘇生〜 | 川面真也 | 平田豊 | 樋口香里 | 番由紀子 | 10月31日 |
FILE 06 | 格安の物件 | モリヲカヒロシ | 吉本毅 | 天﨑まなむ | - | 11月7日 |
FILE 07 | つながる想い 〜罠〜 | 澤井幸次 | 渡辺亜彩美 | 番由紀子 | 11月14日 | |
FILE 08 | つながる想い 〜縁〜 | 山本秀世 | 平田豊 | 紋地笙 | 天﨑まなむ | 11月21日 |
FILE 09 | つながる想い 〜光〜 | モリヲカヒロシ | 佐々木睦美 | 番由紀子 | 11月28日 | |
FILE 10 | 失意の果てに 〜告知〜 | 山本秀世 | 吉本毅 | 天﨑まなむ | - | 12月5日 |
FILE 11 | 失意の果てに 〜凶刃〜 | 澤井幸次 | 渡辺亜彩美 | 番由紀子 | 12月12日 | |
FILE 12 | 失意の果てに 〜憎悪〜 | 澤井幸次 | 平田豊 | 遠藤大輔 | 天﨑まなむ | 12月19日 |
FILE 13 | 失意の果てに 〜久遠〜 | 黒川智之 | 佐々木睦美 | 番由紀子 | 12月26日 |
放送局
放送地域 | 放送局 | 放送期間 | 放送日時 | 備考 |
---|---|---|---|---|
日本全域 | NHK BS2 | 2010年10月3日 - 12月26日 | 日曜 23時00分 - 23時25分 | 「衛星アニメ劇場」枠 |
NHK BShi | 2010年12月31日 | 金曜 23時45分 - 29時10分 | 全話一挙放送 | |
NHK総合 | 2011年2月5日 - 2月19日 | 土曜 24時50分 - 27時00分(2月5日) 土曜 24時50分 - 26時35分(2月12日) 土曜 24時50分 - 26時30分(2月19日) |
集中放送 | |
2011年10月31日 - 2012年2月20日 | 月曜 25時05分 - 25時30分 | 実質再放送 |
NHK BS2 衛星アニメ劇場 日曜 23:00 - 23:25枠 | ||
---|---|---|
前番組 | 番組名 | 次番組 |
心霊探偵 八雲
|
||
NHK総合 月曜 25:05 - 25:30枠 | ||
GIANT KILLING
(地上波再放送) |
心霊探偵 八雲
(実質再放送) |
-
|
DVD
巻数 | 発売日 | 収録内容 | 規格品番 |
---|---|---|---|
心霊探偵八雲 第1巻 | 2011年1月26日 | FILE 01〜FILE 02 | FCBN-0077(豪華版) |
FCBN-0083(通常版) | |||
心霊探偵八雲 第2巻 | 2011年2月23日 | FILE 03〜FILE 04 | FCBN-0078(豪華版) |
FCBN-0084(通常版) | |||
心霊探偵八雲 第3巻 | 2011年4月6日 | FILE 05〜FILE 06 | FCBN-0079(豪華版) |
FCBN-0085(通常版) | |||
心霊探偵八雲 第4巻 | 2011年4月27日 | FILE 07〜FILE 08 | FCBN-0080(豪華版) |
FCBN-0086(通常版) | |||
心霊探偵八雲 第5巻 | 2011年5月25日 | FILE 09〜FILE 10 | FCBN-0081(豪華版) |
FCBN-0087(通常版) | |||
心霊探偵八雲 第6巻 | 2011年6月22日 | FILE 11〜FILE 13 | FCBN-0082(豪華版) |
FCBN-0088(通常版) |
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