恋するウシチチ
以下はWikipediaより引用
要約
恋するウシチチ(こいするウシチチ)は、真鍋譲治原作の日本の成年漫画。全2巻。
概要
人間の男である椿潤九郎と人型愛玩動物(獣人)であるウシチチのピピ子が巻き起こすドタバタエロコメディ。当作は商業誌として2009年3月1日に富士美出版から発売されたが、担当編集者のミスにより性器部分を無修正のまま発売してしまったことで原作者である真鍋との間にトラブルが生じ、商業誌としての続巻(第2巻)の発表を断念することになった経緯がある。その後、続巻は同人誌として2009年8月16日に発売された。そのため、全2巻ながら第1巻は商業誌、第2巻は同人誌というかたちでナンバリング(巻数)が振られている珍しい作品である。なお、無修正で発売されたのは商業誌(第1巻)の初版のみであり、第1巻の第2刷以降の重版と同人誌(第2巻)は全て修正が加えられている。
あらすじ
金無し・職無し・甲斐性無しのニートである椿潤九郎は稀代のウシチチマニア。欲しいと思いながらも高額で一般人には手が出せない超高級ペットであるため、専門誌を観ては悶々としていた。そんなある日、コンビニ弁当を買って帰る途中、潤九郎のかったコンビニ弁当の匂いに釣られて現れたウシチチ「ピピ子」と出逢う。ピピ子は稀少な天然物ウシチチであり、性格は自由で気まま。そのまま半ば強引に潤九郎の住まいに棲み付いてしまう。破天荒なピピ子に気の休まる暇が無い潤九郎だが、ピピ子との出逢いによって多くのウシチチと出逢い、肉体関係を持っていく。
登場人物
人間
椿潤九郎(つばき じゅんくろう)
ヤスオ
大家さん(おおや-)
ウシチチ
ピピ子
もう一人の主人公である野良ウシチチ。ホームレスのような生活をしている時、潤九郎の買ったコンビニ弁当の匂いに釣られた結果、そのまま潤九郎の住むアパートに転がり込んで潤九郎と同棲することになる。
実はウシチチ界では極めて稀少な天然物ウシチチである。潤九郎がこれまで入手してきた情報によると、天然物ウシチチは人間によって飼い慣らされた飼育物ウシチチと違い、性格は気ままで荒い。乳の成分も調整されていないため、成分は未解明な部分が多く、人によっては下痢を起こすなどの有毒性を持つらしく、ピピ子も例外ではない。第1巻では破天荒な性格が強調されたが、第2巻では比較的常識的な性格になり始める。彼女いわく「ウシチチはみんなエロい」らしく、潤九郎が他のウシチチとエッチすること自体には比較的寛容であるが、自分を蔑ろにすると不機嫌になる。飼育物ウシチチは人間によって飼育管理されているため、人間の子供を孕まないように生殖機能を調整させられる。そのため、人間の子を孕むことはないが、ピピ子は天然物ウシチチなので生殖機能を調整させられておらず、人間の子を孕む余地が在り得る旨が作中で描かれており、エンディングでは潤九郎の子を孕んだかのように思わせるシーンが在る。