恋はジャスミン
以下はWikipediaより引用
要約
『恋はジャスミン』(こいはジャスミン)は、山本貴嗣による日本の漫画作品。『月刊ジャストコミック』(光文社)にて1983年7月号から1985年2月号まで連載された。全21話。連載中は単行本が出なかったが、1986年にジェッツコミックス(白泉社)から全3巻が刊行された。
概要
『桃源荘綺譚』の設定を大幅に変えた作品で、仙人一族の家出娘・ジャスミンを中心に、ボロアパート騒巣館の復興作戦と彼女の学園生活を描く。タイトルの「恋」が示すとおりラブコメに突入する予定で、学園編の直前に『桃源荘綺譚』のセルフパロディ(最終回の挨拶)をやるほど気合いが入っていたが、学園編突入直後に掲載誌の誌面刷新により打ち切られた。
同作の平夢和のキャラクターはのちに『エルフ・17』のマスカット・タイラーに受け継がれた。
あらすじ
巫茉莉花、ジャスミンは何の変哲もない仙人の娘。ただほんの少し他の仙人より下界に憧れているというだけの何の変哲もない少女。彼女は祖父・巫明太の協力を受け、家出して下界へと降り立つ。初めて出会った人間平和夫を騙して住処を得ようとし、彼の住むアパート騒巣館に向かうが、そこに待っていたのは、彼の実兄で平コンツェルンの平夢和。平兄弟はボロアパート騒巣館の処遇を巡り争っていた。ジャスミンと和夫はともに騒巣館の復興作戦(住人集め)を開始し、一癖も二癖もある人間を集め、平コンツェルンに立ち向かう。
騒巣館復興と平コンツェルンとの闘いの後、ジャスミンは祖父の協力のもと、素敵な彼氏を見つけるために私立愛翼学園に編入学するが、そこは不純異性交遊に特化した不良校。さらには自分より美しい人間が現れた事を知った百栗美子に目をつけられてしまう。
主な登場人物
巫茉莉花(フー・ジャスミン/かんなぎ・ジャスミン)
姉川艶子(あねかわ つやこ)
単行本同時収録作品
高い城の男(月刊ジャストコミック、1981年6月号)