悪女 (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『悪女』(わる)は、深見じゅんによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたテレビドラマ。
漫画作品は、1988年から1997年まで『BE・LOVE』(講談社)に連載された。1991年、第15回講談社漫画賞一般部門を受賞。
テレビドラマ作品では1992年に読売テレビ製作・石田ひかり主演で日本テレビ系列で放送され、2022年にはキー局の日本テレビ製作により、今田美桜主演にて同局系列で放送された。
概要
『BE・LOVE』1988年4号から1997年10号に連載。全222話。単行本は講談社コミックスビーラブから全37巻が、文庫版は講談社漫画文庫から全19巻が発行された。
落ちこぼれOLが同じ会社のエリート社員に一目惚れし、彼と釣り合う女性になるべく奮闘・成長する様子を描いた作品。毎回連載時の最初のタイトルページにはいろいろなゲーム画面のパロディイラストが描かれている。単行本の巻末には、一部を除いて「おまけのぺぇじ」という書き下ろしのショートコミックが掲載されている。
あらすじ
落ちこぼれの新入社員・田中麻理鈴は、社内で偶然会った男性社員に一目惚れし、イニシャルT・Oを手がかりにその男性社員を探し始める。同時に、同じ職場の先輩・峰岸雪から出世するための指導を受け、麻理鈴はさまざまな部署やプロジェクトチームへ次々と異動。行く先々の職場で、学歴や性別での偏見やいじめ、仕事上の困難な課題に遭遇する。しかし、まだ見ぬ恋の相手T・Oさんへの想いを支えに、持ち前の根性と明るさで真正面から立ち向かう。そんな彼女の熱意は、出会った上司や同僚、周囲の人々に影響を与え、彼女自身も成長していく。やがて、同じプロジェクトのチーフ・小野忠の情報で、T・Oさんは田村収という社員だとわかる。麻理鈴は、田村への想いをその胸に大切に抱きながら、彼にふさわしい女性になりたいと懸命に仕事に取り組んでいく。
登場人物
本編
近江物産の社員
田中麻理鈴(たなか まりりん)
田村収(たむらおさむ)
峰岸雪(みねぎし ゆき)
夏目(なつめ)
小野忠(おの ただし)
沼田総一郎(ぬまた そういちろう)
佐々木チエ(ささきちえ)
梨田友子(なしだ ともこ)
木村美佐子(きむらみさこ)
山瀬修(やませ おさむ)
板倉夕子(いたくら ゆうこ)
三島(みしま)
宮園桃子(みやぞの ももこ)
その他
紺野涼子(こんの りょうこ)
峰岸が麻理鈴に教えた出世の裏技
- お掃除担当のおばさんの名前を覚える
- 社史を覚える
- 重役全員の顔と名前を覚える
- 一通りのビジネス書に目を通す
- オセロに強くなる
- 外見だけでなく内面的な部分も鍛えて強くなる
作品の舞台
近江物産
資材管理室
海外事業部
レディスシンクタンク
タイチロ
璃羅(りら)
ホワイトローズクラブ
テレビドラマ(1992年版)
1992年4月18日から6月27日まで毎週土曜、22:00 - 22:54(JST)に読売テレビの制作で日本テレビ系列にて放送。同時刻での連続ドラマは『傷だらけの天使』以来17年ぶりとなった。 登場人物は概ね原作通りだが、キャラクターの性格やストーリー展開は原作と異なる作りになっている。 麻理鈴が、近江物産へ入社し備品管理室・秘書課2課・総務部・Cプロジェクト準備室・レディースシンクタンクを経て、退職し再度派遣社員として近江物産で働くまでのストーリーである。
キャスト
キャラクター内容は原作と共通、もしくはドラマ特有のものである。
田中麻理鈴(たなか まりりん)
北海道出身。1971年4月21日生まれ。東福山短期大学 文学部卒業。
中学から短大まで自転車通学を行っていた。
短大在学中は宴会研究会に在籍していた。
入社後は叔母の家から会社に通勤予定だったが、叔母の子が受験ノイローゼになりひとり暮らしをするようになった。
父の従兄弟の奥さんの知り合いのコネで近江物産に入社した。
小野忠
仕事ができ、Cプロジェクトの責任者やレディースシンクタンクの総合調整役などを任されている。
社内では異例の出世と呼ばれている。
高所恐怖症である。
当初は麻理鈴を嫌っており、認めていなかった。
木村美佐子
食品2課よりCプロジェクトに異動になった新入社員。
出世欲が強く、麻理鈴をライバル視している。
人と同じ洋服を着たくないという気持ちが強く、既製品のものは着ずに自分で作っている。
木登りが得意。
小野に好意を寄せている。
石井隆博
紺野涼子
梨田友子
佐々木チエ
岡野明彦
山藤はじめ
三島達郎
峰岸佐和
夏目
実川
室瀬
宇田山チーフ
林美奈子
香川薫
松本アンヌ
塚本
近江物産 相談役
T・Oさん(田村収)
警備員
サブキャスト
男性俳優
女優
ドラマの舞台
近江物産
備品管理室
備品管理室
秘書課2課
秘書課2課
総務部
総務部
Cプロジェクト準備室
Cプロジェクト準備室
近江総合研究所
近江総合研究所
レディースシンクタンク
レディースシンクタンク
太一呂
KAZUN'S
ジャンヌダルク
MPATA
テーマ曲
- 主題歌「Thank You My Girl」RABBIT
- テーマソング「思い出の瞳」デート・オブ・バース
- 挿入歌「もう一度逢いたくて」並河祥太、高橋洋子
スタッフ
- 原作 - 深見じゅん
- 脚本 - 神山由美子
- 演出 - 山本和夫(YTV)、森一弘、国本雅広、吉田使憲
- 音楽 - 小林泉美、嘉多山信、森英治
- 音楽監督 - 近藤由紀夫
- 技術協力 - フォーチュン
- 美術協力 - アックス
- 編集・MA - 東通ビデオセンター
- スタジオ - 緑山スタジオ・シティ
- 企画 - 伊地智啓、諏訪道彦(YTV)
- プロデュース - 齋藤勇司、鈴木聡、山本和夫(YTV)
- 制作 - 読売テレビ、キティ・フィルム
放送日程
各話 | 放送日 | サブタイトル | 演出 |
---|---|---|---|
LEVEL | 14月18日 | 何かいいこと… | 山本和夫 |
LEVEL | 24月25日 | 出世してみます。 | 森一弘 |
LEVEL | 35月 | 2日仕事させろ! | |
LEVEL | 45月 | 9日初めてなんです… | 国本雅広 |
LEVEL | 55月16日 | 幸せは歩いてこないッ! | |
LEVEL | 65月23日 | ウェディング・ドレス?! | 森一弘 |
LEVEL | 75月30日 | …もう一度逢いたくて | |
LEVEL | 86月 | 6日ひえーっ、社長! | 国本雅広 |
LEVEL | 96月13日 | 部下がいるもん! | |
LEVEL10 | 6月20日 | 男は会社の粗大ゴミ | 吉田使憲 |
FINAL LEVEL | 6月27日 | 君にありがとう | 森一弘 |
備考
田中麻理鈴役の石田ひかりはゴールデンタイム枠の地上波初主演の作品であり、1992年4月18日の初回放送の時点で19歳だったが、役作りを前提として本物の酒類とタバコを使用して演技を行った。なお、2000年代以降は『20歳未満の飲酒禁止』および『20歳未満の喫煙禁止』の規制強化により、禁止されている。
永瀬正敏にとっては1990年代最後の連続ドラマのレギュラー出演であり、以降は主に映画に出演している。
テレビドラマ(2022年版)
『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』(わる〜はたらくのがかっこわるいなんてだれがいった?〜)のタイトルで、2022年4月13日から6月15日まで日本テレビ系「水曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。
主演は本作がドラマ初主演となる今田美桜。
あらすじ(2022年版テレビドラマ)
第1話 1st STAGE 備品管理課
三流大学を四流の成績で卒業した田中麻理鈴は、就職試験で連続300社以上不合格になった後、社長の出身地(滋賀県)枠で株式会社オウミに合格する。入社前にスカイダイビングで出会ったT・Oがオウミの社員であることを聞いて憧れを抱いた麻理鈴は、配属された総務部備品管理課の先輩峰岸雪の勧めもあり、T・Oに出会うため出世することを決意する。営業一課の大井美加は2020年入社で入社3年目であるが、リモート研修を行っただけで、実際の営業の経験はなく、同期と共に「コロナ年入社組は、新入社員よりも使えない」と評価されており、同課の課員に名前を間違えられることもある。中学生時代より使っている徳田家具製品のよさを広島だけでなく広く知らせたいと考えて課内で提案して採用されるが、実際の営業業務は担当させてもらえない。麻理鈴の勧めで徳田家具社長の徳田永作に飛び込みの営業を行い、Eモールへの出品の同意を得る。
第2話 2nd STAGE 人事部
人事部に配置換えになった田中麻理鈴はハンカチにイニシャルT・Oを記入して落とし主探しにかこつけて探すが見つからない。上司になった夏目人事課長は有能な女性の部下を排除する「女王蜂症候群」であると評されている。夏目はリーダー研修を機に社員の有能さについて自分が一面的な見方をしていたことに気付く。麻理鈴はT・Oの姓がOではなくTであることに気付きT・Oを見つける。
第3話 3rd STAGE マーケティング部
マーケティング部に異動した田中麻理鈴が配属されたのは「おまけ」と呼ばれるリサーチチームだった。「おまけ」の廃止がうわさされる中、リサーチ業務に対する愛情を麻理鈴に指摘された先輩社員の梨田友子は、売れ残った「スッポンスープ」の販売に熱意を燃やし、企画開発部の小野忠に働きかけて完売に成功する。麻理鈴は一時帰国しているT・Oこと田村収を海外事業部に訪ねるが、すでに出発していて会えない。
第4話 4th STAGE 125周年プロジェクト
田中麻理鈴は小野忠がリーダーを務める125周年記念行事プロジェクトチームのメンバーに選ばれる。このプロジェクトは世界的ゲームデザイナーの鬼丸の協力を得て、アバターを用いた斬新な仮想ショップを設けるというもので、鬼丸はプロジェクトの元々の提案者であるエンジニア部の川端光のあこがれの人であり、川端が説明する壁のないモールに鬼丸は興味を示す。しかし、最初の説明から変わってしまった内容とあまりに男性中心的な小野の言動に鬼丸はプロジェクトからの撤退を申し出、川端をはじめとする女子社員もプロジェクトチームからはずれる。備品管理課から専務付けに異動した峰岸雪からアドバイスを受け、田中から川端の必要性を訴えられた小野は川端に詫びを入れて女子社員の復帰を求め、アバターの全面見直しをしたうえで、鬼丸にプロジェクトへの復帰を依頼し、新たなプロジェクトリーダーに川端を推薦する。田中は会社の近くでぶつかりおじさんにぶつかられて階段から落ち、意識がもうろうとする中で、小野に「あなたが好きです」と言ってしまう。
第5話 5th STAGE 社内恋愛
田中麻理鈴が異動した営業四課の三島課長は「夜8時以降の残業禁止!」「週休2日以上でメリハリを!!」「課内恋愛禁止」の3つの課訓が仕事の効率を上げていると思っている。しかし、実は課長自身が休日出勤をして過労で倒れるなど課のメンバーは「仕事が好き」過ぎてこのルールを破っていた。麻理鈴は課内でそのことを暴露したうえで、行き詰っているバレンタイン企画の「7人のショコラティエ」を自分が軌道に乗せたら課長自身がきっちり日曜に休むことを約束させ、公園で出会った鳩おじさんの協力でプロジェクトを軌道に乗せる。麻理鈴は自分の憧れのT・Oが田村収であることを小野忠に知られる。麻理鈴はクリスマスの夜にT・Oと峯岸が一緒に歩いているのを見かける。麻理鈴がクリスマスの夜の件を峯岸につめよると、峯岸は恋愛感情はなく秘密のプロジェクトの話をしていたと説明する。
第6話 6th STAGE 先輩
田中麻理鈴は、新入社員として営業四課に配属された山瀬修の指導担当になる。山瀬が清掃のアルバイトをしていたのは入社前に社内の情報を収集することが目的であった。業績が低迷しているEIDITT営業部長の国安隼は、過去の自慢話をするばかりで相手の話を聞こうとしない人物だった。企画開発部新入社員の板倉夕子は、今までの顧客層と違う客層をターゲットとするキャンペーンを行うことを小野忠に提案するが、小野は国安の話に相槌をうつだけで提案しようとしない。小野から通院のため国安との打ち合わせスケジュールの変更を依頼されたのを好機として、板倉と山瀬は2人だけで新顧客開拓を提案するが、国安は聞く耳を持たない。麻理鈴は2人から自分に相談がなかったことで先輩(=仲間)と思われていなかったのかと失望する。国安への弁解のために板倉を連れてEIDITTを訪れた小野は、国安が新顧客開拓を提案したかのように話し、承諾を得る。実は、小野は板倉の提案を認め、話を切りだすタイミングを計っていた。麻理鈴は社内の多数の知り合いに「変身」をテーマとする動画への出演を依頼する。特にバズったのは嫌がる峯岸を無理やり出演させ、メイキング映像と組み合わせたバージョンであった。小野は山瀬に麻理鈴が好意を持っているのは自分ではなくT・Oであることを話す。麻理鈴は峯岸からT・Oと一緒に進めているのは3年以内に女性管理職の割合を5割にするプロジェクトであることを聞き「JK5」と命名する。
第7話 7th STAGE 社内政治
社長が倒れ、次期社長として専務の島田礼治と社長ジュニアの神山伝弥の名前がうわさされる。有能との評判が高い島田に比べ伝弥は人望がなく、伝弥が立ち上げた未来プロジェクトの2回目の会議に参加したのは田中麻理鈴と広報部の根津緑の2人だけであった。根津は麻理鈴に専業主婦を目指していると話す。麻理鈴と根津は社長宅で伝弥の誕生日パーティーを企画するが、同日に島田と峯岸も集会を開催し、パーティーには小野忠が短時間顔を出しただけで他の社員は参加しない。3人で星空を見上げながらよもやま話をするうちに、伝弥は介護プロジェクトで社会貢献することを決意し、小野の学生時代の先輩でアウトドアメーカー社員の佐山達也の協力を得る。根津は企画開発部の如月隼人の指示で伝弥を陥れる材料を探すために接近していたのだが、伝弥に真剣に協力することを決意する。峰岸とT・OはJK5について島田専務の内諾を得ていたが、島田は内諾を白紙に戻す。予想より早く社長の座が近づいてきたことでJK5に対し逃げ腰になった島田に峰岸は失望観を持つ。しかし、T・Oの励ましで峰岸は意欲を取り戻し、伝弥を社長にするBプランに移行し、T・OがJK5をリークすることで島田派の切り崩しを計る。伝弥は介護プロジェクトを広報するテレビの生放送の際に、島田を社長に推すこと、自分は介護プロジェクトに専念することを公表し、麻理鈴は島田がJK5を進めていることを公表する。根津は、伝弥のプロポーズを受け入れ伝弥を島田の次の社長にすることを目指すと麻理鈴に話す。島田は取締役会の全員一致で次期社長に指名され、峰岸にJK5の再開と麻理鈴を切ることを指示し、麻理鈴は再び備品管理課に異動する。
LAST STAGE ガラスの天井
JK5が始まって半年が経過しリストラも行われて、社内にはギスギスした雰囲気がただよう。田中麻理鈴はJK5推進室長峰岸雪の意欲のないものは切り捨て外部から人材を補充すればよいという考え方に異を唱えるが、峯岸は意に介さず麻理鈴もいらないと言う。女子社員からは管理職を回避する動きも生じ、麻理鈴が担当する女子管理職研修講座の出席者が0になる。麻理鈴は別館地下にJK5推進室別室を設け、女子社員の抱える問題を個別に解決することに乗り出す。麻理鈴は、企画開発一課課長の笹沼エミリと間宮マミコの問題に対処する中で男子社員が他の社員に悩みを相談できずにいることに気付き、梨田友子、川端光の協力を得て匿名掲示板の「雑談ルーム」を設置して情報収集をする。週刊誌にJK5に関する暴露記事が掲載される。辞表を胸に社内説明会に臨んだ峰岸であったが、麻理鈴により峰岸が周囲が思っているようなハイスペック女子ではないことが暴露され、一同の笑いの中で峰岸は退職を思いとどまり推進室に男性を加え改善することを約束する。田村収は麻理鈴がいつも口にするT・Oが小野忠だと誤解する。
キャスト
主要人物
田中麻理鈴(たなか まりりん)
滋賀県出身。株式会社オウミ総務部備品管理課勤務(第1話)。人事部(第2話)。マーケティング部(第3話)。125周年プロジェクト出向(第4話)。営業部・営業四課(第5話)。総務部備品管理課(第8話)。「女性の管理職五割計画 推進室」(第9話)。「JK5推進室分室」→「シン・JK5推進室」(最終話)。
峰岸雪(みねぎし ゆき)
備品管理課の先輩社員。麻理鈴に出世の極意を伝授する。経営戦略本部に異動し、田村と組んで女性管理職を5割に増やす「JK5」なる会社変革案を起草。7話で執行役員になったことが明らかになった。第9話では取締役として「女性の管理職五割計画」推進室室長となる。
株式会社オウミ
T・O(田村収)
海外事業部勤務。麻理鈴が一目惚れした運命の人。スカイダイビングで知り合う。第9話で経営戦略本部に異動。
小野忠
オウミで出世街道を突き進むエリート社員。企画開発部・企画開発一課。
山瀬修
清掃のアルバイト。社内事情に精通している。第6話でオウミに入社し営業第四課に配属される。
営業部
大井美加
ドラマオリジナルキャラクター。広島出身。営業部・営業一課。2020年採用で入社3年目。同期はコロナ年入社組と呼ばれ、新入社員より使えないと評価されることもある。中学生時代より使っている徳田家具製品のよさを広島だけでなく広く知らせたいと考えて営業一課で推薦する。同僚に名前を間違えられる。
白田哲士
営業一課。小野忠と同期。
高木真守
営業一課・課長。
赤山
営業一課。
緑川
営業一課。
押立信也
125周年プロジェクトメンバー。
若松雅樹
125周年プロジェクトメンバー。
三島正則
営業四課・課長。
七尾明
営業四課。三島課長の部下。
萬田志津香
営業四課。
百田綾乃
営業四課。
千野光司
営業四課。
人事部
夏目聡子
人事部人事課・課長。
江上達彦
人事部・部長。
森岡巧
人事部人事課。小野忠と同期。
春田すみれ
人事部人事課。
秋山葵
人事部人事課。
佐伯琴美
人事部人事課。
小林桜
人事部人事課。寿退社する。
カスタマーセンター部
三瓶花子
宮川桃花
石川啓太
千葉杏奈
マーケティング部
梨田友子
恩田和久
小野忠の同期。
清水淳
部長。退職願を出す(第9話)。
早見若葉
稲垣香織
エンジニア部
川端光
小野忠の同期。125周年プロジェクトメンバー。
企画開発部
畑中健介
企画開発部・部長。
笹沼エミリ
企画開発部・企画開発一課・課長。
是政誠
企画開発一課。125周年プロジェクトメンバー。
宮西加奈
企画開発一課で小野忠の部下。125周年プロジェクトメンバー。
板倉夕子
新入社員。企画開発一課。
如月隼人
小野忠と同期。
間宮マミコ
自ら志願して企画開発部から備品管理課へ異動したが(第8話)、再度志願し戻った(第9話)。
月島亮一
企画開発一課。課長補佐。
星田奏
企画開発一課。
業務管理部
二谷杏子
三島課長の元妻。
広報部
根津緑(ねづ みどり)
オウミの未来プロジェクトのメンバーの1人。社長ジュニアにハニートラップを仕掛けようと企む。
経理部
滝川基樹
部長。
吉武
備品管理課に孫の手を注文する。
商品部
及川隆
麻理鈴にT・Oと間違われる。柔道が得意。
海外事業本部
マイケル・キース
欧州・北米課。麻理鈴のTikTok動画作成に協力する。
情報産業ビジネス部
大島剛志
田中麻理鈴にT・Oと間違われる。「未来プロジェクト」参加メンバー。
レンタル呉服部門
室井守
「未来プロジェクト」参加メンバー。
総務部
真島
総務部長。
竹内一成
備品管理課・課長。
町山博道
備品管理課。早期退職する。
本山祐介
備品管理課。早期退職する。
土方周防
総務課。総務部のMr.ルールブック。
女性の管理職五割計画 推進室 → シン・JK5推進室
森麻実
一条菜々
上記二人はヘッドハンティングされ入社。峰岸のことを「峰さま」と呼ぶ「峰岸ガールズ」。
重役
島田礼治
専務取締役。第7話で取締役会で社長に推挙される。
神山伝
代表取締役社長。第7話で病気で退任することになる。
神山伝弥
オウミ社長の御曹司。取締役で次期社長候補。会社の10年後を考える「未来プロジェクト」を立ち上げる。
阿藤陸
取締役。島田派。
馬場平蔵
取締役。島田派。
受付
広田萌
麻理鈴に頼まれてTikTok動画に出演する。
朝日紀香
清掃員
遠藤
吉田
その他
村松カンナ
麻理鈴の行きつけの居酒屋「タイチロ」の店員。お店の看板娘。
ゲスト
第1話
居酒屋「タイチロ」の客
徳田永作
徳田家具社長。大の釣り好きでミノー(ルアー)にも関わらず置き竿で大物を釣ってしまう。
長谷川大五郎
徳田家具専務
第3話
アンミカ
店員
スッポン料理店「くるま屋」
亀井
スッポンスープ販売の会社「スッポン家族」
第4話
鬼丸
正体不明の世界的ゲームデザイナー
ぶつかりおじさん
第5話
マル
謎のおじさん。
アカギ
麻理鈴の営業先「アンジュ・ショコラ」の店長。
チホ
「アンジュ・ショコラ」の店員。
第6話
国安隼(くにやす じゅん)
スポーツ系アパレルメーカーEIDITT営業部長。
第7話
小林宏
定年前にオウミを介護離職。神山伝弥の介護体験に協力する。
小林の母親
要介護者。
リポーター
「ビジネス最前線」のリポーター。
鈴木タロウ
街頭演説する衆議院議員候補。
佐山達也
小野忠の大学の先輩。アウトドアメーカーYamanias社員。
第8話
竹内えり子
竹内備品管理課課長の妻。
間宮翔
間宮キミコの息子。
間宮花恋
間宮キミコの娘。
麻理鈴とT・Oとの娘
麻理鈴の妄想。
第9話
谷村
病児保育施設の看護師。
別府隆太
アパレルメーカーMM LIFE営業部。
日向
鶴馬食品社長。
講師
女性管理職育成研修の講師。
最終話
間宮司
間宮マミコの夫。
ホットヨガ講師
一条の昔の上司
スタッフ
- 原作 - 深見じゅん『悪女』(講談社『BE・LOVE』)
- 脚本 - 後藤法子、松島瑠璃子
- 演出 - 南雲聖一、内田秀実、山田信義
- 音楽 - 松本晃彦
- ナレーション - 島本須美
- 主題歌 - J-JUN with XIA(JUNSU)「六等星」(First JB music)
- チーフプロデューサー - 加藤正俊→田中宏史
- プロデューサー - 諸田景子、小田玲奈、大塚英治、平井十和子
- 制作協力 - ケイファクトリー
- 製作著作 - 日本テレビ
放送日程
話数 | 放送日 | サブタイトル | ラテ欄 | 演出 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 4月13日 | 1st STAGE コロナ年入社(備品管理課) | 30年支持され続ける名作 2022版! 会社が楽しくなる出世術を学ぶ新ヒロインが誕生! |
南雲聖一 | 8.5% |
第2話 | 4月20日 | 2nd STAGE 女の敵は女!?(人事部) | お仕事が楽しくなる出世術(2) 味方は1番の敵!? マリリン快進撃続く |
8.1% | |
第3話 | 4月27日 | 3rd STAGE 省エネ節約社員(マーケティング部) | 仕事はお金のため? 節約省エネ社員VSマリリン 評価受ける業務は!? |
内田秀実 | 7.9% |
第4話 | 5月 | 4日4th STAGE 男女格差(125周年プロジェクト) | チーム結束の鍵は男と女の手押し相撲!? マリリン憧れ上司に急接近 |
南雲聖一 | 7.3% |
第5話 | 5月11日 | 5th STAGE 社内恋愛(営業部) | 社内恋愛大国ニッポン! 恋のライバルは師匠!? 強敵と闘え |
内田秀実 | 7.2% |
第6話 | 5月18日 | 6th STAGE 先輩(営業部) | マリリン2年目 新章突入 後輩と働き方すれ違う 先輩失格で無念の涙 |
山田信義 | 7.0% |
第7話 | 5月25日 | 7th STAGE 社内政治(社長ジュニア企画) | 怖〜い社内政治!? 派閥と権力… マリリンついに悪女になる |
南雲聖一 | 7.0% |
第8話 | 6月 | 1日8th STAGE 働き甲斐(備品管理課 再び) | マリリンの逆襲! 家庭と仕事… どっちも諦めない生き方はズルい!? |
山田信義 | 7.3% |
第9話 | 6月 | 8日9th STAGE 女性の管理職5割計画(JK5) | マリリンが師匠と決裂!? 会社改革は正義か悪か… 最終決戦 |
内田秀実 | 7.0% |
最終話 | 6月15日 | 10th STAGE ガラスの天井(女性の管理職5割計画) | 最終決戦! ガラスの天井の向こうに見える景色と幸せ |
南雲聖一 | 7.7% |
平均視聴率 7.5% (視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム) |
- 初回は『1億人の大質問!?笑ってコラえて!×悪女(わる)合体SP』として、『笑ってコラえて3時間SP』(19:00 - 21:54)からステブレレスで接続、21:54 - 22:54の6分繰り上げで放送された。
その他
情報解禁前の2月7日から13日まで、JR渋谷駅にて「田中麻理鈴って誰?」と題した入社辞令広告が掲示された。また、日本テレビ内の特設サイトではキーワードを入力すると解禁前のドラマ情報を確認できるというキャンペーンが実施された。
スピンオフドラマ
『悪男(わる)〜恋する男がカッコ悪いなんて誰が言った?〜』のタイトルで、第8話、第9話、最終話の放送終了後に「Tver」で無料配信。
キャスト(スピンオフドラマ)
- 小野忠 - 鈴木伸之
- 山瀬修 - 高橋文哉
- 田中麻理鈴 - 今田美桜
スタッフ(スピンオフドラマ)
- ナレーション - 島本須美
- 脚本 - 中村允俊
- 演出 - 千葉行利
- プロデューサー - 諸田景子、大塚英治
配信日程
話数 | 配信日 | サブタイトル |
---|---|---|
第1話 | 6月1日 | 8.5th STAGE コクハラ。 |
第2話 | 6月8日 | 9.5th STAGE フラれた。 |
第3話 | 6月15日 | 10.5th STAGE たられば。 |
受賞歴
- 第112回ドラマアカデミー賞
- 主演女優賞:今田美桜
- 主演女優賞:今田美桜