悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜
ジャンル:ハイファンタジー,
題材:異世界への転生・転移,
以下はWikipediaより引用
要約
『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』(あくやくれいじょうレベルきゅうじゅうきゅう わたしはうらボスですがまおうではありません)は、七夕さとりによる日本のライトノベル。小説家になろうにて2018年6月から連載され、2019年5月からは書籍版がカドカワBOOKS(KADOKAWA)より刊行されている。
メディアミックスとして、のこみによるコミカライズが『B's-LOG COMIC』(KADOKAWA)にてVol.85(2020年)から連載中。2021年12月にはボイスコミックが公開された。2024年からはテレビアニメが放送中。
あらすじ
主人公の女性は前世でプレイしていた乙女RPG「光の魔法と勇者様」(略称ヒカユウ)の世界に、悪役令嬢でありゲームの裏ボスでもあるユミエラとして転生した。主人公は自分が倒される結末を回避するためにゲームのストーリーに干渉しないと決めるが、不測の事態に備えてレベル上げを徹底したことで強くなりすぎてしまい、王立学園入学時にはレベル99に到達し、周囲から魔王と疑われることになる。
登場人物
担当声優は各メディアミックス作品共通の配役。
ユミエラ・ドルクネス
声 - ファイルーズあい
主人公。日本の女子大生が転生した姿。闇属性魔法が使える、乙女ゲーム「ヒカユウ」の悪役令嬢かつ裏ボス。かつての魔王と同じ黒髪という理由で、周囲からは敬遠されている。裏ボスとして討伐されないよう、ひっそり過ごそうと思っていたが、もともとゲーマー気質だったため、加減を間違えてレベルを99まで上げてしまう。
「ヒカユウ」世界の中で貴重な闇魔法を習得しており、本来魔王しか使えない闇魔法の中で最大の威力を持つブラックホールさえ作り出せる。その反面、闇以外の属性は全く使えない。なお、剣などの近接戦闘に関しては全く心得が無いが、レベルの高さゆえに適当な攻撃でも十分相手を殺せる威力を持つ。自称「闇属性と筋力に極振りした女」。
ほとんど表情を動かさず、ほぼ常に真顔。
パトリック・アッシュバトン
声 - 内田雄馬
乙女ゲーム「ヒカユウ」のモブキャラクターの一人。辺境伯家の出身で、魔物狩りの経験もある少年。戦闘での指揮能力が高く、クラスメイトたちからの人望は厚い。ユミエラの常識外れな行動に振り回されがちだが、周囲に嫌われやすい彼女をフォローする面倒見のいい好人物。
アリシア・エンライト
声 - 和氣あず未
乙女ゲーム「ヒカユウ」の元々の主人公。「ヒカユウ」世界の中で貴重な光属性魔法の持ち主で、平民階級ながら王立学園の特待生となった。お人好しかつ朗らかで困っている人を放っておけず、そのせいでトラブルに巻き込まれることも多いが、多くの人から好かれやすい。
何故かユミエラを「魔王」と思い込み、怯えるようなしぐさを取る(この時点では魔王はまだ復活すらしていないはずである)。
エドウィン・バルシャイン
声 - 八代拓
乙女ゲーム「ヒカユウ」の攻略対象の一人で、バルシャイン王国の第二王子。剣と魔法を両方使いこなせる魔法剣士。物腰は柔らかいがユミエラを嫌っている人間の一員であり、彼女がレベルを上げ続けていることを信用できず、辛く当たっている。
ユミエラに対して学園長と共謀して学園退学を謀るが、レベル99の証拠として闇魔法のブラックホールを見せつけられる。
その後勝手な推測でユミエラを貶したとして国王に叱責されるが、納得がいっていない模様。
ウィリアム・アレス
声 - 石谷春貴
乙女ゲーム「ヒカユウ」の攻略対象の一人で、王国の将軍を父に持つ大剣使いの大男。俗にいう脳筋で短気だが、正義感の強い人物。剣術に関しては人一倍努力をしており、王立学園入学前にレベル10に到達している。
剣術の授業にてユミエラに模擬戦という形で喧嘩を売るも、レベル差によりあっさり敗北してしまう。
その後勝手な推測でユミエラを貶したとして国王に叱責されるが、納得がいっていない模様。
オズワルド・グリムザード
声 - 天崎滉平
乙女ゲーム「ヒカユウ」の攻略対象の一人で、王国の大臣を父に持つ、クールな天才魔法少年。眼鏡をかけている。冷たく見えるが、困っているアリシアをさりげなく助けるなど、心優しい一面もある。基本四属性の魔法を全て使いこなし、天才と言われている。
ユミエラに対してレベル99は出来の悪い嘘扱いして見下しているが、自分が破壊できなかった強固な鎧(宮廷魔導士クラスでないと破壊できない)をユミエラが闇魔法であっさり破壊してしまい、プライドをズタズタにされる。
その後勝手な推測でユミエラを貶したとして国王に叱責されるが、納得がいっていない模様。
エレノーラ・ヒルローズ
声 - 日高里菜
乙女ゲーム「ヒカユウ」の登場人物で、バルシャイン王国唯一の公爵家であるヒルローズ家の令嬢。エドウィンに惚れており、彼に近づく女性たちを牽制している。「ヒカユウ」内では出番こそ少ないが典型的な悪役令嬢であり、ユミエラは彼女の取り巻きの一人だった。
レベル99の報告の為王宮に行ったユミエラの事を「エドウィンに婚約を申し込んだ」と勝手に思い込み、エドウィンを諦めさせる御茶会に誘った。
アドルフ
声 - 川田紳司
バルシャイン王国の騎士団長。王国最強の熱血漢。レベル60。これは魔王と戦う際の適正レベルであり、その実力がうかがえる。
国王の命令でユミエラのレベル99を証明するため全力の一撃を振るうがあっさり避けられ、レベル99であることを確信し、国王に報告した。
ジェシカ
既刊一覧
小説
- 『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』KADOKAWA〈カドカワBOOKS〉、既刊6巻(2024年1月10日現在)
- 2019年5月10日発売、ISBN 978-4-04-073172-8
- 2019年11月9日発売、ISBN 978-4-04-073379-1
- 2020年5月9日発売、ISBN 978-4-04-073642-6
- 2021年4月9日発売、ISBN 978-4-04-073862-8
- 2022年6月10日発売、ISBN 978-4-04-074407-0
- 2024年1月10日発売、ISBN 978-4-04-075251-8
漫画
- 『悪役令嬢レベル99 〜私は裏ボスですが魔王ではありません〜』KADOKAWA〈B's-LOG COMICS〉、既刊3巻(2023年2月1日現在)
- 2020年10月1日発売、ISBN 978-4-04-736216-1
- 2021年11月1日発売、ISBN 978-4-04-736681-7
- 「ドラマCD付き特装版」同日発売、ISBN 978-4-04-736793-7
- 2023年2月1日発売、ISBN 978-4-04-737355-6
- 「ドラマCD付き特装版」同日発売、ISBN 978-4-04-736793-7
テレビアニメ
2024年1月からAT-Xほかにて放送中。
スタッフ
- 原作 - 七夕さとり(カドカワBOOKS)
- 原作イラスト - Tea
- 漫画 - のこみ
- 監督 - 山岡実
- シリーズ構成 - 志茂文彦
- キャラクターデザイン - 海保仁美、金璐浩
- プロップデザイン - 白﨑詩織
- 色彩設計 - 藤井瞳
- 美術監督・設定 - 荒井和浩
- 撮影監督 - 韓國主
- 編集 - 小野寺絵美
- 音響監督 - 明田川仁
- 音響効果 - 和田俊也(スワラ・プロ)
- 音楽 - うたたね歌菜
- 音楽制作 - KADOKAWA
- 音楽プロデューサー - 竹山沙織
- プロデューサー - 根本侑果、荒川友希子、松本佳奈子、鎌田肇、飯塚彩、東真央、和田卓治
- アニメーションプロデューサー - 見﨑誠治
- アニメーション制作 - 寿門堂
- 製作 - 「悪役令嬢レベル99」製作委員会
主題歌
「LOVE or HATE?」
「好きがレベチ」
「Ray of Light」
各話リスト
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 総作画監督 | 初放送日 |
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第1話 | 裏ボス、学園に入学する | 志茂文彦 | 山岡実 | 吉田俊司 |
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| 2024年 1月9日 |
第2話 | 裏ボス、実力を見せる | 藤原良二 |
| Jumondou Seoul | 1月16日 | ||
第3話 | 裏ボス、お城に招かれる | 宮﨑なぎさ | 中嶋清人 | 1月23日 |
放送局
放送期間 | 放送時間 | 放送局 | 対象地域 | 備考 |
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2024年1月9日 - | 火曜 23:30 - 水曜 0:00 | AT-X | 日本全域 | 製作参加 / CS放送 / 字幕放送 / リピート放送あり |
2024年1月10日 - | 水曜 0:30 - 1:00(火曜深夜) | TOKYO MX | 東京都 | 製作参加 |
BS11 | 日本全域 | 製作参加 / BS放送 / 『ANIME+』枠 | ||
水曜 2:30 - 3:00(火曜深夜) | 毎日放送 | 近畿広域圏 | 『アニメ特区』第1部 |
配信開始日 | 配信時間 | 配信サイト |
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2024年1月10日 | 水曜 0:30(火曜深夜) 更新 | |
2024年1月15日 | 月曜 0:30(日曜深夜) 以降順次更新 |