拝啓、あなたはボーカロイドを知っていますか?
舞台:兵庫県,
以下はWikipediaより引用
要約
『拝啓、あなたはボーカロイドを知っていますか?』(はいけい あなたはボーカロイドをしっていますか)は、ボカロレボリューション製作委員会の企画により、北條俊正が執筆した小説作品。2012年5月に刊行された。副題は『ひとりの女子高生とボーカロイド「CUL」の物語』。
概要
インターネットで歌声合成ソフトVOCALOID(ボーカロイド)をボーカルに用いた楽曲(ボカロ曲)を発表する、ボカロPという一面を持つ女子高生を主人公にした青春小説で、2011年1月にボカロレボリューション製作委員会が製作したTV番組『VOCALO Revolution』で登場したキャラクター「CUL」を試作品のVOCALOIDとして登場させている。「CUL」は、2011年12月にインターネット社により現実のボーカロイド製品が発売されているが、作中の「CUL」はこれとは異なる主人公の叔父の勤める会社で主人公の声を使って試作品として作られた非売品のボーカロイドという設定であり、CULの「アナザーストーリー」の体裁を取っている。
本作は、ボーカロイドをはじめとするネットでの文化を社会現象として捉え、若者のライフスタイルの一要素として取り込んだ小説である。執筆を手がけた、ボカロレボリューション製作委員会代表幹事の北條俊正は、写真家としてネットでダンスの動画をネットで発表する少女たちを取材を手がける中で、今の中高生たちのネットでの有り様を親たちは知らないのではないかと感じ、小説という形で伝えるため本作が執筆された。作中には、ニコニコ動画の文化を多数登場させており、北條は「『ボカロP』や『踊ってみた』を見たり聴いたりする子、だけでなく、そのネット動画で活躍する子が、同じクラスにいる、という『高まり感』」が描きたかった光景だとしている。
物語
ボーカロイドで作った曲をインターネットの動画サイトで発表しているボカロPの前田晴子(パルコ)は、オタクでありつつも、中学生のときに目にした県立姫古川高校の体育祭『姫古祭』の応援合戦をきっかけにリアルの世界にも興味を持ち、入学した姫古川高校で、高校野球部のマネージャーを務めるとともに、応援合戦に自身がボーカロイドで製作した楽曲が使われることを目指す。
登場人物
前田 晴子
用語
県立姫古川高校(けんりつ ひめこがわこうこう)
アージュシター社
書籍情報
- 北條俊正『拝啓、あなたはボーカロイドを知ってますか?』(廣済堂出版、2012年5月19日発売、ISBN 978-4331516300)
- 単行本の帯には仲谷明香(AKB48・当時)がコメントを寄せている。
- 単行本の帯には仲谷明香(AKB48・当時)がコメントを寄せている。
アフレコ歌劇
2016年10月14日から16日の間、アフレコ歌劇「拝啓、あなたはボーカロイドを知っていますか?」が新宿シアターモリエールで公演された。アフレコ歌劇とは、演出家の絵コンテを元に事前に撮影したキャストたちの写真を、舞台に投影しキャスト本人がその場で声をあてる舞台作品。脚本・プロデュースを酒井直行、演出を大浜直樹が担当した。
キャスト
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