放課後は、異世界喫茶でコーヒーを
ジャンル:ファンタジー,
小説
著者:風見鶏,
出版社:KADOKAWA,
レーベル:富士見ファンタジア文庫,
巻数:全6巻,
漫画
作画:蔦屋空,
出版社:KADOKAWA,
掲載誌:月刊コンプエース,
レーベル:角川コミックス・エース,
巻数:全1巻,
話数:全6話,
以下はWikipediaより引用
要約
『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』は、風見鶏による日本のライトノベル。イラストはu介が担当している。富士見ファンタジア文庫 (KADOKAWA) より2017年6月から2019年7月まで刊行された。
小説投稿サイト「Arcadia」に掲載されていた『異世界に来たけど至って普通に喫茶店とかやってますが何か問題でも?』を改題・書籍化した作品である。『異世界に来たけど至って普通に喫茶店とかやってますが何か問題でも?』として第1回カクヨムWeb小説コンテストで特別賞を受賞した。なお、書籍化による加筆修正により、一部登場人物の設定変更がなされ、web版にしか登場しない人物、またその逆に書籍版にしか登場しない人物もいる。
あらすじ
魔法や異種族、魔物が存在し、迷宮から様々な素材が産出される世界のとある都市で、この世界で唯一の喫茶店を営むマスターの少年、ユウ・クロサワ。実は彼は、元日本人の転生者であるが特別な力などは無く、彷徨っていたところで元酒屋のこの店を譲り受け、元の世界にすがるように喫茶店を開く。「喫茶店と言えば美味しいコーヒーだろう」との信念をもつ彼は、この世界でもコーヒーの良さを知って貰おうと奮闘するが、良くて目覚ましの気付け、悪ければ苦いだけの泥水扱いのコーヒーは全く人気が出ない。そんなある日、店先で紅髪碧眼の少女リナリアとの出会うところから始まる。
この物語は異世界モノでは珍しく、慣れない異世界で喫茶店を営む少年と彼を取り巻く様々な人物模様を描くヒューマンコメディである。また料理に関する描写も多くこの作品の醍醐味といえる。
登場人物
ユウ・クロサワ
リナリア・リーフォント
ノルトリ
アイナレーラ
ゴル爺
ファルーバ
コルレオーネ
用語
ハルシオン
ユウが経営している喫茶店の名称。カウンター席とテーブル席があり一人で経営するには少々広いが、同時に客も少ないことで成り立っている。もとは酒場兼宿屋だったものを改装したもので、二階には宿泊用の客室がある。
迷宮
様々な素材が産出されるため、冒険者たちが挑む危険に満ちた迷宮。この迷宮を取り巻くように発展したのが、ユウたちの住む都市。
アーリアル魔術学院
都市唯一の学院で、元々は迷宮を探索する冒険者を育成するための施設だった。主に冒険者を育成する冒険学科と、魔術師を育成する魔術学科に別れている。基本的に平民は冒険学科、貴族は魔術学科に編入されるが、リナリアのような例外も存在する。迷宮を研究する研究所の役割も果たしておりその規模は大きなものである。
既刊一覧
小説
- 風見鶏(著)・u介(イラスト) 『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』 KADOKAWA〈富士見ファンタジア文庫〉、全6巻
- 000000002017-06-20-00002017年6月20日発売、ISBN 978-4-04-072310-5
- 000000002017-12-20-00002017年12月20日発売、ISBN 978-4-04-072311-2
- 000000002018-05-19-00002018年5月19日発売、ISBN 978-4-04-072692-2
- 000000002018-09-20-00002018年9月20日発売、ISBN 978-4-04-072693-9
- 000000002019-02-20-00002019年2月20日発売、ISBN 978-4-04-073099-8
- 000000002019-07-20-00002019年7月20日発売、ISBN 978-4-04-073100-1
漫画
- 蔦屋空(作画)・風見鶏(原作)・u介(キャラクター原案) 『放課後は、異世界喫茶でコーヒーを』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、000000002019-10-25-00002019年10月25日発売、ISBN 978-4-04-108685-8