漫画

新・春香伝


漫画

作者:CLAMP,

出版社:白泉社,

掲載誌:セリエミステリーSPECIAL,

レーベル:セリエミステリーHLC,

巻数:全1巻全1巻,

話数:全3話,

ドラマCD

制作:アニメイトフィルム,

発売元:エム・ビー・エス,

販売元:バンダイ・ミュージックエンタテインメント,

発売日:1994年,

話数:全5話,

枚数:1枚,



以下はWikipediaより引用

要約

『新・春香伝』(しん・しゅんかでん)は、CLAMPによるファンタジー漫画。

概要

「セリエミステリーSPECIAL」(白泉社)の、1992年10月20日号・1993年8月20日号・1994年2月20日号において掲載された。全3話。1994年11月30日には、ドラマCDが発売され、脚本はCLAMPが手がけている(原作の蓮姫、懐旧譚がベースとなっている)。

李氏朝鮮時代の小説『春香伝(チュニャンヂョン)』を原作としながらも、CLAMPによる独自のアレンジが加えられた作品となっている。

あらすじ

高麗(コリョ)国に蓮姫(リョンフイ)と呼ばれる小さな町があった。この町を管理していた貴族階級両班の男は、必要以上の徴税によって住民を苦しめ、その息子もまた町中で住民に粗野な態度で振舞っていた。春香は、それが我慢ならず、悪人を得意の武術で懲らしめる日を送っている。そんなある日、夢龍という旅人が、春香の家を訪ねてくる。

登場人物

声の記述は、ドラマCDのみ。

春香(チュニャン)

声:白鳥由里
主人公。14歳。ポニーテールが特徴の少女で、正義感に溢れる。死んだ父親の代わりに母を守るため、武術を習得した。耳飾りを武器に変えるなどの術も使える。
明華(ミョンファ)

声:池田昌子
春香の母親。高麗一と名高い秘術師(シンバン)で、薬の調合や呪いを生業としている。美人。
夢龍(ムロン)

声:置鮎龍太郎
旅人と称して明華を訪ねるが、両班の悪行にも関心がある様子。食べ物に目がない大食漢。
両班(リャンバン)

声:麦人
高麗の中央政府(チュンアン)から派遣された、蓮姫の支配者。明華に言い寄るも、春香によって度々追い返されている。
両班の息子

声:飛田展男
父親の権力を笠に着て、町中でしばしば横暴に振舞う。
香丹(ヒャンタン)

声:永島由子
町中で両班の息子に絡まれていたのを、春香に助けられた女性。
玉蓮(オンリョン)、春蓮(チュンリョン)

蓮姫を出た後、春香と夢龍が偶然に出会った秘術師の姉妹。舞を天の神にささげて雨を請う力を持っている。
夜語(ヤゴ)

蓮姫を出た後、春香と夢龍が立ち寄った町・水月(スウォル)で出会った老女。鴉を使って声を届ける術などを使う、名高い秘術師。
闇青(アンチョン)

水月の両班が着任時に連れてきた青年秘術師。水月名産の水の花を独り占するため、水月に到着した日に、天の神を怒らせて町を干上がらせる。

シングルCD

行人 KOUJIN(作詞:大川七瀬、作曲・編曲:外山和彦、歌:山根栄子)

アメンオサの表記について

作中、中央政府直属で両班監視の為に派遣された隠密として「暗行御吏(アメンオサ)」が挙げられているが、正しい表記は「暗行御史」である。暗行御史も参照。

作品一覧
  • 新・春香伝 蓮姫(リョンフイ)(1992年10月20日号、セリエミステリーSPECIAL、白泉社)
  • 新・春香伝 水月(スウォル)(1993年8月20日号)
  • 新・春香伝 懐旧譚(1994年2月20日号)
  • 新・春香伝 昼食譚(1996年、ドラマCDブックレット)
既刊
  • 新・春香伝(1996年12月、SERIE MYSTERY HLC PRESENTS、白泉社、ISBN 4-592-15550-5)
  • 新・春香伝(2002年3月、白泉社文庫、白泉社、ISBN 4-592-88713-1) - 解説は尹仁完。