新・紺碧の艦隊
以下はWikipediaより引用
要約
『新・紺碧の艦隊』(しん・こんぺきのかんたい)は、荒巻義雄原作の架空戦記小説であり、『紺碧の艦隊』『旭日の艦隊』の続編に当たる作品。
概要
世界最大の版図を持つに至った独逸神聖帝国との「休戦協定」は破れ、再び戦火の上がった後世において、前大戦と同じく「陰軍」として「世界最終大戦」を戦い抜いた、紺碧艦隊や日本の特殊部隊などの活躍を描く。
1997年に執筆を開始し2000年に同じ続編である『新・旭日の艦隊』と共に完結した。巻数は全9巻。なお、第1巻である『新紺碧の艦隊 零』は徳間書店から出版されているが、第2巻となる『壱』からは幻冬舎から出版されている(ただし2006年12月から発売された文庫版は徳間文庫として出版されており、文庫版1巻には新書版3巻分を収録、以後は新書版2巻分を文庫版に収録する構成をとり全4巻)。
コミック版は前シリーズ同様居村眞二によって描かれていたが2005年9月1日に居村が自宅で急逝し、3巻で終了となってしまった。 第3巻には「最終4巻」との予告があるため、全4巻で完結予定だったようである。コミック版『新・旭日の艦隊』の作者である飯島祐輔が未完部分の執筆を表明し、2009年4月に『新・旭日の艦隊 須佐之男死闘篇』の上巻が発売された。2009年6月25日に下巻が発売され、『紺碧』『旭日』の「艦隊シリーズ」は全て完結した。
題名
紺碧の艦隊を参照
登場人物
前作から登場する人物
川崎弘
菊池勇人
今作から登場する人物
大日本合衆国
納屋碧
登場兵器
日本の艦船
第三次大戦時の日本潜水艦隊の大部分は核動力艦である。
超潜伊10001 須佐之男号
潜伊3001 亀天号
特潜伊601 富嶽号
潜伊501 水神号
潜補伊701 乙姫号
「特イ型」砕氷潜水輸送艦
対空潜水母艦「幻鯨」
対空潜水艇「幻魚」
対空潜水艇「幻魚」
持国天
増長天
練習航空戦艦「日向」
挺洋
小判鮫X
日本の陸上兵器
浮上戦闘車
海鋼
日本の航空機
電征Ⅹ
海零
出雲
海魔
大型旅客飛行艇 照雲(しょううん)
第3巻挿絵に描かれた機体形状は、(翼懸架式双発エンジンナセルと一体の大型フロートを持つ以外は)偶然にもロシア製ジェット飛行艇「ベリエフ設計局 Be-200」に酷似している。帝都隅田川の水上機専用飛行場から、南洋航路へ向かう便などとして使われている。
ドイツの艦船
カール大帝号
ビスマルク改級
海中戦艦ワグナー
ブラーテン(焼き肉)型潜水艦
ゲヴィッタァ(雷雨)1400型潜水艦
帝国海軍との初顔合わせでは、白銀艦隊の奇計と紺碧打撃艦隊の戦術により、2艦が船体破損により降伏・拿捕、残りは撃沈された。
ジークフリート級
ドイツの航空機
P1095X デートリッヒ
ハインケル He 170
アメリカ
M52 エイブラムス
シャーマン対空戦車
ベル P83V トムソーヤー
その他
U キャリー
ザンベンドルフ
通常の動力と燃料電池による電磁推進機構をもち、短時間ながら凄まじい静粛性を発揮する。
悪夢の構図201X年
文庫版に収録された再転生後の前原達の話をベースにした地政学講義。『新・旭日』では「悪夢の構図201X年a」として連載されている。