新婚のいろはさん
以下はWikipediaより引用
要約
『新婚のいろはさん』(しんこんのいろはさん)は、ÖYSTERによる日本の4コマ漫画。『まんがタウン』(双葉社)にて、2016年9月号から2024年1月号まで連載。同誌の休刊により、『webアクション』(同)に移籍することが発表されている。ニコニコ静画内「月刊のアクション」でもかねてから期間限定での公開・一部のエピソードの試し読みがあったが、コミックス3巻発売に際して2019年6月17日(6月号掲載・第38回)よりまんがタウン掲載分より1月遅れで完全連載化。新婚生活を始めたばかりの、新妻始・彩葉夫妻の日常を描く。シュールなネタが多かったこれまでのÖYSTER作品と違い、「ごく普通の夫婦もの」。
主な登場人物
新妻 彩葉(にいづま いろは)
本作の主役の1人。1歳年下の幼馴染、新妻始と結婚したばかりのまさしく新妻。福岡県出身の専業主婦。30歳未満。
長髪で、色は黒だが、内側はより明るく描かれている。
3人姉妹の末妹だったため「自分の物」があまりなく、旅行鞄ひとつで引っ越してきた。
林間学校で見た星空をまっさきに「始君と見たい」と思ったり、始の幼少期の一言からずっと長髪のままにしていたなど、ずっと始を特別な存在として見ていたが、自覚はなかった。
一度食べただけのオムレツ店の味をかなりの精度で再現したり、衣服を綺麗な真四角に畳んだりと、家事全般が得意。
好きな物はクマで、家の中はクマグッズで溢れており、始が贈ったぬいぐるみには名前をつけている。
「なるべく普通で、どこにでもいそうで、誰からも愛されるような人」というコンセプトで作られたキャラクター。
新妻 始(にいづま はじめ)
本作の主役の1人。彩葉と結婚したばかりで、新しいマンションに引っ越してきた。漫画家で、ペンネームは軒並ライジ。
子供の頃読んだサムソンの話の影響で長髪で通しており、普段はバンダナで纏めている。
幼少期は家庭の事情であちこち引っ越しをしており、彩葉とは福岡で出会った。身を立てるべく都会の高校に進学するに際して一人暮らしを始め、自立しないうちは恋人を作る資格もないと考えるほど真面目であり、漫画に関しては非常に真摯だが、それ以外はからっきしで友達も少ない。
漫画家としては、連載を4本持っており、別途イベントやカードゲームのイラストの依頼も来ている描写がある。
作風は旧来のÖYSTER作品のようなシュールギャグが主で、「彩葉が理解できないときほど調子がいい」と言うほどだったが、結婚を機に「余計なものは大事」とわかったとして、より万人受けのものも描くようになった。
同作者の『超可動ガール1/6』の主人公・房伊田春人と容姿が似ているが、これは『超可動ガール1/6』の連載が終了した後、「もう(春人を)描かないから」とデザインを流用したため。
早倉 哲子(そうくら てつこ)
花飾 颯斗(はなかざり ふうと)
あざなわ店主
備考
掲載誌・『まんがタウン』(2019年6月号)の「月替わりコミックエッセイ特集」にて『新婚のいろはさん』が主題となり、なぐも、氷川へきる、成原とんみ、ボマーン、ノブヨシ侍、板倉梓、おりはらさちこ、塚本ミエイ、瀬田ヒナコが1-2ページのトリビュートコミックを執筆している。
書誌情報
- ÖYSTER 『新婚のいろはさん』 双葉社〈アクションコミックス〉、既刊7巻(2023年5月11日現在)
- 2017年10月12日発売、ISBN 978-4-575-94510-2
- 2018年8月9日発売、ISBN 978-4-575-94532-4
- 2019年6月12日発売、ISBN 978-4-575-94548-5
- 2020年5月12日発売、ISBN 978-4-575-94570-6
- 2021年3月12日発売、ISBN 978-4-575-94584-3
- 2022年4月12日発売、ISBN 978-4-575-94603-1
- 2023年5月11日発売、ISBN 978-4-575-94619-2