新花織高校恋愛サスペンス
以下はWikipediaより引用
要約
『新花織高校恋愛サスペンス』(しんかおりこうこう れんあいサスペンス)は、藤本ひとみによる日本のライトノベルシリーズ。通称「新花織」。イラストはさいとうちほ。
『花織高校恋愛スキャンダル』のイラスト担当者が留学し、シリーズ最終巻『マシュマロ寓話』の発行の目途が立たないままでいた。そこで、同シリーズの人気キャラ・美馬貴司をメインとした新しいシリーズが始まることとなった(結局、『マシュマロ寓話』は出版されないまま終わった)。
同作者の『まんが家マリナ・シリーズ』『ユメミと銀のバラ騎士団』『花織高校恋愛スキャンダル』と同じ世界観であるが、これら3作品と共に未完のまま絶版となっている(『ユメミ~』のみ2013年から『夢美と銀の薔薇騎士団』としてリメイク・再版している)。
あらすじ
親友若林麻子から男に振られたと泣きつかれた春野花純。花純は麻子を振ったという中学生美馬貴司に抗議しに行く。女慣れした美馬に軽くあしらわれた花純だったが、そのあと麻子にトラブルが起こり始め、美馬と共に解決に立ち向かうこととなる。次第に美馬に惹かれはじめる花純。ところが母と美馬の父が再婚することとなった。美馬はそれを知った上で花純に一目ぼれしたと告げるが、母と親友のこともあって花純は断る。やがて母の再婚のため、花純は母と一緒に美馬家に住むこととなった。
惹かれ合う者同士が身近にいるとあって気持ちは止まらず、二人は恋人同士になる。だが、美馬のテニススランプ、昔の親友、大人の女、過去の女と次々に障害が押し寄せ、二人は「もう一度出会って恋をしよう」と別れることにしたのだった。
主な登場人物
美馬貴司(みま たかし)
小説
- 新花織高校恋愛サスペンス 君のためのプレリュード - 集英社、1990年3月
- 新花織高校恋愛サスペンス さよならのラブソング - 集英社、1990年8月
- 新花織高校恋愛サスペンス 一度だけセレナーデ - 集英社、1991年1月
- 新花織高校恋愛サスペンス 星色のフィナーレ - 集英社、1991年5月
- 新花織高校恋愛サスペンス 恋愛ノクターン - 集英社、1991年11月
- 新花織高校恋愛サスペンス 恋人たちのパシォン - 集英社、1992年7月
- 新花織高校恋愛サスペンス めぐり逢いのデュオ - 集英社、1994年1月
- 新花織高校恋愛サスペンス番外編 薔薇のソナタ - 集英社、1994年5月
ドラマCD
新花織高校恋愛サスペンス 一度だけセレナーデ - 集英社、1992年12月
- 春野花純:日髙のり子
- 美馬貴司:井上和彦
- 若林麻子:遠藤勝代
- 高柴達朗:難波克弘
- 黒田麗:子安武人
- 黒田凱:平松広和
- 北条亜絵香:岡村明美
- 春野真純:島本須美
- 貴司の父:納谷六朗
新花織高校恋愛サスペンス 恋人たちのパシォン - 集英社、1994年3月
- 春野花純:三石琴乃
- 美馬貴司:森且行
- 黒田 凱:佐々木望
- 黒田 麗:飛田展男
- ジョゼ・オスカー・ジェッタ:子安武人
- ジーナ・オブライエン:佐久間レイ