漫画

明日クビになりそう


ジャンル:ギャグ,ギャグ漫画,

舞台:企業,

漫画

作者:サレンダー橋本,

出版社:秋田書店,

掲載誌:ヤングチャンピオン,

レーベル:ヤングチャンピオン・コミックス,

発表期間:2017年3月28日 -,

巻数:既刊5巻,

漫画:明日クビになりそうEX

作者:サレンダー橋本,

出版社:秋田書店,

掲載誌:別冊ヤングチャンピオン,

発表期間:2021年5月6日 -,



以下はWikipediaより引用

要約

『明日クビになりそう』(あしたクビになりそう)は、サレンダー橋本による日本の漫画作品。『ヤングチャンピオン』(秋田書店)にて、2017年8号より連載開始。ウォーターサーバーの会社を舞台に勤労意欲のない社会人の日常を描いたギャグ漫画。2021年には『別冊ヤングチャンピオン』(同)にて、6月号よりスピンオフ作品である『明日クビになりそうEX』が連載開始。本編の単行本に同時収録されている。

2018年8月に単行本第1巻が発売された際には、堀江貴文が帯にコメントを寄せている。2021年7月19日に単行本第3巻が発売されたことを記念して、本作と「うんこドリル」がコラボレートし、コラボ漫画が秋田書店のWEBコミック誌『マンガクロス』に公開されている。

登場人物

宮本

主人公。「溜池ウォーター」の営業部に勤務している26歳の青年。やる気が無い上に捻くれており、無能で営業成績は常にビリ。その上頻繁にミスを犯してはそのミスを隠蔽しようとして悪循環に陥ることが多く、且つ詰めが甘いので必ず最後にバレて別所の鉄拳制裁を食らっている。社内勤務時はブログ更新かセクシー女優の写真集のコピーに勤しみ、外回りの際は個室ビデオショップかスーパー銭湯でサボるのが日常。好物はドクターペッパーと家系ラーメン。日々クレーム対応に追われている為、謝罪にかけてはマナー講師を唸らせるほどの腕前。
別所

宮本の上司。初登場時は係長だったが33話で課長に昇進。暴力的で宮本がミスなどをする度に暴力を振るう。宮本を入社させてしまったことについて強い罪の意識を感じており、そのため宮本がクビになることよりもまともな社会人になることを望んでいる。宮本がクビになると誤解をした時は社長にクビを取り消してもらうために頭を下げるつもりだった。酔うと泣き上戸になる。話の最後で宮本の悪事やミスを暴き鉄拳制裁するのがお約束。
市川マキ

宮本の同僚で経理事務を担当する28歳の女性。宮本を嫌っており、いつか自らの手で宮本のクビを切るのが目標。一方で嫌味混じりではあるものの、宮本にアドバイスをすることもあるが大抵無駄に終わる。夏休みに彼氏と旅行へ行ったと偽ってマンガ喫茶に入り浸ったり、婚活サイトに登録しているなど、恋愛方面ではあまり充実していない模様。
沼田

営業部に勤務する中年の男性。宮本ほどではないが仕事ができる方ではなく、宮本からは舐められている。出張を利用してクオカードを溜め込むなどセコい性格をしている。勤務中に大ニュースが起きると職場で一番に報告することが生きがいな「号外おじさん」。本作の中で唯一既婚者であることが公言されている。
中川

営業部に勤務する宮本の同期。同期の中では一番の営業成績を誇り、顧客や上司に対しての気配りが上手い。一方で営業成績が一番であることを常に自慢しているため、宮本や市川からは好かれていない。宮本を見下し無能なポンコツと馬鹿にしているが、頼まれてもいないのに彼にアドバイスをする事もあり、親切な部分もある。
部長

営業部の部長。営業部のメンバーの中では影が薄い。普段は穏やかで宮本に対して怒ることもあまりないが、酔うと嫌味ったらしい説教をしてくる。
松嶋

営業部に勤務する宮本の後輩で宮本からは「ハナクソ」と呼ばれている。元々は「ハナクソウォーター」に所属してそこで悪徳商法を行っていたが、ハナクソウォーターに警察の捜査が入ったこともあり、溜池ウォーターで勤務することに。幼いころに溺れかけたトラウマがきっかけで鼻をほじる癖がやめられなかったが、市川の施した仕掛けのお陰で改善された。宮本を慕っておりよく一緒に仕事をサボっているが、契約を取ることもあったりと宮本よりは仕事ができる模様。
社長

溜池ウォーターの社長でセクシー女優が大好き。とあるセクシー女優のチェキ会の券を宮本にゆずってもらったことがきっかけで宮本を評価するようになる。
神崎美奈子

情報システム部に所属する24歳の女性。溜池ウォーターの社員のネット使用状況を完全に把握しており、あらゆるサボりを見逃さない。趣味でR18のBL同人誌を作成しており、新刊のコピーを社内で刷っていたところを宮本に目撃され、以来宮本から仲間扱いされている。同人作家としてのペンネームは「シコシコサポートK崎」。
房枝

清掃員のおばさん。女性だけの機密情報ネットワークの司令塔的存在であり、また社内の人事権を持っている。トイレをいつも汚く利用しているという理由で宮本を嫌っている。
一条

「パコパコウォーター」に所属する営業社員。一見すると切れ者風だが、実際は宮本に勝るとも劣らないポンコツでサボり癖を持つ。理論派なサボりを得意とし、時に宮本を出し抜くこともあれば、同じサボり仲間として宮本の手助けをすることもある。仕事が増えるのを嫌い、プレゼンなどではわざと手を抜いたり、バッティングセンターで全指を突き指にしてプレゼン自体から逃れようとする等、宮本ですら狼狽える程の徹底ぶり。今井と滝沢の存在で自身が評価された時には昇進の可能性が濃厚になり、かなり憔悴する場面もあり、今井のとんちんかんな言動に我慢できず会えば必ずツッコミを入れている。宮本から貰ったボールペンをずっと所有しており、指摘されると赤面しながら否定する等、ツンデレな部分がある。宮本よりかなり頭が良く、宮本から聞かれた確率をすぐに計算できたり、年末調整もしっかり理解している。
今井

「アクメアクア」に所属する女性営業社員。「なるほど」が口癖だが実際には話の内容を一切理解しておらず、周囲からは「なるほど今井」と呼ばれており、やる気はあるのだがずれた行動ばかりする行動型ポンコツで顧客を怒らせる事が多く、彼女と比べると宮本や一条すら優秀に見え、彼らからも呆れられる程。宮本とは仲が良く、彼が他社からの引き抜きに遭いサボりスポットから消え、結局有耶無耶になりすぐに戻ってきた時は嬉し涙を流している。
滝沢

今井の同僚の男性営業社員。自分から動くことを一切せず、できるのは重りになることくらいということから「ペーパーウェイト滝沢」と呼ばれている。今井とは正反対の静止型ポンコツ。周りをよく観察しており、1日の終わりにその事を日記に記している。

書誌情報
  • サレンダー橋本『明日クビになりそう』秋田書店〈ヤングチャンピオンコミックス〉、既刊5巻(2023年4月20日現在)
  • 2018年8月27日発売、ISBN 978-4-253-14026-3
  • 2020年5月20日発売、ISBN 978-4-253-14027-0
  • 2021年7月19日発売、ISBN 978-4-253-14028-7
  • 2022年5月19日発売、ISBN 978-4-253-14029-4
  • 2023年4月20日発売、ISBN 978-4-253-14030-0