星のカービィ デデデでプププなものがたり
漫画
作者:ひかわ博一,
出版社:小学館,
掲載誌:月刊コロコロコミック,別冊コロコロコミック,小学四年生,てれびくん,コロコロアニキ,コロコロオンライン,週刊コロコロコミック,
レーベル:てんとう虫コミックス,
発表期間:1994年,2006年,
巻数:全25巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『星のカービィ デデデでプププなものがたり』(ほしのカービィ デデデでプププなものがたり)は、ひかわ博一作の漫画である。『月刊コロコロコミック』にて1994年5月号から2006年11月号まで、『別冊コロコロコミック』にて1994年11月号から2006年4月号まで連載された。その後、『コロコロアニキ』2018年冬号(2017年発売)、2018年春号に掲載後、2018年夏号から再び連載されている。この他に『小学四年生』『てれびくん』などでも同時連載された時期もある。
他のカービィの漫画と区別するため「デデププ」、「ひかわカービィ」と呼ばれることもある。
概要
任天堂およびハル研究所のテレビゲーム「星のカービィシリーズ」を題材としたギャグ漫画。
単行本は全25巻。絵柄は初期から比べると大きく変わっており、主要キャラの口癖や性格なども変化している。新作ゲームに出てくる技やキャラクターを題材にすることもある。パロディ要素や社会風刺、時事ネタが多いのも特徴。
2006年11月号でコロコロコミックでの連載は終了、同年12月号からは『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』に交代することとなった。それに伴って2001年4月号から続いていた読者コーナーの「星のカービィ★プププ通信」も終了した。
2017年12月15日発売の『コロコロアニキ』2018年冬号にて本作の描き下ろし新作漫画が11年振りに掲載され、限定付録として『デュエル・マスターズ』のひかわ版カービィ仕様カードが追加された。続く2018年春号にも2話分の読み切り漫画が掲載され、うち1話はゲームソフト『星のカービィ スターアライズ』の任天堂公式サイトで無料公開された。その後、2018年6月15日発売の『コロコロアニキ』2018年夏号より、正式に連載再開。2021年春号を以て『コロコロアニキ』が紙媒体としての発行を終了したため、以降は『コロコロオンライン』(週刊コロコロコミック)内のWeb漫画として月一で連載を継続する。
2018年3月12日には、ひかわ自選による傑作集や描き下ろし漫画を収録した「傑作選 デデデ編」が発売。本作の単行本化は2006年の連載終了以来12年振りとなる。以降も傑作選シリーズが発売されているが、連載再開後の新作の収録も兼ねており実質的な新刊となっている。
この他、2012年7月19日発売のゲームソフト『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』において、さくま良子版・谷口あさみ版と共に単行本1巻収録の第1話が収録されている。
2017年10月時点で、マンガ「星のカービィ」シリーズの累計発行部数は1000万部を突破している。
あらすじ
プププランドを舞台に、カービィが時折時事ネタを取り上げながら色々な騒動を巻き起こす。またある時は、個性豊かかつ様々なサブキャラクター(主にゲームでのデデデ大王の手下。この作品では初期と19巻、23巻の一部を除けば特に敵という設定はない)が登場してカービィたちを巻き込む。1巻ではスターロッドを盗んだデデデとポピーを相手に、カービィとチービィ(オリジナルキャラクター)が立ち向かうアドベンチャーストーリーであったが、2巻からはパロディを織りまぜた一話完結式になる(前後編に分かれて二部構成になる回もある)。
作品の特徴
全体的な変化
- 初期 1 - 2巻(1994年5月頃 - 1995年3月まで)
- 1巻では前述の通りゲーム『夢の泉の物語』にちなんで、スターロッドを奪ったデデデ大王(原作のようにナイトメアを封じるといった目的ではなく、単なるエゴのため)をカービィとチービィがスターロッドを取り返しに行くというストーリーだった。デデデが用意したダンジョンやイベントを攻略していくというもので、キャラクターは大多数がデデデの手下かつカービィたちの敵だった。1巻の途中からはデデデがプププランドを水戸黄門の世界に変えるためスターロッドをあっさり返したことで、普通の1話完結ギャグとなっているがメインのボケ役はカービィが担っており、デデデがボケをかましたり悲惨な目に遭うといった場面は少なかった。またこの頃のポピーはかなり狡賢い性格で、積極的にデデデの悪事へ加担していた。カービィに対するデデデやチービィのツッコミに、ハンマーやバットで殴るなど暴力的なものが多かった。
- 1巻では前述の通りゲーム『夢の泉の物語』にちなんで、スターロッドを奪ったデデデ大王(原作のようにナイトメアを封じるといった目的ではなく、単なるエゴのため)をカービィとチービィがスターロッドを取り返しに行くというストーリーだった。デデデが用意したダンジョンやイベントを攻略していくというもので、キャラクターは大多数がデデデの手下かつカービィたちの敵だった。1巻の途中からはデデデがプププランドを水戸黄門の世界に変えるためスターロッドをあっさり返したことで、普通の1話完結ギャグとなっているがメインのボケ役はカービィが担っており、デデデがボケをかましたり悲惨な目に遭うといった場面は少なかった。またこの頃のポピーはかなり狡賢い性格で、積極的にデデデの悪事へ加担していた。カービィに対するデデデやチービィのツッコミに、ハンマーやバットで殴るなど暴力的なものが多かった。
- 前期 2 - 7巻(1995年4月 - 1997年9月まで)
- 2巻の第7〜8話で『星のカービィ2』の仲間キャラクターであるリック・クー・カインが初登場する。反対に、チービィは敵キャラ「ディジー」としてデデデ側に寝返った(それ以降はほとんど登場していない)。相変わらずデデデとポピーはカービィたちに意地悪したり悪巧みを企んだりするが、その分仕打ちを受けることも多くなりオチでデデデが悲惨な目に遭うパターンはこの頃に確立され、それと同時にデデデが並外れた生命力の持ち主という設定が定着した。4巻では、ポピーのキャラクターデザインが一新された。
- 2巻の第7〜8話で『星のカービィ2』の仲間キャラクターであるリック・クー・カインが初登場する。反対に、チービィは敵キャラ「ディジー」としてデデデ側に寝返った(それ以降はほとんど登場していない)。相変わらずデデデとポピーはカービィたちに意地悪したり悪巧みを企んだりするが、その分仕打ちを受けることも多くなりオチでデデデが悲惨な目に遭うパターンはこの頃に確立され、それと同時にデデデが並外れた生命力の持ち主という設定が定着した。4巻では、ポピーのキャラクターデザインが一新された。
- 中期 7 - 17巻(1997年10月 - 2002年1 - 2月まで)
- この頃になるとパロディネタ(昭和後期から平成初期に流行したもの)が非常に多くなる。そして、カービィたちが色々な活動をしたり色々な世界(江戸時代や原始時代など)や職業に扮して騒動を起こすことも多くなる。リック・クー・カインの活躍がメインだが、9巻からは『星のカービィ3』の仲間キャラクターであるグーイ・ナゴ・チュチュ・ピッチ、12〜13巻からは『星のカービィ64』の仲間キャラクターであるリボン・アドレーヌ(初登場時は「アド」)も登場。特にチュチュは、カインと入れ替わる形でリック・クーに並ぶカービィの相棒及び保護者的存在となる。また、ポピーの性格も初期の狡猾さが薄れて真面目なしっかり者キャラに変化していき、デデデもカービィにあまり意地悪をしなくなる(喧嘩や対決は相変わらず続いていた)。その反面、カービィはデデデや住民に迷惑をかけたり悲惨な目に遭わせるなど、トラブルメーカーあるいは疫病神といったキャラクターが定着。また、デデデの自堕落な生活ぶりや「王様のくせに貧乏」という設定はこの頃から定着した。後年、作者はこの頃(14巻頃)がピークだったと述懐している。
- 前記から中期にかけては、マリオや『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』のマツイヒデキ、『ポケットモンスター』のピッピ、フシギバナなど他作品のキャラクター、その他実在の人物が多数ゲスト出演した。
- この頃になるとパロディネタ(昭和後期から平成初期に流行したもの)が非常に多くなる。そして、カービィたちが色々な活動をしたり色々な世界(江戸時代や原始時代など)や職業に扮して騒動を起こすことも多くなる。リック・クー・カインの活躍がメインだが、9巻からは『星のカービィ3』の仲間キャラクターであるグーイ・ナゴ・チュチュ・ピッチ、12〜13巻からは『星のカービィ64』の仲間キャラクターであるリボン・アドレーヌ(初登場時は「アド」)も登場。特にチュチュは、カインと入れ替わる形でリック・クーに並ぶカービィの相棒及び保護者的存在となる。また、ポピーの性格も初期の狡猾さが薄れて真面目なしっかり者キャラに変化していき、デデデもカービィにあまり意地悪をしなくなる(喧嘩や対決は相変わらず続いていた)。その反面、カービィはデデデや住民に迷惑をかけたり悲惨な目に遭わせるなど、トラブルメーカーあるいは疫病神といったキャラクターが定着。また、デデデの自堕落な生活ぶりや「王様のくせに貧乏」という設定はこの頃から定着した。後年、作者はこの頃(14巻頃)がピークだったと述懐している。
- 前記から中期にかけては、マリオや『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』のマツイヒデキ、『ポケットモンスター』のピッピ、フシギバナなど他作品のキャラクター、その他実在の人物が多数ゲスト出演した。
- 後期 17 - 23巻(2002年3月 - 2005年12月まで)
- この頃からさらにパロディネタ(前述と違い現代で流行したもの)や時事ネタが増え、個性的なゲストキャラクターが生き様や特技をカービィやデデデに説く話が多くなる。それに伴い、仲間キャラクターの出番が減少。カービィ・デデデ・ポピーの3人がメインキャラとなり、3人で一緒に色々なことをする話が大半を占めるようになった。また、カービィよりデデデを物語の主軸に置いた話が多くなっている。21巻を最後に、裏表紙にて作中の登場するゲストキャラクターが描かれなくなった。
- この頃からさらにパロディネタ(前述と違い現代で流行したもの)や時事ネタが増え、個性的なゲストキャラクターが生き様や特技をカービィやデデデに説く話が多くなる。それに伴い、仲間キャラクターの出番が減少。カービィ・デデデ・ポピーの3人がメインキャラとなり、3人で一緒に色々なことをする話が大半を占めるようになった。また、カービィよりデデデを物語の主軸に置いた話が多くなっている。21巻を最後に、裏表紙にて作中の登場するゲストキャラクターが描かれなくなった。
- 末期 24 - 25巻(2006年1月 - 11月まで)
- この頃になるとゲストキャラクターの登場が減少し、リック・クー・チュチュ・グーイなどの仲間キャラクターの出番が少々増えるようになるが、カイン・ナゴ・ピッチ・アドレーヌ・リボンは出番が減少して後半からはほぼ登場する機会が無くなる。24巻7話からはまるで作者が交代したかのように絵のタッチが雑になる(詳しくは後述)。そして、過去の話を少し焼き直したような話が多くなる(これは後期でも見られる)。また最終話はごく普通の展開で繰り広げられる話で、最終回であることについては一切触れられなかった。連載再開期には、当時の絵柄を線が大袈裟に歪んだ絵で自虐的に描いている。
- この頃になるとゲストキャラクターの登場が減少し、リック・クー・チュチュ・グーイなどの仲間キャラクターの出番が少々増えるようになるが、カイン・ナゴ・ピッチ・アドレーヌ・リボンは出番が減少して後半からはほぼ登場する機会が無くなる。24巻7話からはまるで作者が交代したかのように絵のタッチが雑になる(詳しくは後述)。そして、過去の話を少し焼き直したような話が多くなる(これは後期でも見られる)。また最終話はごく普通の展開で繰り広げられる話で、最終回であることについては一切触れられなかった。連載再開期には、当時の絵柄を線が大袈裟に歪んだ絵で自虐的に描いている。
- 再連載期 傑作選(2017年冬 - )
- 『コロコロアニキ』連載再開後のエピソード群で、絵柄は後期のものに近い。従来の時事ネタ・パロディに加え、十数年ぶりの復活や『アニキ』の読者対象が青年であることから「(小学生が読む)『コロコロ』ではできなかったこと」として大人向けなブラックジョークの他、作者による自虐ネタやメタフィクション要素も多く見られる。カービィの性格は初期~前期のものに近くなり、住民に迷惑をかけるようなことは少なくなっている。リック・クー・チュチュなど古参の仲間キャラも同様に登場し、ナゴ・アドレーヌ・リボンといった後期以降の出番がほとんど無かったキャラにも再び焦点が当てられている(アドレーヌはキャラデザインも少々変更されている)。更に新作での人気に合わせてメタナイトが新たなレギュラーキャラに昇格した他、ワドルディやゴルドーといったコロコロ時代は終始モブ扱いだったキャラが主役の回も描かれている。なお傑作選収録時には、連載当時から現代の世相の変化に併せて一部セリフが変更されている場合もある。
- 『コロコロアニキ』連載再開後のエピソード群で、絵柄は後期のものに近い。従来の時事ネタ・パロディに加え、十数年ぶりの復活や『アニキ』の読者対象が青年であることから「(小学生が読む)『コロコロ』ではできなかったこと」として大人向けなブラックジョークの他、作者による自虐ネタやメタフィクション要素も多く見られる。カービィの性格は初期~前期のものに近くなり、住民に迷惑をかけるようなことは少なくなっている。リック・クー・チュチュなど古参の仲間キャラも同様に登場し、ナゴ・アドレーヌ・リボンといった後期以降の出番がほとんど無かったキャラにも再び焦点が当てられている(アドレーヌはキャラデザインも少々変更されている)。更に新作での人気に合わせてメタナイトが新たなレギュラーキャラに昇格した他、ワドルディやゴルドーといったコロコロ時代は終始モブ扱いだったキャラが主役の回も描かれている。なお傑作選収録時には、連載当時から現代の世相の変化に併せて一部セリフが変更されている場合もある。
他に新作ゲームを題材にした話もあり、19巻では『夢の泉デラックス』編が2話、20巻および21巻では『エアライド』編が4話、23巻では『タッチ!カービィ』編が2話、傑作選・ペポポ編では『スターアライズ』編が1話収録されている。
絵・作風及びそれらの変化
絵柄は大幅に変化しており、『コロコロ』に連載されていた漫画の中でこれほど大きく変わったものも珍しいと言える。中でも目は大きな特徴で初期の方ではゲーム調であったが、連載が進むにつれて大きくなり輝いている感じになった。一時期はカービィの下瞼によって目の一部が隠れていた。また全体的に優しめのタッチで、濃いタッチの漫画が多い『コロコロ』の中では異色を放っていた。その一方、デデデが劇画風タッチやリアル顔になったりする描写は多い。コロコロ漫画に多く見られる下ネタや、お色気ネタは全体的に控えめ。グロテスク表現は初期では頻繁に用いられていたが、後に少なくなった(その大半はデデデが満身創痍と化しているシーン)。
作画の雰囲気が変わっていることは20巻での作者のコメント欄や連載再開後の描き下ろしでも触れられており、前者には1巻・4巻・9巻・14巻・19巻のカービィが映されていた。
上記の通りパロディ系の要素も多く、ポケモンやスーパーマリオシリーズなど任天堂に関するギャグもあった。他にも小学生向け雑誌にも関わらず間寛平のギャグ「かい〜の」や一部のカービィの歌う歌(狩人の歌ったあずさ2号の替え歌など)など当時の小学生には伝わるはずもない昔のギャグ、それを基にしたパロディ(『天才バカボン』のレレレのおじさんなど)、「キャンディーズ解散」といった時事ネタ、「赤字国債」「国有地」「ソクラテス」など小学生には難解な言葉が随所に登場することもある。後期からは芸人やタレント、テレビ番組のパロディネタが多く使われるようになった(23巻第5話ではその特色が顕著に現れている)。後に傑作選に掲載された回の一部は、消費税に関するネタや番組名などが傑作選発行時期と併せた表現に差し替えられている。
初期〜前期にかけてはカービィがボケる度にチービィやデデデ、ポピーなどに殴られながらツッコまれタンコブを作ることが多かったものの、後に口頭のみでのツッコミや「ずるっ」「どてっ」などとずっこけるシーンが大半を占めるようになった。後期〜末期では、ツッコミの語尾が「〜か」「〜かよ」「〜じゃん」と付くものが多くなり、前期で多く見られた関西風のツッコミはごく一部を除いて完全に姿を消した。
連載終了に至った理由
24巻の7話からは線や背景描写が雑になったり、目の輝きが無くなったり、スクリーントーンを使うコマが少ない・貼り忘れがあるなど絵が簡略化していった結果、まるで別人が描いたかのような仕上がりになっている(背景の簡略化などは24巻7話以前から見られている)。コミックスの表紙は以前まではCGを使うなど豪華だったものが、23巻から黄色に白の水玉(これは作者がファンレターを送った読者へ宛てた年賀状イラストの流用)とシンプルなものになった。最終回も半ば打ち切りのような形で終了したため、インターネット上では編集部との関係悪化説や作者の鬱病説などが噂され、作者自身はネット上でこれらの説を否定したもののセンセーショナルな説の方が信じられてしまい、大して注目されなかった。
『ゲッサン』2017年7月号掲載のルポ漫画『カメントツの漫画ならず道』 にて、これらの真相がひかわ自身によって明かされ「漫画に対するモチベーションが下がり、10巻頃からは1人のアシスタントの手によって作画のほとんどが作られていた」「アシスタントが辞めたことで再び自らペンを執るようになったが、徐々に作風が暗くなり追い詰められていった」などといった事実が綴られている(同作単行本2巻に収録)。
『コロコロアニキ』2018年春号掲載の『コロコロ創刊伝説』でも「ある時期から崖から転げ落ちるように漫画に対する情熱を失っていった」「話作りこそ担っていたものの、17〜18巻頃から絵の大部分を1人のアシスタントが描いていた」と綴られ、のむらしんぼとの対談ではアシスタントが辞めたことに加えて「話が作れなくなったのでゲストを呼んで強引にネタを作り、カービィにツッコませた」「しかしカービィがツッコミに回ったことで表情が死んでしまい、描くのが辛くなった」と語っている(同作単行本4巻に収録)。
『アニキ』2018年冬号掲載の復帰作も、当初は「11年前に突然やめた作品を綺麗に終わらせたい」という思いから描き始めたもので、一話限りで終わるつもりであった。それを示すように見開きページには「ありがとうカービィ」という一文が添えられており、オチもカービィが「これで思い残すことはないペポ。次はゲームの最新作で会おう」と去っていくものだった。そしてネーム段階では最後のコマに「完」とも書かれていたが掲載時には取り払い、その後で正式に連載が再開される運びとなった。
オチ
カービィによってデデデ(稀にカービィの仲間キャラやゲストキャラクター)が悲惨な目に遭わされたり、デデデ城(あるいは話のメインとなる舞台)が破壊されるといった点が多い。
表紙
裏表紙にはカービィとその巻に登場するゲストキャラクターが描かれている(1 - 3巻、9巻はメインキャラクターのみ)が、22巻はカービィとデデデ大王、23 - 25巻はカービィのみが描かれている。
背表紙上部にはコピー能力を持ったカービィが描かれている。
その他
カービィの新作ゲーム発売時などカラーページで始まることも何度かあったが、19巻収録話を最後にカラーページで始まることはなくなった。
作中では、作者のポリシーのような描写がいくつかある。
- キャラクター
- 『夢の泉の物語』の敵キャラクターのデザインは、『夢の泉デラックス』でリデザインされてもなお、『夢の泉の物語』および『星のカービィ スーパーデラックス』のものにしている(一時的に変えたといえばMr.フロスティ〈24巻〉、ペンギー〈23巻〉、ソードナイト〈20巻、22巻〉など。サーキブルに至っては『3』のもの〈『2』に登場したロードキブルに近いデザイン〉に描かれている)。
- 『夢の泉の物語』のローリングタートルやバウンダーは『夢の泉デラックス』にてそれぞれファンファン、ギップに変更されてもなお、作中に登場させている。
- 唯一変わったキャラクターはスパーキーで、初期から9巻までは頭部の球体に目が描かれていたが、後半から公式同様胴体に目が描かれるようになった。
- 前述の通り、キャラクターの大半が輝いた目をしているのが特徴であり、原作のデザインが黒目および白目のみ、あるいは描かれていないキャラクターにもそのようなデザインが施されることが多い。
- コピー能力
- カービィのコピー能力の1つ「トルネード」は『夢の泉デラックス』から「トルネイド」に改名されてからも終始改名前のもので表記されている。
- コピー能力「バーニング」は、『夢の泉デラックス』で帽子が追加されてからも『3』のように帽子を被らないタイプになっている。
- コピー能力「ホイール」「ボール」は、変身前が描かれず既に変身した状態で描かれている。また、ホイールは変身中『夢の泉の物語』のイラストのように顔をつけている。
- 『夢の泉の物語』の敵キャラクターのデザインは、『夢の泉デラックス』でリデザインされてもなお、『夢の泉の物語』および『星のカービィ スーパーデラックス』のものにしている(一時的に変えたといえばMr.フロスティ〈24巻〉、ペンギー〈23巻〉、ソードナイト〈20巻、22巻〉など。サーキブルに至っては『3』のもの〈『2』に登場したロードキブルに近いデザイン〉に描かれている)。
- 『夢の泉の物語』のローリングタートルやバウンダーは『夢の泉デラックス』にてそれぞれファンファン、ギップに変更されてもなお、作中に登場させている。
- 唯一変わったキャラクターはスパーキーで、初期から9巻までは頭部の球体に目が描かれていたが、後半から公式同様胴体に目が描かれるようになった。
- 前述の通り、キャラクターの大半が輝いた目をしているのが特徴であり、原作のデザインが黒目および白目のみ、あるいは描かれていないキャラクターにもそのようなデザインが施されることが多い。
- カービィのコピー能力の1つ「トルネード」は『夢の泉デラックス』から「トルネイド」に改名されてからも終始改名前のもので表記されている。
- コピー能力「バーニング」は、『夢の泉デラックス』で帽子が追加されてからも『3』のように帽子を被らないタイプになっている。
- コピー能力「ホイール」「ボール」は、変身前が描かれず既に変身した状態で描かれている。また、ホイールは変身中『夢の泉の物語』のイラストのように顔をつけている。
単行本では、話または幕間や単行本の巻末に4コマ漫画や『ショート劇場』と称したミニ漫画が収録されていた。25巻では漫画の代わりに、後述の『プププ通信』で惜しくも載らなかった読者からのイラストが掲載されていた。例外として6巻には話の途中にCMというものがあり、単行本全巻(初版では1巻から6巻までであり、古い版では全巻紹介されていないこともある)の表紙が紹介されたこともあった(これは雑誌掲載時に、当時『コロコロ』で連載されていた『秘密警察ホームズ』のパロディとして作品を2部構成にした(話自体は2部合わせて1話分)ことから、単行本掲載時に前編と後編の間のスペースに単行本の紹介を入れている)。
登場キャラクター
作中に登場する用語
建物や地名・乗り物
プププランド
カービィの家
デデデ城
カフェテリア式の食堂が備わっているものの、普段のデデデやポピーは普通のダイニングで食事している。宝物庫や倉庫などもあり、珍しい骨董品やお宝が所蔵されている。地下室は作中で2種類確認されており、1つは9巻に登場した通常の会議室で主に秘密の会議の際に利用される。もう1つは21巻に登場した、マリエルたちが棲みついている汚れた洋間(後にカービィたちの掃除によって綺麗になった)。
デデデの部屋に関しては、ベッドが高級仕様である点を除けばほとんど普通の間取り。14巻では部屋から階段までの距離はきっちり16歩ということが判明している。6巻ではカラオケマシンが置かれてあった。
デデデ山(1巻)
夢の泉
ワープスター
エアライドマシン(20〜21巻)
デデデ大王の銅像 / 金像
魔法の絨毯(1巻)
デデデ大王の塔(1巻)
宇宙船(1巻)
天の川(1巻)
デデデゲームパーク(1巻)
アッチ池(1巻)
さくま良子版『星のカービィ』にも同名の池が登場する。
デデーズ(2巻)
開店記念として無料で1品食べられるキャンペーンを行なったが、デデデはカービィとチービィにはハナから食べさせる気など毛頭無く自ら料理を作らせるセルフサービスにしたり、コピー能力を使わせて作った料理をわざと台無しにさせたりと妨害工作を働く。挙句に2人のみ無料キャンペーンの対象外だったことを明かし、頼んだ料理の代金分を働かせた。
しかし、皿洗いやウェイターといった仕事をカービィがこなせるはずもなく客からのクレームが殺到し、最後はコック(当時はゲーム未登場のオリジナル能力)をコピーしたカービィによってこれまでの仕返しと言わんばかりに完成した料理はおろか食材をまるっきり食べ尽くされ、閉店を余儀なくされた。
同名のレストランが後作『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』にも登場している。
無人島(2巻)
デデデ旅館(3巻)
プププ博物館(3巻)
デデデドーム(4巻)
しかし、最後はカービィとデデデの怪獣ごっこが原因で装置が壊れ、常時大雨状態になった。同時に外の雨が上がって晴天となったことで皆が外へ遊びに行ってしまったが、デデデは意地を張ってどしゃ降りのドームで遊び続けていた。
リック・クー・カインの家(5巻)
プププランド南の密林(5巻)
古代遺跡は地底湖へと繋がっていたが、他には特に何も無い。
プププ旅館(6巻)
デデデーランド(6巻)
フルーツランド(6巻)
ニューデデデドーム(6巻)
ポピーの家(7巻)
プププデパート(8巻)
ププの湯(8巻)
プププ商事(9巻)
ヒエヒエ神社(10巻)
バブルの塔(10巻)
マドゥーの洞窟
どくろ旅館(12巻)
訓練場(12巻)
天国(13巻)
地獄(13巻)
しかし楽しくしたはずの地獄も、針山地獄なら輪投げで全ての針に入れられるまでやめられず、釜茹で地獄は温度こそぬるめだが日焼けサロン化した灼熱地獄の後に入らされる(肌に染みる)、血の池地獄は赤ワインになったものの大量に飲まされ二日酔いに苦しむなど、結局は苦痛を与えられることに変わりなかった。
レストラン『PUPUPU』
健康ハイキングコース(13巻)
DD51(デデゴイチ)(13巻)
ボンカースのハンマー屋さん(13巻)
がまん道場(14巻)
プププTV(15、24巻)
ポップスター学園(15巻)
プププゆうえんち(16巻)
その実態は観覧車が極めて小さかったり(リックが回し車の要領で回した)、ジェットコースターのコースが紙製(世界初)だったりと閉園も頷けるような有様だった。しかし、最後はカービィたちの騒動によって偶然できた川下りアトラクションが人気を博し、閉園は免れた。
「プププーランド」という遊園地もある。
プププおかしタウン(16巻)
初めはつまみ食いをデデデに止められていたカービィだったが結局我慢できず、他の住民たちと共に食べ尽くされてしまった。
タイムトンネル(16巻)
すぐ隣には、かつてデデデが迷子になったという洞窟がある。
キングデデデ号(17巻)
ひみつの特訓場(18巻)
デデデの別荘(19巻)
スロー村(20巻)
村人たちは揃ってのんびりしており、ウィリーやタックでさえものんびり動いている。
デデデ号(20巻)
エステサロンプププ(21巻)
ブーラーのお化け屋敷(22巻)
不思議な島(22巻)
デデデ旅館(23巻)
しかし元々の源泉の量が少なく、繁盛し始めた頃に温泉が出なくなった。慌ててお湯を足したり(クー曰く「これじゃ銭湯だろ」)岩を置いて雰囲気だけは出そうとしたが、最後は新しく源泉を掘り当てようとしたカービィが誤って水道管を破ってしまい、水圧により崩壊した。
カービィ電車(トレイン)(23巻)
プププ池(24巻)
プププレストラン (25巻)
アイテム
マキシムトマト
無敵キャンディー
スターロッド
5巻第12話の寿司料理対決でも司会役のポピーがスターロッドを片手に登場していたが、実際に力が使われていたかは不明。その後は19巻を最後に登場しなくなった。本作のタイトルロゴの「星」の部分にも描かれている。
元気ドリンク
リンゴ
呪いのかぶと(4巻)
物凄く頑丈でカービィのコピー能力や大爆発すらも寄せ付けず、常に傷1つないピカピカの状態である。一度装着するとどんなに引っ張ろうがそのまま取れないため、クーには「呪われた防具」と称された。実は中央の星型スイッチを押すだけで簡単に取り外せる。
カービィ特製ミックスジュース(5巻)
抱き枕(5巻)
プチプチくん(気泡緩衝材)
カービィだんご(7巻)
ラブラブアイシテール(7巻)
特製ねばねばガム(9巻)
チュチュ顔面パック(9巻)
爆弾型目覚まし時計(9巻)
当然そんなものを作られたデデデは怒り、窓から放り捨てたがそうとは知らずカービィが蹴り返して戻ってきたところをデデデが誤って飲み込んでしまった。しかもタイマーが起動していたため、カービィたちが身体を小さくして(膨らませて破裂させる荒技)デデデの体内へ入り、爆発前に回収するものの何らかの拍子で残り1秒で止まっていた。しかしうっかりカービィがタイマーを動かしてしまい、結局爆発した。
しあわせになるペンダント(12巻)
しかし、ちょっとしたことや当たり前の日常でも幸せを感じられるカービィには効き目があったように思え、欲望と幸せを履き違えていたデデデにとっては何もいい事が無く、むしろ不幸に見舞われるように思えた。それでもデデデは追加で幸運グッズを買い漁るほど信じていたが、カービィは数日後にあっさりグーイへ譲り(それを聞いたポピーも「そりゃあ飽きるわな…」と内心納得していた)、最終的にはデデデのペンダントもカービィに「幸せは望むものではなく、後から気付くもの」と諭され放り捨てられた(カービィもクーにそう叱られて手放していた)。
ヤジュウダケ(12巻)
うちでの大(小)ハンマー(13巻)
ファーピィ(14巻)
デデデ型目覚まし時計(15、24巻)
ハッピー手帳(18巻)
ホッシーのぬいぐるみ(18巻)
マーくん(ウルル編)
マドゥー関連
カルタ(11巻)
呪いの人形(12巻)
育てるねんど(14巻)
ちょっと不思議なおもちゃ(14巻)
魔法の指輪(18巻)
この指輪をはめたデデデと(はめるのではなく飲み込んだ)カービィはどちらもせこい願いばかりを叶えており、指輪に深く意識を乗っ取られたデデデに関しては「チョコタマゴのおまけを全部集める」「カップラーメンの具を三倍にする」など、欲望がいつもよりせこくなっていた。これらが指輪の性質なのか彼らの性格に起因するのかは不明だが、デデデとカービィが最初に願った願いはどちらも「プププラーメンの超特盛りを食べる」で、このことに関してポピーから「この指輪をつけるとそんなにラーメンが食べたくなるのか?」と不思議がられた。結局最後はデデデの鼻輪として封印され、作った張本人のマドゥーは「せっかく作ったのに、なにやってんだか」と呆れていた。
人生すごろく(20巻)
イベント
カービィVSデデデ かけっこ一本勝負(1巻)
鉄人レース(2巻)
格闘技王大会/格闘技王決定戦(6、25巻)
プププ運動会(8、19巻)
二人三脚マラソン大会(10巻)
プププ選手権(14巻)
裏プププ選手権(14巻)
プププランドクイズ選手権(16巻)
カービィチーム:カービィ、デデデ大王、ポピー(決勝戦で敗退)
おともだちチーム:リック、クー、カイン(優勝)
なかよしチーム:チュチュ、ナゴ、ピッチ
にこにこチーム:グーイ、アドレーヌ、リボン
スカキャラチーム:ワドルディ、キャピィ、バウンダー(第1ステージで敗退)
お天気チーム:クラッコ、Mr.シャイン、Mr.ブライト(敗者復活戦で敗退)
カービィチーム:カービィ、デデデ大王、ポピー(決勝戦で敗退)
おともだちチーム:リック、クー、カイン(優勝)
なかよしチーム:チュチュ、ナゴ、ピッチ
にこにこチーム:グーイ、アドレーヌ、リボン
スカキャラチーム:ワドルディ、キャピィ、バウンダー(第1ステージで敗退)
お天気チーム:クラッコ、Mr.シャイン、Mr.ブライト(敗者復活戦で敗退)
プププ雪まつり(19巻)
プププお料理大会(21巻)
プププりんごまつり(22巻)
プププ博(24巻)
冬季プププ選手権(25巻)
バナナズッコケ祭り、デンジャラス花火大会、ピロピロたて笛フェス、ぽっちゃりひげ祭り、ぐるぐるバット選手権、ぬるぬる川遊びレース、キレキレお散歩大会、バキバキお昼寝勝負、ネバネバ宝探しバトルピリピリ鬼ごっこ選手権、あっぱれりんご祭り
ドタタ編にて登場したお祭り。あっぱれりんご祭り以外はカービィとデデデ大王の雨男のせいで(と思っていたのはカービィとデデデ大王だけで他は内心「雨男ってただの迷信だよね」と雨男が原因とは考えてはなかった)中止になった。
登場する団体
デデデ探検隊(5巻)
プププスターズ(6、24巻)
メタナイト軍団
各キャラクターの詳細については星のカービィ デデデでプププなものがたりの登場キャラクター#メタナイト軍団を参照。
プププランド調査隊(11巻)
作中で扱われた調査ファイルは「No.1999 デデデ大王は、帽子をとったらどんな頭になっているのか!?」「No.2000 カービィのおなかの中は、どうなっているのか!?」の二本(調査結果は、前者は極秘とされ、読者には最後まで明かされなかった。後者は作中で描かれたものの誰も信じなかったため、抹消された)。
プププ応援団(18巻)
怪盗プププ団(21巻)
プププ警察(21、23、24巻)
プププレンジャー(23巻)
その他
ペポ忍法(5巻)
尚、この回でポピーが悪だくみとして語る「消費税を十パーセントに」は2019年に現実になっている為、その直前に発売された傑作選ペポポ編では「30パーセント」に訂正されている。
プププ憲法(13巻)
デデデとカービィが争ってどんどん法律を増やしたが、詰め込み過ぎでブロッキーが暴走し、全ての法律を破棄した上に自分自身が好き勝手に法律を作り始めてしまった。その結果、「リンゴを拾ったら半分に割ってそれに挟まってダンスをしなければならない」「四角は正しい、丸は駄目」などと何の根拠も無い無茶苦茶な法律が定められたが、カービィのボムボムを喰らったブロッキーが角が取れて丸くなった事で、元のプププランドに戻った。
消しゴムショック(20巻)
正義の騎士デデデ エピソードII(20巻)
作中のオリジナルコピー能力
初期の方ではゲームには登場しないオリジナルコピーや『星のカービィ64』に登場しないミックスコピーがよく登場した。中期以降は既存のコピー技をアレンジしたものが多い(カービィが単体で使う「カッター」が「カイン + カッター」のようにビーム状になるなど)。
既存コピー能力
ソード
ファイナルカッター(22巻)
バーニング
火の玉バージョン(2巻)
でっかいお灸(3巻)
ぬくぬくバージョン(19巻)
電子レンジバージョン(15巻)
アイス
ワンパのアイス(10巻)
スパーク
目をスパーク(15巻)
ニードル
一本トゲバージョン(3巻)
こぶバージョン(4巻)
ねぼけニードル(7巻)
細かいバージョン(10巻)
ストーン
巨大ストーン(5巻)
スリープ
睡拳(25巻)
ホイール
うきわバージョン(4巻)
トルネイド(作中では「トルネード」と表記)
ファイア(8巻)
たて回転(21巻)
カッター
カッター(3巻)
カッター + カッター
ハンマー
ムサシ二刀流(3巻)
ゲートボールのスティック(8巻)
ボム
ボム(13巻)
ライト
ライト(10巻など)
ミラー
シミラの能力(18巻)
ボール
ふつうの男の子(ムペペ編)
ウォーター
水あそび(ズゴゴ編)
コピー能力ミックス
『64』と違いオリジナルとなる(『64』のコピー能力ミックスは別に登場)。
トルネイド+ビーム(2巻)
スパーク+ニードル+トルネード(3巻)
ハンマー+トルネイド(5巻)
ニードル+トルネイド(5巻)
パラソル+トルネード(8巻)
クリーン+アイス(10巻)
アイス+スリープ(11巻)
合体コピー能力
また、合体コピー能力にも数々のオリジナル技があった。中には仲間が単体で発動したものもあったが、デデデ大王関連のものは使いこなせずにデデデがダメージを被るものばかりであった。
リック
リック毛玉あかすり(3巻、6巻)
見た目はリックストーンと変わらないが、リックは石ではなく毛玉になっているという点で違う。また、これは技名であり、正しい呼び名は不明である。
歯いやー(ファイヤー)(8巻)
クー
クーカッター
ゲームに登場するような羽根を回転させながら飛ばすクーカッターも存在するが、スイカを切る以外にはあまり利用されず、この項に記すような羽根をクナイのように飛ばすカッターの方が使用頻度は高い。3巻の西部編では、一枚の羽根をピストルの銃弾のように飛ばすといった技も披露した。
クーファイア/バーニング(2巻、3巻、6巻)
2、3巻では「バーニング」、6巻では「ファイア」とよばれていた。
上ニードル(9巻)
カイン
カインストーン
ロケット(2巻)
カインシャワー(3巻、7巻)
3巻では「全自動洗濯機」、7巻では「カインシャワー」とよばれていた。
救急車(3巻)
うそ発見機(6巻)
クー+カイン
クリーナー(13巻)
デデデ大王
デデデ大王+ニードル(3巻)
デデデ大王+ストーン(3巻)
デデデ大王+スパーク(3巻)
スパーク(11巻)
フルコピー能力アタック(17巻)
バーニング(22巻)
バルーン(大王バージョン)(25巻)
合体コピー能力ミックス(25巻)
カービィ+デデデ大王:バーニング(全身)
カービィ:ファイア、ボムボム(いずれも口)
デデデ大王:レーザー(両眼)、ニードル(顔)、パラソル(頭)、バーニングストーン(頭)、ストーンニードル(右手)、コック(左手)、ニードルニードル(尻)
その他:ボム、カッター、スパーク
本作オリジナル
びっくり箱(1巻)
デデデ大王(1巻)
だが、すぐにカービィの気分が悪くなりデデデ大王を吐き出した。
スノーボール(1巻)
印籠/桜吹雪(1巻)
ゴールド(2巻)
ワドルディの日記・辞書(2巻)
桜の木(2巻)
コック(2巻)
かぜの症状(2巻)
巨大隕石(3巻)
コピー(4巻)
バーニンレオの熱血性(4巻)
マグマ(4巻)
石膏(5巻)
水晶玉(7巻)
花火(7巻)
また、より派手な花火を演出するために製作者のポピーが非常に感度の高い特別な火薬を使用したため、デデデ大王は花火大会の時間までカービィが衝撃で爆発しないように気遣う羽目になり、発射時にはデデデも巻き添えになり、その年の花火は大きなカービィの花火一発のみとなってしまった。
ボディーガード(11巻)
スパイキーの知識(15巻)
リフォーム(17巻)
職人(19巻)
応援(傑作選・ペポポ編)
作中でのプププランド
重要都市
自然
経済
インフラ
産業
第一次産業
第二次産業
第三次産業
軍事
政治
教育
宗教
住民構成
星のカービィ★プププ通信
『月刊コロコロコミック』2001年4月号 - 2006年11月号(連載終了)まで漫画の最後に掲載されていた読者コーナー。読者から寄せられたハガキを紹介するコーナーで、イラストのほか、「カービィのお悩み相談室」というコーナーもあった。採用された人全員に作者のサイン色紙がプレゼントされていた。25巻(最終巻)では『コロコロ』に載らなかったハガキも掲載された。
書誌情報
- ひかわ博一 『星のカービィ デデデでプププなものがたり』 小学館〈てんとう虫コミックス〉、全25巻
- 1995年4月27日発売、ISBN 4-09-142331-0
- 1995年10月28日発売、ISBN 4-09-142332-9
- 1996年4月26日発売、ISBN 4-09-142333-7
- 1996年9月28日発売、ISBN 4-09-142334-5
- 1997年2月28日発売、ISBN 4-09-142335-3
- 1997年6月28日発売、ISBN 4-09-142336-1
- 1998年1月28日発売、ISBN 4-09-142337-X
- 1998年4月28日発売、ISBN 4-09-142338-8
- 1998年9月28日発売、ISBN 4-09-142339-6
- 1999年2月24日発売、ISBN 4-09-142340-X
- 1999年7月28日発売、ISBN 4-09-142681-6
- 2000年1月28日発売、ISBN 4-09-142682-4
- 2000年8月28日発売、ISBN 4-09-142683-2
- 2001年3月28日発売、ISBN 4-09-142684-0
- 2001年9月28日発売、ISBN 4-09-142685-9
- 2002年1月26日発売、ISBN 4-09-142686-7
- 2002年6月28日発売、ISBN 4-09-142687-5
- 2002年12月25日発売、ISBN 4-09-142688-3
- 2003年3月28日発売、ISBN 4-09-142689-1
- 2003年11月28日発売、ISBN 4-09-142690-5
- 2004年6月19日発売、ISBN 4-09-143211-5
- 2005年3月28日発売、ISBN 4-09-143212-3
- 2005年10月28日発売、ISBN 4-09-143213-1
- 2006年5月26日発売、ISBN 4-09-140149-X
- 2006年10月28日発売、ISBN 4-09-140238-0
傑作選
- ひかわ博一 『星のカービィ デデデでプププなものがたり 傑作選』 小学館〈コロコロアニキコミックス〉既刊7巻
- 「デデデ編」2018年3月12日発売 ISBN 978-4-09-142676-5
- 「プププ編」2018年5月11日発売 ISBN 978-4-09-142709-0
- 「ペポポ編」2019年7月12日発売 ISBN 978-4-09-143038-0
- 「ムペペ編」2020年7月10日発売 ISBN 978-4-09-143204-9
- 「ズゴゴ編」2021年7月12日発売 ISBN 978-4-09-143326-8
- 「ウルル編」2022年7月28日発売 ISBN 978-4-09-143526-2
- 「ドタタ編」2023年8月2日発売 ISBN 978-4-09-143629-0
その他
- 『星のカービィ デデデでプププなシールブック』2019年7月12日発売、ISBN 978-4-09-735572-4