時の輝き
以下はWikipediaより引用
要約
『時の輝き』(ときのかがやき)は、折原みとによる日本のライトノベル。講談社X文庫(講談社)より1990年1月から1992年10月まで刊行された。映画化やコミカライズ化も行われた。
あらすじ
登場人物
既刊一覧
小説
講談社X文庫版
- 折原みと 『時の輝き』 講談社〈講談社X文庫〉、全2巻
- 1990年1月発行、ISBN 4-06-190578-3
- 1992年10月発行、ISBN 4-06-198681-3
講談社F文庫版
- 折原みと 『時の輝き』 講談社〈講談社F文庫〉、2005年2月発行、ISBN 4-06-280000-4
講談社文庫版
- 折原みと 『時の輝き』 講談社〈講談社文庫〉、2009年10月15日発売、ISBN 978-4-06-276497-1
漫画
- 折原みと 『時の輝き』 講談社〈KCデザート〉、2000年10月11日発売、ISBN 4-06-341107-9
映画
1995年3月18日に公開された。配給は松竹。監督は朝原雄三。高橋由美子主演作品。また、『時の輝き・映画編』と題した映画のシナリオブックもティーンズハートより刊行された。後に作者自身の手で続編小説『時の輝き・2』とともにコミック化される。
あらすじ(映画)
主な登場人物
神崎由花(かんざき ゆうか)
実習先で再会したシュンチと恋人関係になるが…。再入院したシュンチの傍にいるため、両親に「病院実習がまた始まった」と嘘をついていた。
第2部では亜矢の憧れの先輩ナースとして活躍中。亜矢のお姉さん的な存在感を見せる。その心の中には今もシュンチの存在が。
守谷峻一(もりたに しゅんいち)
その時点で、ヒザに腫瘍が確認されていたが腫瘍摘出手術を受け退院。しかし夏の再検査で肺への転移が確認され、緊急入院する。投薬でも転移巣の縮小が見られないため、抗癌剤治療を打ち切られ、副作用がなくなったことで一時的に小康状態になるも、12月26日没。
守谷亜矢(もりたに あや)
お兄ちゃん子で、峻一が薬の副作用や痛みに苦しむ間も傍を離れなかった。また、由花と峻一を間近で見ていたため、看護婦を目指す。
第2部の病院実習では仲間や患者といった様々な人と関わり、精神的に成長を遂げる。2年後新米ナースとなる。
映画版で守谷亜矢が長身の中学生に設定されたのは、原作設定の小学4年生では、作中で鍵となるセリフをきちんと言える年齢か不安だったのと、「チビの由花」を強調するためだったという。
大島(おおしま)
第2部では、救命センターでの処置に訪れるうち、由花と付き合い始め、亜矢が看護婦になる1年前に由花と結ばれる。
キャスト
- 神崎由花:高橋由美子
- 守谷峻一:山本耕史
- 由花のパパ:橋爪功
- 由花のママ:風吹ジュン
- 由花のおばあちゃん:東恵美子
- 俊一のママ:夏木マリ
- 守谷亜矢:京野ことみ
- 恭子:春木みさよ
- さとる:早瀬翼
- 婦長:石井苗子
- 来島(看護婦):角替和枝
- 永島:樹木希林
- 大島(大学病院の先生):別所哲也
スタッフ
- 監督:朝原雄三
- 製作:櫻井洋三
- プロデューサー:野村芳樹、秋葉千晴
- 脚色:山田洋次、朝原雄三
- 原作:折原みと
- 音楽:西村由紀江(ポニーキャニオン)
- 音楽プロデューサー:小野寺重之、高石真美
- 録音:岸田和美
- 撮影:長沼六男
- 美術:横山豊
- 衣装:本間邦人
- 照明:中村裕樹
- 編集:石島一秀
- 助監督:佐々木智明
- 配給:松竹
主題歌
- 東野純直:「確かに愛したとき」(ティー・グランドミュージック)
挿入歌
- 東野純直:「Lover's Moon」(ティー・グランドミュージック)
関連書籍
- 折原みと 『時の輝き 映画編』 講談社〈講談社X文庫ティーンズハート〉、1995年2月発行、ISBN 4-06-199352-6