木曜日のフルット
漫画
作者:石黒正数,
出版社:秋田書店,
掲載誌:週刊少年チャンピオン,
レーベル:少年チャンピオン・コミックス,
発表期間:2009年1月8日 -,
巻数:既刊10巻,
漫画:別冊 木曜日のフルット
作者:石黒正数,
出版社:秋田書店,
掲載誌:別冊少年チャンピオン,
以下はWikipediaより引用
要約
『木曜日のフルット』(もくようびのフルット)は、石黒正数による日本のギャグ漫画。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店刊)2009年6号から連載中。『別冊少年チャンピオン』(同社刊)にて、『別冊 木曜日のフルット』(べっさつ もくようびのフルット)のタイトルで2012年7月号(創刊号)から2018年12月号まで並行連載された(『木曜日のフルット』の一部として単行本に収録)。
半ノラネコのフルットとその半飼い主である鯨井早菜を中心に、ノラネコ社会と人間社会のゆるい日常を描く2ページのショートギャグ作品。通常の石黒作品と違い、登場人物は全て3頭身にデフォルメされている。2008年まで『週刊少年チャンピオン』で連載されていた『現代怪奇絵巻』と同じく、毎週の誌面最後尾に掲載されている。当初は10回限定の連載の予定であったが、そのまま正式連載化された。
各話のサブタイトルは「○○の巻」で統一され、「フルットの巻(回数)」または「鯨井先輩の巻(回数)」(回数は丸数字)であることが多い。当初はフルットや早菜らの世界とは全く別舞台のストーリーの回が混在していたが、連載開始10週前後以降はフルットや早菜らの世界を中心とした回が多くなっている。
タイトルロゴは手書きで、毎週デザインが変わる。欄外下段には「この作品はフィクションであり…」の断り文が書かれるが、毎回「ション」で終わる言葉を用いたネタが仕込まれており、単行本にも収録されている。この小ネタは作者ではなく担当編集者が作っている。
単行本の掲載順は雑誌掲載順と異なっており、初期の回で一部単行本に収録されていないものがある。また連載回数が増えていっても、1回目の内容が物語の時系列的に最新の話である。
登場キャラクター
人間以外
フルット
ブロン
デン
タマ
ダニー
闇の商人
人間
鯨井早菜(くじらい さな)
もう1人の主人公の、人間の女性。頼子から「鯨井先輩」と呼ばれている。セミショートヘアーとつり目が特徴的。服装にも無頓着で、いつも黒のヨットパーカーにジーンズ(夏はTシャツにショートパンツ)という出で立ち。容姿は良く、騙されて占い師をやった時、美人で評判になったことがある。
フルットによくエサをやり、暖房具代わりに部屋へ連れ込むこともあるが、正式にペットとして扱っているわけではない。定職に就かずギャンブルばかりしている駄目人間で、安いボロアパートに住んでいるが、生活能力は高く小器用な面がある。
異性への関心は薄いが、白川の思わせぶりな発言に赤面して動揺する一面も見られる。
ギャンブルの借金がきっかけで、白川のアシスタントをするようになる。頼子や間先輩と同じ女子大卒。
高見沢頼子(たかみさわ よりこ)
白川市郎(しらかわ いちろう)
富竹さん
間先輩(はざま せんぱい)
書誌情報
- 石黒正数『木曜日のフルット』 秋田書店〈少年チャンピオン・コミックス〉、既刊10巻(2023年1月6日現在)
- 2010年10月8日発売、ISBN 978-4-253-21610-4
- 2012年4月6日発売、ISBN 978-4-253-21611-1
- 2013年7月8日発売、ISBN 978-4-253-21612-8
- 2014年9月8日発売、ISBN 978-4-253-21613-5
- 2015年12月8日発売、ISBN 978-4-253-21614-2
- 2017年3月8日発売、ISBN 978-4-253-21843-6
- 2018年7月23日発売、ISBN 978-4-253-21844-3
- 2019年10月23日発売、ISBN 978-4-253-21845-0
- 2021年6月8日発売、ISBN 978-4-253-21846-7
- 2023年1月6日発売、ISBN 978-4-253-21847-4