未来レーサーブイツイン
以下はWikipediaより引用
要約
『未来レーサーブイツイン』(みらいレーサーブイツイン)は、『小学二年生』と『小学三年生』に1999年4月号 - 2000年3月号の間掲載されていた三鷹公一のミニ四駆漫画。
概要
ミニ四駆の第二次ブームの終わりの時期に学年誌のみで連載された。主要ミニ四駆に「ブレインコア」と呼ばれるドーム型のAIが搭載されているデザインが特徴で、ブレインコア搭載のミニ四駆は意思を持ち自分で考えて行動できるという設定。キット化の際はクリアパーツで再現されており別売のLEDパーツを無改造ではめ込むことができる。ミニ四駆のデザインは徳田ザウルス 。
舞台は連載時から見た近未来の200X年となっており、すべてのミニ四駆は腕時計型のデバイスで遠隔操作できるという設定で、直線しか走れないはずのミニ四駆で追い抜き・進路妨害ができるという描写に辻褄をあわせている。
ストーリー
ミニ四駆好き少年のブイは、自身の操作ミスで愛機プログレスホークVを大破させてしまい、落ちこんで帰る途中にトラックに轢かれかけた際、荷台から落ちた謎のミニ四駆を拾う。そのミニ四駆は自立型AI「ブレインコア」を搭載した意思をもつミニ四駆だった。ブイはマシンに描きこまれた「V-TRON」というマークから「ブイトロン」(後にバリアトロンとなる)と名付け、新たな相棒とする。しかし、ブイトロンは「VT計画」という、ミニ四駆にAIを搭載する計画の6号機(VT-6)でありその正式メンバーに渡されるはずのマシンだった。開発者のクボタ博士がブイトロンの記憶をリセットするがブイとの絆を消すことができなかったため、ブイを例外メンバーとしてVT計画に参加させることを決定し、ブイにブイトロンを預けることになる。
「小学二年生」と「小学三年生」に掲載されたストーリーは序盤のプロットはほぼ同じだが、後半が大きく異なり片方にしか登場しないキャラクターも多い。
小学二年生版
ブイは同じVTメンバーの少年レオンになかなか勝つことができない。レオンの愛機はさらにブレインコアの次世代コア「シンクロコア」を搭載した「シンクロマスターZ9」となり、レオンの考えとシンクロして走れるようになる。レオンに勝つ新技を習得するため、ブイはバリアトロンと特訓をはじめる。
小学三年生版
草レースで勝利し続けるブイにミニ四駆の大会「Vカップ」の招待状が届く。Vカップ優勝を目指すブイの前に、シンクロマスターを相棒としたライバルのレオンが立ちはだかるが、そこでバリアトロンとブイの絆の成果が表れる。
登場人物
ブイ(天道武一)
レオン(風間零音)
VT-5の人
エッジ
用語
VT計画
ブレインコア/シンクロコア
関連商品
バリアトロン
1999年7月発売。マイティミニ四駆。2018年9月に再発売された。
シンクロマスターZ9
1999年12月発売。マイティミニ四駆。2018年10月に再発売された。
漫画の書籍化はしていない。