小説

朽ちないサクラ


ジャンル:サスペンス,

主人公の属性:警察官,



以下はWikipediaより引用

要約

『朽ちないサクラ』(くちないサクラ)は、柚月裕子による警察小説。2015年2月10日に徳間書店から刊行された。2018年3月7日に徳間文庫から文庫判が刊行された。

あらすじ

米崎県警平井中央署生活安全課がストーカー行為の被害届の受理を、慰安旅行を理由に先延ばしにしている間にストーカー被害に遭っていた女性が殺害されるという情報を地元の米崎新聞社だけが報道したことにより、警察内部の人間による情報漏洩の疑いが浮上する。そんな中、米崎県警広報広聴課の職員である森口泉は米崎新聞社の県警担当記者でもある親友の津村千佳から「話したいことがあるから会えないか?」とのメールを受け取る。警察は慰安旅行の件でどこから情報が漏洩したのかを突き止めるのに躍起になっている。

そういう状況下で米崎新聞社の県警担当記者である親友に会っているところを警察関係者に目撃されたら、警察不祥事の漏洩者が自分自身ではないかと疑われてしまう。泉は迷ったが、泉自身も千佳に聞きたいことがあり、会うことを決める。

イタリア料理店の個室で泉と対面した千佳は情報漏洩の疑いを頑なに否定する。「お願い、信じて。疑いは絶対に晴らすから」そう告げて千佳は泉と別れた。しかし、その僅か1週間後に千佳は他殺体となって発見され、泉は警察学校の同期で県警の捜査一課刑事の磯川俊一とともに千佳の死に関する調査を独自に開始する。そんな中、真相の核心に迫る2人に不審な影が近づきつつあった。

登場人物
主要人物

森口泉(もりぐち いずみ)

米崎警察署広報広聴課県民相談係職員。
磯川俊一(いそかわ しゅんいち)

米崎警察署捜査一課の刑事で、泉とは警察学校の同期。
津村千佳(つむら ちか)

米崎新聞社の県警担当記者で、泉の親友。

米崎警察署関係者

富樫隆幸(とがし たかゆき)

広報広聴課の課長。
高橋惣一(たかはし そういち)

広報広聴課の課長補佐。
根岸友和(ねぎし ともかず)

広報広聴課県民安全相談係の係長。
竹田勝(たけだ まさる)

広報広聴課情報公開係の係長。
新井美佐子(あらい みさこ)

広報広聴課県民相談係職員で、泉の同僚。

書誌情報
  • 柚月裕子『朽ちないサクラ』
  • 単行本:2015年2月10日発売、徳間書店、ISBN 978-4-19-863905-1
  • 文庫本:2018年3月07日発売、徳間文庫、ISBN 978-4-19-894323-3
  • 単行本:2015年2月10日発売、徳間書店、ISBN 978-4-19-863905-1
  • 文庫本:2018年3月07日発売、徳間文庫、ISBN 978-4-19-894323-3
映画

2024年6月21日に公開予定。主演は杉咲花。

キャスト
  • 森口泉:杉咲花
  • 磯川俊一:萩原利久
  • 梶山浩介:豊原功補
  • 富樫俊幸:安田顕
スタッフ
  • 原作:柚月裕子『朽ちないサクラ』(徳間文庫)
  • 監督:原廣利
  • 脚本:我人祥太、山田能龍
  • 制作プロダクション:ホリプロ
  • 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
  • 製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
  • 製作:映画「朽ちないサクラ」製作委員会(カルチュア・エンタテインメント、U-NEXT、TCエンタテインメント、徳間書店、ホリプロ、ムービック、nullus)