来世は他人がいい
以下はWikipediaより引用
要約
『来世は他人がいい』(らいせはたにんがいい)は、小西明日翔による日本の漫画作品。
小西が「鉄男」の名義でpixivで発表していた同名の作品が元となっており、『アフタヌーン』(講談社)にて2017年10月号から連載中。「次にくるマンガ大賞2018」コミックス部門1位。2021年5月時点で累計発行部数は130万部を突破している。
2021年5月、単行本第5巻の発売を記念したCM動画が公開され、2022年3月には第6巻の発売を記念したPVを『月刊アフタヌーン』の公式Twitterにて公開。2023年1月に第7巻が発売された際には、それを記念して同年1月27日に同誌のTwitterと小西のTwitterにてCMが公開されている。
2022年、第46回「講談社漫画賞」総合部門の最終候補に選出。
メディアミックスとして、2023年10月にテレビアニメ化が発表されている。
あらすじ
極道の家に生まれた染井 吉乃は祖父に婚約者を決められてしまう。相手は深山 霧島という祖父の知り合いの孫で、婚約を機に吉乃は大阪から東京へ引っ越す。初めは愛想良く吉乃に接する霧島だったが、すぐに吉乃を普通の女だと思い飽きて本性を現す。霧島に身体を売るよう言われ、学校ではいじめを受け、大阪に帰りたくなった吉乃に祖父が「1年かけて自分に惚れさせ、容赦なく捨てて帰ってこい」とアドバイスをする。周りにいる男がクズばかりだと考えた吉乃は行動を起こす決意をする。吉乃は片方の腎臓を400万で売り、霧島とクラスメイトに啖呵を切った。すると霧島に惚れられ、告白と求婚をされるのだった。
登場人物
主要登場人物らが元ネタと考えられるソメイヨシノ、ミヤマキリシマ、トリアシショウマ等の花にちなんだ名前であることが特徴的。
染井 吉乃(そめい よしの)
深山 霧島(みやま きりしま)
声 - 石田彰(CM動画)
吉乃の婚約者で、関東最大の指定暴力団5代目砥草会直系の深山一家の総長の孫。総長の蕚は、実際は祖父ではなく、祖父の兄だが、過去の事件から総長預かりになっている。常に笑顔で何を考えているのかわからない。
鳥葦 翔真(とりあし しょうま)
周防薊(すおう あざみ)
読切作品
『コミックZERO-SUM』(一迅社)2015年9月号にて『二人は底辺』のタイトルで読切作品が掲載された。中学時代の吉乃が翔真と出会う話で、霧島は登場しない。
書誌情報
- 小西明日翔 『来世は他人がいい』 講談社〈アフタヌーンKC〉、既刊8巻(2023年10月23日現在)
- 2017年11月22日発売、ISBN 978-4-06-510376-0
- 2018年7月23日発売、ISBN 978-4-06-511660-9 / ISBN 978-4-06-512979-1(特装版)
- 2019年5月23日発売、ISBN 978-4-06-514835-8
- 2020年6月23日発売、ISBN 978-4-06-519771-4
- 2021年5月21日発売、ISBN 978-4-06-523330-6
- 2022年3月23日発売、ISBN 978-4-06-526863-6
- 2023年1月23日発売、ISBN 978-4-06-529919-7
- 2023年10月23日発売、ISBN 978-4-06-533312-9
イベント・コラボレート
2022年1月20日から2月6日まで「THEキャラSHOP」とコラボレートし、本作のグッズを取り扱うショップを東京都の渋谷マルイの7階にて展開。同年2月11日から27日には東京都のMEDICOS SHOPにて、ポップアップストア「『来世は他人がいい』POP UP CORNER」を開催。
2023年には、SuperGroupiesとコラボレート。作者の小西が監修を務めたコラボアイテムが制作されている。