東京ミカエル
舞台:東京都,
以下はWikipediaより引用
要約
『東京ミカエル』(とうきょうミカエル)は、原作:大塚英志、作画:堤芳貞による日本の漫画。1993年に角川書店の『月刊コミックコンプ』、メディアワークスの『月刊電撃コミックガオ!』で連載されて一旦終了し、2000年に角川書店の『ミステリーDX』に完結編が連載された。
概要
17歳の少年たちが巨大な壁に囲まれ封鎖された東京に閉じ込められ、定期的に彼らを「間引き」しにやって来る大人たちから逃れる戦争を強いられるという物語。
『月刊コミックコンプ』(角川書店)1993年1月号、『月刊電撃コミックガオ!』1993年2月号から1993年10月号で連載されたが単行本化されず、7年後に『ミステリーDX』(角川書店)2000年8月号~2000年10月号に完結編が連載され、ニュータイプ100%コミックスのレーベルで単行本化された。単行本は全2巻(上下巻)。
「封鎖された空間に閉じ込められた少年少女たちが疑似的な社会を作り始める」という本作の基本設定は大江健三郎の小説『芽むしり仔撃ち』が元ネタである。また、「17歳」という年齢設定は同じく大江健三郎の小説『セヴンティーン』が元ネタである。
あらすじ
巨大な壁に囲まれ脱出不可能な東京。そこで少年少女は17歳になると記憶を消されて目覚める。彼らは「ティーチャー(教師)」を名乗る軍隊によって定期的に「間引き」され、18歳になるまで生き延びれば東京から解放される。そして今、大江朔17歳が目覚める。
登場人物
大江朔(おおえ さく)
シャムロック
他の作品との関係
漫画『多重人格探偵サイコ』(田島昭宇画)、『JAPAN』(伊藤真美画)、小説『夏の教室』と世界観が繋がっている。
大江公彦は『多重人格探偵サイコ(漫画版、小説版、戯曲版)』、小説『冬の教室』、白倉由美のオリジナル作品である漫画『懐かしい年への手紙』にも登場している。