東遊記 (漫画)
以下はWikipediaより引用
要約
『東遊記』(とうゆうき)は、酒井ようへいによる漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)にて2004年38号から2005年22・23合併号まで連載された。
あらすじ
魔族と呼ばれる生き物によって、荒廃した世の中。サンゾー法師は、天竺に行き、世界を平和にするという願いをかなえてもらった。しかし、願いをかなえる者本人が見た世界しか平和にすることはできないという条件付き。サンゾーらは全大陸の5分の1にあたる西側ルートで天竺に辿り着いていた。よって、世界は西のみ平和になり、東の状況は変わらなかった。そこで孫・イチゾーが、大陸を東から回って世界全てを平和にする旅に出る。
大きく前半・後半に分かれており、後半は前半から3年後という設定である。後半では、シャカがジャランダーラを見つけ、世界中の魔族にイチゾー抹殺の命令を出す。
登場人物
主人公一行
イチゾー
ソンゴサン
コタマネギ
主人公の協力者たち
サンゾー
ソンゴクー
O.トロック
神々と悪魔
シャカ
ジャランダーラ
バルボガルド
モーズ
備考
- 読者からの作品人気が今一つ得られないまま、連載は8ヶ月で終了となった。しかし連載終了から3年後、作者が過去にアシスタントをしていた雷句誠が原稿紛失などのトラブルを巡って小学館に対して訴訟を提起した際に、その陳述書の中で小学館の編集部員による漫画家への無礼・非礼の一例として、本作にまつわるエピソードを披露している。
- 陳述書の中では具体的な編集部員の名前を挙げた上で、「作者が望んでいない展開を担当に押し付けられた。」・「拒否すると罵倒され、仕方なく描いたが人気は上がらなかった。」・「その押し付けた展開を収拾しないまま担当編集部員が替わった。」などの指摘がなされている。陳述の内容からは、作者であるはずの酒井を軽んじ、彼の思い描いていた構想を無視・破壊する形で、もっぱら担当編集部員と編集部が自身の思惑と都合によって物語内容を強引に振り回して作品を台無しにして、挙句の果てには不人気を理由とする打ち切りに追い込んでいったという、悲惨としか言いようのない作品製作の実情が明らかにされている。
- 連載終了後に『週刊少年サンデー超 2005SUMMER増刊号』で外伝が掲載された(単行本4巻に収録)。
- 陳述書の中では具体的な編集部員の名前を挙げた上で、「作者が望んでいない展開を担当に押し付けられた。」・「拒否すると罵倒され、仕方なく描いたが人気は上がらなかった。」・「その押し付けた展開を収拾しないまま担当編集部員が替わった。」などの指摘がなされている。陳述の内容からは、作者であるはずの酒井を軽んじ、彼の思い描いていた構想を無視・破壊する形で、もっぱら担当編集部員と編集部が自身の思惑と都合によって物語内容を強引に振り回して作品を台無しにして、挙句の果てには不人気を理由とする打ち切りに追い込んでいったという、悲惨としか言いようのない作品製作の実情が明らかにされている。