漫画

林檎と蜂蜜 (漫画)


漫画

作者:宮川匡代,

出版社:集英社,

掲載誌:ぶ〜け,Cookie BOX,

レーベル:マーガレットコミックス,

発表期間:1997年 - 2008年,

巻数:全22巻,

漫画:林檎と蜂蜜walk

作者:宮川匡代,

出版社:集英社,

掲載誌:Cookie,

レーベル:マーガレットコミックス,

発表期間:2009年4月 - 2023年11月25日,

巻数:既刊20巻,



以下はWikipediaより引用

要約

『林檎と蜂蜜』(りんごとはちみつ)は、宮川匡代による日本の漫画作品。『ぶ〜け』(集英社)にて、1998年1月号から2000年3月号まで連載後、『ぶ〜けDX』(同)にて2000年SUMMER増刊号と同年AUTUMN増刊号に掲載され、『Cookie BOX』(同)にて2001年早春号から2008年秋号まで連載。続編の『林檎と蜂蜜 walk』が『Cookie』(同)にて、2009年6月号から2024年1月号まで連載。2021年5月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は463万部を突破している。作者の宮川の代表作のひとつである。

あらすじ

ブライダルコーディネーターの渡辺歩が恋愛と仕事を通して、女としても仕事人としても自立と成長をしていく様子を描く。

登場人物
  • 年齢は初登場時に准ずる
主要人物

渡辺 歩(わたなべ あゆみ)

23歳。1975年2月23日生。ブライダル企画課に勤める。企画課唯一の女子。雨の日に自分を濡らしてまで子猫を拾ってきた大西を好きになる。猫アレルギー。今まで好きな人と両思いになったことがない。よく妄想をする。おしりにアザがあるらしい(SEITA談)。
幼稚園から大学までを両親の母校でエスカレータ式で進学。大学時代、チアリーダーをしていた。アメフト部員とチアリーダーのカップルが周りで次々とできる中、男子30人とザコ寝したのに手を出されなかったとして伝説のチアリーダーとなる。ロスに1ヶ月間だけチア留学をしたことがあるが、英語はほとんど話せない。
客のことを第一に考え、後先考えずに突っ走ってしまう癖がある。サロン(現場)で、実際に結婚式を成立させる経験をしたことで、企画だけでは満足できなくなり、サロンへ異動する。その後、チーフに抜擢される。
大西 朋生(おおにし ともき)

1973年4月15日生。A型。歩と同期入社。ヘリコプターのライセンスを持っている。アメリカにいた期間が長いので、難しい漢字が苦手。
6歳の誕生日に両親が交通事故で亡くなり、親戚をたらい回しにされる。7歳の時ダラス在住の知り合いのアメリカ人夫婦に預けられ、それから15年間をアメリカで過ごす。アメリカのセント・ジョーンズ大学法学部を卒業後、日本の大学院へ。そこで歩(北海道)と出会い、付き合うが、就職後別れる。
手話・英手話ができ、英語・スペイン語・フランス語が堪能。司法試験・公務員I種試験にも合格している。
ニューヨーク支店へ異動する。アユミの元彼に逆恨みされ、発砲される。その後後遺症で、現場近くに行くと呼吸困難の症状を訴えるようになる。知り合った弁護士に、法律の道へ進むことを勧められ、会社を辞めて再び弁護士を目指すことを決意、コロンビア大学へ入学し勉強し直す。

友人

内野 理英(うちの りえ)

歩と同期入社で、企画課のOL。大西が拾った猫・福司(愛称・福ちゃん)を譲り受ける。総合職の(?)歩を羨んでいたが、あることがきっかけで親友となる。大西のことが好きで、そのことで一時期歩と不仲になるが、和解。大西とは何でも話せる友達になる。大学時代はミス・キャンパスに選ばれたこともある。
17歳の時、アルバイト先のコンビニで万引きしたのを、同じくバイトをしていた斉藤に見つかり、脅迫されレイプされる。それがトラウマで不感症となり、その後も何人かと付き合うが長続きしなかった。
福岡から単身赴任してきた吉田のことを好きになり、吉田が福岡に戻る間際に告白。一日だけ限定で奥さんにしてもらい、一度だけ体の関係を持つ。その後妊娠が発覚し、周囲に内緒で出産、シングルマザーになる。
取引先の好物や苦手なものを記憶しており、OLとしてはとても有能で、男性社員からも人気があり、後輩からは憧れの存在となっている。
兄が一人おり、兄嫁の実家は病院である。また、父親は代議士である。選挙では、娘(理英)がシングルマザーであることを明かして大勝利したらしい。

会社関係

千葉 一史(ちば かずし)

37歳。サロンの主任。後に課長に昇進。厳しく、無愛想。独身。コワい顔は父親似らしい。姉が一人いる。小学生のころ、父親の仕事の都合でシンガポールにいたことがある。英語が堪能。
歩の暴走ぶりに辟易していたが、徐々に感情が変化していく。大西の存在を知った上で、歩に結婚前提でプロポーズする。その後、会社のキャンペーンガールになったまみと年齢差を乗り越えて付き合うようになる。のちにまみと結婚する。
森村(もりむら)

企画課の課長。千葉とは同じ大学の学部違いで、同期入社。
SEITA

36歳。クチュールデザイナー。歩の会社と独占契約をする。歩の仕事ぶりに惚れる。
アユミ・アレックス・ワタナベ

ニューヨーク支店の社員。父親が日本人。向こう見ずな性格で、大西曰く「N・Yの歩」。
DVが原因で彼氏と別れるが、その後執拗に嫌がらせを受け、そのことを大西に相談。大西のことを好きになる。
斉藤 洋和(さいとう ひろかず)

横浜支社から転勤してきた歩より3期上の先輩。
大学生時代に、バイト先で万引きしていた理英を脅迫、レイプする。本社で理英と再会し、関係を迫る。
吉田 誠一郎(よしだ せいいちろう)

35歳。福岡支社から単身赴任してくる。妻と5歳の娘・彩がいる。
理英に告白され、一度だけ関係を持つ。理英が妊娠・出産したことは知らない。
一度、福岡へ帰るが、2年後にサロンの主任として家族連れで赴任してくる。
吉岡 章(よしおか あきら)

SEITAの事務所で働くデザイナー。いつか独立し自分の店を持つことが目標。大西との失恋で傷ついていた歩を癒し、付き合うようになる。婚約までするが、大西のことを忘れられない歩に気付き、破談。慰謝料を請求する。

家族

渡辺 まみ(わたなべ まみ)

歩の妹。高校2年生。あだ名は「まみぞう」。彼氏との恋愛に悩む普通の女の子。
大学生になり、友達と水着を買いに行った時にスカウトされ、グラビアアイドルとしてデビューする。歩の会社のキャンペーンガールになる。初対面で説教してきた千葉のことを好きになる。ちょうどその時期、彼氏にベッドシーンを撮られ脅迫されており、千葉に助けてもらい、付き合うようになる。千葉とは19歳差。のちに千葉と結婚する。
渡辺修一・真砂子

歩の両親。父親は大学教授。
修一が大学講師をしていた時に、真砂子がそのゼミの学生だった。真砂子の父親も大学教授。
内野 幸太(うちの こうた)

理英の子ども。大西に「九州男(くすお)」「釧路」「駄羅巣(ダラス)」などと、妙な名前を付けられそうになる。

書誌情報
林檎と蜂蜜
  • 宮川匡代 『林檎と蜂蜜』 集英社〈マーガレットコミックス〉、全22巻
  • 宮川匡代 『林檎と蜂蜜』 集英社〈集英社文庫 コミック版〉 既刊10巻(2012年9月現在)
  • 危険な青林檎編(全5巻)
  • 2011年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619218-7
  • 2011年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619219-4
  • 2011年3月18日発売、ISBN 978-4-08-619220-0
  • 2011年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619221-7
  • 2011年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619222-4
  • 憂鬱な赤林檎編(全5巻)
  • 2012年2月17日発売、ISBN 978-4-08-619223-1
  • 2012年2月17日発売、ISBN 978-4-08-619224-8
  • 2012年3月16日発売、ISBN 978-4-08-619225-5
  • 2012年3月16日発売、ISBN 978-4-08-619226-2
  • 2012年4月18日発売、ISBN 978-4-08-619227-9
  • 危険な青林檎編(全5巻)
  • 2011年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619218-7
  • 2011年2月18日発売、ISBN 978-4-08-619219-4
  • 2011年3月18日発売、ISBN 978-4-08-619220-0
  • 2011年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619221-7
  • 2011年4月15日発売、ISBN 978-4-08-619222-4
  • 憂鬱な赤林檎編(全5巻)
  • 2012年2月17日発売、ISBN 978-4-08-619223-1
  • 2012年2月17日発売、ISBN 978-4-08-619224-8
  • 2012年3月16日発売、ISBN 978-4-08-619225-5
  • 2012年3月16日発売、ISBN 978-4-08-619226-2
  • 2012年4月18日発売、ISBN 978-4-08-619227-9
林檎と蜂蜜 walk
  • 宮川匡代 『林檎と蜂蜜 walk』 集英社〈マーガレットコミックス〉 既刊20巻(2023年5月25日現在)
  • 2009年9月25日発売、ISBN 978-4-08-846450-3
  • 2010年6月25日発売、ISBN 978-4-08-846544-9
  • 2011年7月25日発売、ISBN 978-4-08-846682-8
  • 2012年6月15日発売、ISBN 978-4-08-846783-2
  • 2013年3月25日発売、ISBN 978-4-08-845006-3
  • 2013年11月25日発売、ISBN 978-4-08-845123-7
  • 2014年11月25日発売、ISBN 978-4-08-845305-7
  • 2015年7月24日発売、ISBN 978-4-08-845422-1
  • 2016年3月25日発売、ISBN 978-4-08-845544-0
  • 2016年11月25日発売、ISBN 978-4-08-845674-4
  • 2017年7月25日発売、ISBN 978-4-08-845794-9
  • 2018年2月23日発売、ISBN 978-4-08-845897-7
  • 2018年11月22日発売、ISBN 978-4-08-844114-6
  • 2019年5月24日発売、ISBN 978-4-08-844196-2
  • 2020年2月25日発売、ISBN 978-4-08-844294-5
  • 2020年9月25日発売、ISBN 978-4-08-844376-8
  • 2021年5月25日発売、ISBN 978-4-08-844464-2
  • 2022年1月25日発売、ISBN 978-4-08-844615-8
  • 2022年9月22日発売、ISBN 978-4-08-844676-9
  • 2023年5月25日発売、ISBN 978-4-08-844777-3