桜井芽衣の作り方
以下はWikipediaより引用
要約
『桜井芽衣の作り方』(さくらいめいのつくりかた)は、フクシマハルカによる日本の漫画作品。『ベツコミ』(小学館)にて、2017年7月号より2018年9月号まで連載された。
階段から落ちたことにより、初恋相手の女の子と身体が入れ替わってしまう少年の物語で、広島県尾道市を舞台としている。作者のフクシマハルカは今まで、自身の漫画の舞台としている場所を明言してこなかったが、今回は担当編集者が「尾道が舞台」と宣伝したため、舞台が明言されている。フクシマが以前尾道を訪れ、蜜柑を買いそびれた話を担当にした際に、取材で行けばいいと言われ、尾道が舞台になった。
あらすじ
主人公・龍虎は高校入学を機に、東京から小学5年生まで住んでいた尾道に戻ってきた。その目的は、小学生のころから好きだった桜井芽衣に告白するため。入学式の日の登校中に、龍虎は階段から落ちそうな地味で眼鏡の女子を助ける。その時は関わらない方が良いと思っていたが、この地味な女子こそが桜井芽衣だった。倒れた芽衣を龍虎がおんぶして家に送る途中、下ろして欲しいと芽衣が暴れたため、共に階段から落ちてしまい、その拍子に2人の身体が入れ替わってしまう。芽衣に告白した龍虎だが、嫌いですときっぱり言われる。芽衣には好きな人がおり、それは担任の小池先生だと知る。
同じスマホゲームをプレイしていることがきっかけで、龍虎は余河内と仲良くなる。急に仲良くなった2人に芽衣がヤキモチをやいたことがきっかけで、龍虎と芽衣の間では秘密は禁止になった。
ある日、龍虎は嫌がらせをされるようになる。水を被せられたところを小池先生に庇われるが、その際に告白されそうになり、逃げる。
小池先生と「転校生」の聖地巡礼をしたことがきっかけで、芽衣は「聖地巡礼部」を作った。その申請の際に龍虎は、小池先生から芽衣が眼鏡をかけていたのは、小学生のころのトラウマのせいだと聞かされる。体育の授業で持久走をしながら考えごとをしていたら、龍虎は車に轢かれそうになってしまい、芽衣が庇って倒れこんでしまう。
登場人物
中村 龍虎(なかむら りゅうこ)
桜井 芽衣(さくらい めい)
小池先生(こいけせんせい)
横川 ニノ(よこかわ ニノ)
書誌情報
- フクシマハルカ『桜井芽衣の作り方』小学館〈ベツコミフラワーコミックス〉全3巻
- 2017年11月24日発売、『ベツコミ』2017年7月号 - 11月号、ISBN 978-4-09-139719-5
- 2018年5月25日発売、『ベツコミ』2017年12月号 - 2018年4月号、ISBN 978-4-09-870100-1
- 2018年11月26日発売、『ベツコミ』2018年5月号 - 9月号、ISBN 978-4-09-870233-6