小説

森崎書店の日々




以下はWikipediaより引用

要約

『森崎書店の日々』(もりさきしょてんのひび)は、八木沢里志の小説。2010年に映画化された。

本の街・神保町を舞台に、一人の女の子の成長を描いている。第3回ちよだ文学賞大賞受賞作。2010年、小学館文庫刊。文庫本には物語の1年半後を描いた続編小説『桃子さんの帰還』も収録されている。

2011年には本作から2年後を舞台とした続編小説『続・森崎書店の日々』が出版された。

映画

2010年に日向朝子監督、菊池亜希子主演で映画化された。

あらすじ

交際を始めて1年半になる恋人から突然、他の女性と結婚することになったと告げられた貴子。職場恋愛だったために会社も辞めることになり、恋人と仕事をいっぺんに失う。深く傷つき、ただ泣き暮らす毎日を送る貴子に、叔父のサトルから電話がかかってくる。妻の桃子に家出され、ひとり神保町で「森崎書店」という古書店を経営していた叔父は、店に住んで仕事を手伝ってほしいという。飄々としてつかみどころがなく、親類の間では変人として通っていた叔父。誰かの救いを求めていた貴子は、その叔父の申し出を受け入れて、本の街のど真ん中に住むことにする。

キャスト
  • 三浦貴子:菊池亜希子
  • サトル:内藤剛志
  • トモコ:田中麗奈

喫茶店アルバイト。明治大学大学院生。国文学専攻。

  • 英明:松尾敏伸

貴子の元彼。

  • 高野:奥村知史

喫茶店アルバイト。

  • 森崎書店の客:吉沢悠
  • マスター:きたろう

喫茶店のマスター。

  • サブ:岩松了

森崎書店の常連客。

スタッフ
  • 監督・脚本:日向朝子
  • 製作:小林栄太朗、久松猛朗
  • 企画・プロデュース:越川道夫
  • 原作:八木沢里志
  • 音楽:野崎美波
  • 撮影:猪本雅三
  • 照明:北村憲祐
  • 美術:松本知恵
  • 編集:菊井貴繁
  • 協力:千代田区、東京古書組合、神田古書店連盟
  • 制作プロダクション:スローラーナー
  • 製作:テンカラット、衛星劇場
  • 配給:ファントム・フィルム
劇中で使用された書籍
  • 『まぼろしの記』 (尾崎一雄 著)
  • 『檸檬 / ある心の風景』 (梶井基次郎 著)