榊美麗のためなら僕は…ッ!!
以下はWikipediaより引用
要約
『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』(さかきみれいのためならぼくは…っ!!)は、桐原いづみの漫画。
『コミックハイ!』(双葉社)2010年5月発行の6月号(VOL.65)から2013年3月発行の4月号(VOL.96)まで連載された。『ひとひら』の登場人物の一人だった榊美麗を主人公としたスピンオフ、かつ『ひとひら』の続編となっている。
2023年5月には舞台版が上演された。
あらすじ
高校卒業後、同じ大学に入学した榊美麗と一ノ瀬野乃そして桂木たかしの3人は、大学でも演劇をやろうと演劇部に入部したが、そこの演劇部は部員もいなければやる気の欠片も無い無気力な団体だった。呆れ返った3人は自分たちだけで活動するが、部員も集められず困り果てしまう。そんな中、美麗が「劇団立ち上げてみるのとかどう?」と提案したことがきっかけとなり、後輩たちを巻き込んで劇団「ならずもの」を立ち上げることになった。
新しい団員を入れての初公演を終え、打ち上げに向かおうとする美麗だったが、その途中で劇団員の立花祐と二人っきりとなり、そこで立花にこう言われる。「僕と付き合って頂けないでしょうか」と…。
登場人物
劇団「ならずもの」
榊 美麗(さかき みれい)
本作の主人公。大学2回生。大学の演劇部のやる気の無さに憤り、自分たちだけで活動すると躍起になっていた野乃を見て劇団を立ち上げることを提案し、「ならずもの」を立ち上げ座長になる。初公演後に立花に告白され付き合うようになる。
恋愛に対して非常に遅手で、さらに立花との年齢差も併せてどう付き合えばよいか分からず四苦八苦している。劇団内の規律の面から、団員たちには付き合っていることは内緒にしていたが、実際は付き合っていることは周知の事実となっていた。
「スターキッズ」の解散騒動を高校時代の自分と重ね、「スターキッズ」の仲を修復しようと奔走する。
第29話で立花の告白を受け入れ、第30話でも立花との恋人関係は続いている。
立花 祐(たちばな ゆう)
一ノ瀬 野乃(いちのせ のの)
桂木 たかし(かつらぎ-)
西田 理咲(にしだ りさき)
玉城 春子(たましろ はるこ)
綾瀬 幸枝(あやせ さちえ)
劇団「スターキッズ」
上原 義信(うえはら よしのぶ)
三島 加奈子(みしま かなこ)
清川 鷹男(きよかわ たかお)
その他
麻井 麦(あさい むぎ)
川崎 響(かわさき ひびき)
神奈 ちとせ(かんな ちとせ)
田端(たばた)
単行本
双葉社(アクションコミックス)刊、全5巻。通常版とフルカラー限定版の2種類が発売されている。
通常版
- 第1巻(2011年2月12日発売 ISBN 978-4-575-83868-8)
- 第2巻(2011年8月11日発売 ISBN 978-4-575-83942-5)
- 第3巻(2012年4月25日発売 ISBN 978-4-575-84062-9)
- 第4巻(2012年10月12日発売 ISBN 978-4-575-84140-4)
- 第5巻(2013年5月10日発売 ISBN 978-4-575-84232-6)
フルカラー限定版
- 第1巻(2011年2月12日発売 ISBN 978-4-575-83869-5)
- 第2巻(2011年8月11日発売 ISBN 978-4-575-83943-2)
- 第3巻(2012年4月25日発売 ISBN 978-4-575-84063-6)
- 第4巻(2012年10月12日発売 ISBN 978-4-575-84141-1)
- 第5巻(2013年5月10日発売 ISBN 978-4-575-84233-3)
舞台
歌劇『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』は、2023年5月に築地本願寺ブディストホールで上演された。脚本・演出は星達也。
当初は舞台『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』として、2022年12月に池袋・シアターKASSAIで上演予定であったが、主演俳優の体調不良によって延期を余儀なくされた。その後、出演者の変更などを行った上で、半年後に歌劇『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』として上演されることになった。
出演
【2023年5月『榊美麗のためなら僕は…ッ!!』】
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