樽 (推理小説)
舞台:ロンドン,
以下はWikipediaより引用
要約
『樽』(たる、原題:The Cask)は、1920年に発表されたF・W・クロフツの処女作であり代表作の一つである推理小説。推理小説におけるアリバイ崩し(不在証明)を確立させたと評される。またイギリス・ミステリ界の黄金時代の幕開けの要因となった作品とも言われる。
日本語への翻訳は、森下雨村の翻訳(『樽』、柳香書院、1935年)以降、たびたびおこなわれている。
あらすじ
ロンドンに到着した船荷の樽の中から金貨と人の手が現れた。荷役会社は慌てて警察を呼ぶが、警察が到着する前にその樽は消えてしまう。
数日後、発見された樽をめぐってロンドン警視庁とパリ警視庁の刑事が共同捜査を開始する……。
登場人物
イギリスの人物
フランスの人物
日本語訳
- 長谷川修二 東京創元社、1956年 創元推理文庫
- 村上啓夫 早川書房、1957年
- 大久保康雄 中央公論社、1961年 創元推理文庫
- 田村隆一 角川文庫、1962年
- 内田庶 高文社、1963年
- 宇野利泰 新潮文庫、1963年
- 三浦朱門 講談社、1972年 講談社文庫
- 二宮磬 集英社文庫、1999年
- 加賀山卓朗 ハヤカワ・ミステリ文庫、2005年
- 霜島義明 東京創元社、2013年