機動戦士ガンダム ラストホライズン
ジャンル:ガンダム,
漫画
作画:寺田ケンイチ,
出版社:集英社,
掲載誌:グランドジャンプむちゃ,
レーベル:ヤングジャンプ コミックスGJ,
発表期間:2022年4月26日 -,
巻数:既刊2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『機動戦士ガンダム ラストホライズン』(きどうせんしガンダム ラストホライズン、MOBILE SUIT GUNDAM RUST HORIZON)は、寺田ケンイチによる日本の漫画作品。シナリオは吉野弘幸。集英社の漫画雑誌『グランドジャンプむちゃ』にて2022年5月号から連載中。
概要
集英社としては初めての、ガンダムシリーズ第1作『機動戦士ガンダム』の舞台である「一年戦争」を本格的に描いたミリタリー作品である。
主人公は民間上がりの地球連邦軍の小隊長レオ・バルナークであるが、連邦軍の象徴とも称されるモビルスーツ (MS) 「ガンダム」が敵勢力であるジオン公国軍の機体として登場するのが特徴である。また、第1話のラストで本作のクライマックスの一部が描かれている。
題名の「ラストホライズン」とは、コロニー落としや各地の戦闘で舞い上がった粉塵や鉄錆によって、地平線が血のように赤黒く見える現象を、北米の連邦軍兵士が「錆びた地平 (rust horizon)」と呼ぶことに因む。
あらすじ
宇宙世紀0079年、ジオン公国地球攻撃軍司令ガルマ・ザビ大佐が北米戦線にて戦死してまもない頃、ナナオらが所属する同地の連邦軍の小隊に、新隊長として民間上がりのレオ・バルナーク中佐が赴任する。商社勤務の経歴をも活かしたレオの奇抜な作戦により、小隊は次々と困難な任務を遂行してゆく。
そして同年12月。小隊は戦火にさらされるケープ・ケネディ宇宙港にて、ガルマの恋人であったイセリナ・エッシェンバッハの遺体が保存されている「棺」を運ぶ。公国軍のテオ・グランは、イセリナの胎内に宿るガルマの子供を求め、小隊を追い詰める。そのとき、小隊の前に公国軍の漆黒のガンダム「RUST(ラスト)」が立ちはだかる。
登場人物
地球連邦軍の人物
レオ・バルナーク
ナナオ
エリザベス・クラウ
ネイト
エリカ・バッツ
ジオン公国軍の人物
以下の人物はリンク先を参照。
- ガルマ・ザビ
- マ・クベ
レミア・ララン
テオ・グラン
登場兵器
地球連邦軍の兵器
リンク先を参照。
- RGM-79 陸戦型ジム
- RX-75 ガンタンク
- ガンタンク(線路敷設用)
- 61式戦車
- ホバートラック
- フライ・マンタ
- フライアロー
- ガンペリー
- ガンタンク(線路敷設用)
ジオン公国軍の兵器
以下の兵器はリンク先を参照。
- MS-05B ザクI
- MS-06 ザクII
- MS-06D ザク・デザートタイプ
- MS-07B グフ
- ドップ
- ルッグン
- MS-06D ザク・デザートタイプ
RUST(ラスト)
キャリフォルニアベースにて、鹵獲した連邦軍所属機と奪取したホワイトベース隊への補充部品などから組み上げられた機体。パイロットはレミア・ララン少尉。 "RUST" の名称はコード・ネームである。カラーリングは漆黒を基調とし、頭部はガンダム・タイプ、額部はブレード・アンテナが左側に3本のみ、バルカン砲が右側のみとなっているのが特徴で、レオたちからは「片ツノ」と呼ばれる。
仮想敵機(アグレッサー)としての運用が想定されるが、模擬戦で2個小隊を単騎で全滅させる成績を挙げ、ラッケンを隊長とする部隊に編入されて実戦での評価試験がおこなわれる。
書誌情報
- 原案:矢立肇・富野由悠季、シナリオ:吉野弘幸、漫画:寺田ケンイチ 『機動戦士ガンダム ラストホライズン』集英社〈ヤングジャンプ コミックスGJ〉、既刊2巻(2023年6月19日現在)
- 2022年12月19日発売、ISBN 978-4-08-892553-0
- 2023年6月19日発売、ISBN 978-4-08-892723-7
不祥事
NEMOTO KNIVESが、『グランドジャンプ』2023年7月号の表紙でRUSTが所持しているナイフが、同社が2023年4月に製造したナイフを無断盗用していると発言し、作者側は謝罪した。
参考文献
- ウェブサイト
- 寺田ケンイチ (2023年11月12日). "このレミア・ラランというキャラクターは". X(旧Twitter)より2023年12月28日閲覧。
- 寺田ケンイチ (2023年11月12日). "このレミア・ラランというキャラクターは". X(旧Twitter)より2023年12月28日閲覧。