歌うヘッドフォン娘
漫画
作者:ぬじま,
出版社:白泉社,
レーベル:ヤングアニマルコミックス,
発表期間:2015年3月27日 - 2016年9月1日,
巻数:全1巻,
話数:全13話,
以下はWikipediaより引用
要約
『歌うヘッドフォン娘』(うたうヘッドフォンむすめ)は、ぬじまによる日本の漫画作品。普段は寡黙な剣道少女だが、ヘッドホンで好きな歌を聴いていると無意識に歌い出してしまうという一風変わったヒロインを巡って巻き起こる一話完結型の青春コメディ。『ヤングアニマル嵐』(白泉社)公式サイトの作品紹介では「青春&ラブをほんのりまぶしたショートギャグコメディ」、ぬじまのX(旧Twitter)では「歌うのが好きなアホ少女のショートコメディ」と紹介されていた。『ヤングアニマル』(白泉社)2015年6号(3月27日号)に読み切り版が2本立てで掲載されたあと、『ヤングアニマル嵐』2015年11号(11月1日号)から2016年9号(9月1日号)にかけて11本が連載され、2016年10月28日に全13本を収めたコミックス全1巻が『ヤングアニマルコミックス』から刊行された。
コミックスのあとがきに描かれた本作執筆の経緯によれば、同人誌即売会でぬじまをスカウトした某誌編集者(後の担当編集者)が正式に執筆依頼をする前に白泉社へ移籍することとなり、その編集者から「(白泉社での)仕事が始まるまでなら助言するので練習を兼ねて全力を出した同人誌を作ってみては」と勧められて作ったネームが本作の第1話となった。ネームを受け取った担当編集者が編集長に見せたところ好感を得られ、もう1本描いて読み切り2本立てにすることを条件に『ヤングアニマル』(白泉社)2015年6号への掲載が決定した。さらに、この読み切り版が好評だったため『ヤングアニマル』の増刊号である『ヤングアニマル嵐』の2015年11号から新連載となり、翌年に 同誌が大幅リニューアルを敢行した直後の2016年9号で最終回を迎えるまでに計11本が掲載された。
『ヤングアニマル嵐』連載時の話数表記は「TRACK:○:」となっていた一方、連載開始を記念してWebサイト『ヤングアニマルDensi』に再掲載された読み切り版は「第0話」と表記されていた。後にコミックス化で読み切り版と連載版が併録されることになったとき、話数表記は発表順に従って整理され、読み切り版が「PART.1」「PART.2」に、連載版が「PART.3」-「PART.13」へと改められた。
あらすじ
剣道部2年の女子高生・橘鏡花は一見すると無口でクールな美少女に見えるが実は極度の恥ずかしがり屋。しかしカラオケで歌うことが何より大好きで、そのうえ好きな歌をヘッドフォンで聴いていると感情が溢れてきて無意識に歌い出してしまうという天然の癖があった。そんな彼女の周りには、彼女の歌に魅せられつつ希少動物のように陰からそっと見守りたい町内のファンたちや、彼女が部活の先輩に抱く淡い恋心を応援したい親友たち、その他もろもろのハプニングが集まってきて、青春の日々が賑やかに過ぎていく。
登場人物
橘 鏡花(たちばな きょうか)
ヒビキ
その他
アリス☆新城(アリスしんじょう)
多摩(たま)
赤江 香苗(あかえ かなえ)
備考
ぬじまが『やわらかスピリッツ』(小学館)に連載している「怪異と乙女と神隠し」の第七十三怪「幕間①」の後半から、本作ヒロインの鏡花と次作ヒロインの虎子に酷似した容姿と名前のキャラクターが登場している。
書誌情報
- ぬじま『歌うヘッドフォン娘』白泉社〈ヤングアニマルコミックス〉、全1巻
- 2016年10月28日発売、ISBN 978-4-592-14321-5