死想図書館のリヴル・ブランシェ
小説
著者:折口良乃,
出版社:アスキー・メディアワークス,
レーベル:電撃文庫,
巻数:全5巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『死想図書館のリヴル・ブランシェ』(しそうとしょかんのリヴル・ブランシェ)は、折口良乃による日本のライトノベル。電撃文庫から2010年4月 より刊行されている。イラストはKeGが手掛けている。全5巻。
ストーリー
高校2年生の少年黒間イツキは、唯一つ誰にも真似できない特技があった。それは、人が話すのと同じ速度で文字を書くことができる、高速筆記能力。イツキはその特技によって彼のクラスの書記に任命されており、幼馴染でクラスの人気者の委員長矢口未耶と共に、平凡ながらも楽しい学校生活を送っていた。
そんな彼を悩ませる、狂気の夢。その中で出会った、メイド服の美しい少女リヴル・ブランシェと、幼女の女神エレシュキガル。彼女たちがいるのは、現実世界から消え去った書物を所蔵する書物の墓場死想図書館。この図書館には危険な魔導書なども封印されていたのだが、なんとエレシュキガルが風邪をひいたせいで力が弱まってしまい封印されていた二百余りの蔵書が脱走。その再封印をイツキに手伝ってほしいという。
こうして、いつ果てるとも知れない、魔導書たちと、死想図書館の『筆記官』(ライター)の黒間イツキとその従僕リヴル・ブランシェとの戦いが始まったのであった。
登場人物
死の施設の管理人と主
死の施設は全部で4つある。消失した書物の墓場死想図書館。忘れられた味とレシピを再現するキッチン死食レストラン。失われた物品の復活する場所死作工房。人々が忘れた音楽を演奏し続ける会場死聴音楽堂。管理者はそれぞれの施設の管理をしっかりとしているので、通常業務に支障をきたさない限り自身の主を呼び立てることはない。しかし、施設の管理に問題や破綻が生じた場合には呼び出され、共に事態の改善に努める。
黒間 イツキ
リヴル・ブランシェ
死書とその記述による事象
死想図書館には多数の死書が所蔵されており、その記述を真白き本に書き込むことで記述された事象を具現化できる。だが、その具現化には筆記官の正確なイメージが必要とされ、筆記官には精密な想像力が必要とされる。
レーヴァテイン
天之尾羽張
ヴォーパルブレイド
また、投擲することも可能であり、取り回しが良いので高速戦闘に向いている。
単行本
タイトル | 初版発行日 | ISBN | |
---|---|---|---|
1 | 死想図書館のリヴル・ブランシェ | 2010年4月10日 | ISBN 978-4-04-868453-8 |
2 | 死想図書館のリヴル・ブランシェII | 2010年9月10日 | ISBN 978-4-04-868831-4 |
3 | 死想図書館のリヴル・ブランシェIII | 2010年2月10日 | ISBN 978-4-04-870136-5 |
4 | 死想図書館のリヴル・ブランシェIV | 2011年11月8日 | ISBN 978-4-04-870961-3 |
5 | 死想図書館のリヴル・ブランシェV | 2012年3月10日 | ISBN 978-4-04-886374-2 |