死相学探偵シリーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『死相学探偵シリーズ』(しそうがくたんていシリーズ)は、三津田信三による日本の推理小説のシリーズ。『十三の呪』をはじめとする、探偵の弦矢俊一郎を主人公としたホラーミステリシリーズ。
カバーイラストは、 イラストレーターの田倉トヲルが担当している(当初は、きたがわ翔が担当していた)。シリーズ累計発行部数20万部を突破している。書店員の原田みわは、フリーペーパー『晴読雨読』の中で「三津田作品の中では珍しく恐怖シーンもかなりライトで、後味もさっぱりしている」と評価している。
三津田信三による小説のシリーズには他に、『刀城言耶シリーズ』がある。
登場人物
弦矢俊一郎(つるや しゅんいちろう)
シリーズ作品
長編
十三の呪 死相学探偵1
四隅の魔 死相学探偵2
六蠱の躯 死相学探偵3
五骨の刃 死相学探偵4
十二の贄 死相学探偵5
八獄の界 死相学探偵6
九孔の罠 死相学探偵7
2019年12月25日 角川ホラー文庫
死相学探偵最後の事件
2021年1月22日 角川ホラー文庫
短編
死を以て貴しと為す
他作品とのリンク
三津田信三の他の作品とのリンクが見られる。
- 『十三の呪』で言及があるナガボウズという化け物は、『厭魅の如き憑くもの』でも登場する。
- 『五骨の刃』で言及がある蒼龍郷の神々櫛村の谺呀治家は、『厭魅の如き憑くもの』でも登場する。
- 『五骨の刃』で言及がある摩館市や垂麻家は、『七人の鬼ごっこ』でも登場する。
- 『五骨の刃』『八獄の界』に登場する喫茶店〈エリカ〉は、『どこの家にも怖いものはいる』でも登場する。
- 『十二の贄』で言及がある佐古荘介は、『幽女の如き怨むもの』でも登場する。
漫画
本作のコミカライズが『ヤングマガジンサード』(講談社)にて、2021年Vol.2よりVol.5まで連載。同誌が『月刊ヤングマガジン』(同)と合併した後は2021年6号から11号まで連載。『月刊ヤングマガジン』が『ヤンマガWeb』(同)と合流した後は、『ヤンマガWeb』にて2021年12月から2022年5月まで連載された。漫画は西塚emが担当。
- 三津田信三「死相学探偵シリーズ」(原作)・西塚em(漫画)『死相学探偵』講談社〈ヤンマガKCスペシャル〉、全3巻
- 2021年8月19日発売、ISBN 978-4-06-524359-6
- 2021年12月20日発売、ISBN 978-4-06-526179-8
- 2022年6月20日発売、ISBN 978-4-06-528137-6