死神を食べた少女
ジャンル:ダーク・ファンタジー,
題材:死神,
以下はWikipediaより引用
要約
『死神を食べた少女』 (しにがみをたべたしょうじょ) は、七沢またり(連載当時はにんぽっぽ名義)による小説作品。
概要
版権作品の二次小説を執筆していた著者にとって初のオリジナル作品。インターネット上の『小説家になろう』にて2012年3月7日より連載開始され、同年7月8日に完結。最終話の後書きで書籍化が告知され、同年12月15日にエンターブレインよりWEB掲載分に加筆修正がなされた上下巻が発売された。本編完結後も『小説家になろう』連載分の掲載は続けられており、書籍未収録の外伝が3話分発表されている。
物語
ムンドノーヴォ大陸において勃発した、ユーズ王国とそれに仇名す王都解放軍が繰り広げる血に塗れた内乱。王都解放軍が物資調達を目論み襲撃した農村に住んでいた少女シェラは、解放軍の兵士に殺されそうになった際、男に憑りついた『死神』の姿を見る。食欲に突き動かされ『死神』を喰らったシェラは解放軍への復讐、美味い物を沢山食べるため、そして「三つ目の願い」を叶える為に王国軍に参加する。解放軍や帝国の将兵の首を討ち取り次々と功績を重ねるシェラだったが、彼女の活躍とは裏腹に王国は敗戦を重ね、やがて内部抗争により衰退の一途を辿ってゆく。
登場人物
ユーズ王国軍
シェラ・ザード
王都解放軍
アルツーラ・ユーズ・ユニカフェ
ユリウス・キーランド
ディーナー
用語
死神
死神の大鎌
魔道地雷
作者の次作『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』では、魔道地雷の原型と思しき兵器を開発した魔術師が登場している。
書籍情報
特定の書店では、購入時に先着特典としてショートストーリーペーパーが付属した。
関連作品
『職業は何を? 勇者です。』
同作に登場する一部のオリジナル登場人物、並びに地名の設定が『死神を食べた少女』でも用いられており、カタリナやシダモと関連の深い人物も登場している。
にじファンの閉鎖で2012年7月に削除されたが、PDFファイルが作者の手により公開されている。
『勇者、或いは化け物と呼ばれた少女』
上記の『職業は何を? 勇者です。』から版権作品の二次創作要素を削除した上で書き直し、オリジナル作品として再構成した。『死神を食べた少女』との関連は変わらず(作者曰く「約10年前」)、若き日のヤルダーとシダモが登場するなど、同作で扱われた要素に繋がる描写が挿入されている。
『火輪を抱いた少女』
『死神を食べた少女』と世界設定を共有しており、本作の結末からおよそ十年後の別大陸が舞台。