死神姫の再婚
小説
著者:小野上明夜,
巻数:全22巻,
漫画
作画:冨士原良,
出版社:エンターブレイン,
掲載誌:コミックビーズログ キュン!,B's-LOG COMIC,
レーベル:B's-LOG COMICS,
巻数:全3巻,
漫画:死神姫の再婚-薔薇園の時計公爵-
作画:夏目コウ,
出版社:白泉社,
掲載誌:花とゆめONLINE,花LaLa online,
レーベル:花とゆめCOMICS,
発表期間:2012年3月30日 - 2016年2月26日,
巻数:全3巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『死神姫の再婚』(しにがみひめのさいこん)は、小野上明夜による日本のライトノベル。イラストは岸田メル(「儚き永遠の恋人達」以降は冨士原良に変更)が担当している。B's-LOG文庫→ビーズログ文庫(エンターブレイン→KADOKAWA)より2007年9月から2016年9月まで刊行された。第1回B's-LOG文庫新人賞優秀賞、第9回エンターブレインえんため大賞ガールズノベル部門奨励賞を受賞した。2013年2月時点で累計販売数は55万部を記録している
2009年に、エンターブレインの特設サイトにてドラマCD化が発表された。また、2011年2月15日に発売の『コミックビーズログ キュン!』Vol.9(エンターブレイン)より冨士原良の作画で、2012年3月30日より配信の『花とゆめONLINE』にて夏目コウの作画で漫画化版が連載された。
あらすじ
没落貴族の娘アリシア・フェイトリンは叔父の口利きで家名目当ての成り上がり貴族へ嫁ぐが、結婚式の最中に新郎が謎の急死を遂げる。それから一年、噂が噂を呼んで「死神姫」と呼ばれるようになっていた彼女の元へ、叔父が再び縁談を持ち込んできた。相手は暴君と噂される新興貴族の「<強>公爵」カシュヴァーン・ライセンだった。 再婚するべくライセンの領地アズベルグにやって来たアリシアを待っていたのは、不気味な装飾を施された屋敷と公爵の愛人を名乗るメイドである。そのうえ、初めて会った公爵は、自分の花嫁に「あなたの名を金で買った」と言い放つ。しかし、アリシアは周囲の予想を裏切り、「お買い上げありがとうございます!」と満面の笑みをもって返す。
登場人物
※キャストはドラマCD版のもの。
アズベルグ地方
アリシア・ライセン
声 - 小林ゆう
本作の主人公。ライセン強公爵夫人で地方伯フェイトリン家の直系の子女。初登場時は15歳。
「死神姫」という物騒な通称から、絶世の美女とか眼が三つあるとか角が生えている等様々に噂されるが、実際は平凡で地味な容姿の少女である。
実家は格式高い地方伯だが、没落して久しい。そのため、独身時代は使用人も使わず一人で生活しており、自身の身支度はもちろん、庭を耕しての家庭菜園や料理等の家事を得意としている。趣味の読書も、値段が安いという理由で恐怖小説ばかりを読んでおり、その影響でおどろおどろしいものを好む。同様の理由から、薄暗く不気味なライセンの屋敷を初めて見たときも「理想のお城だ」とはしゃいでいた。
浮世離れした天然ボケな上、長い貧乏生活によりかなり現金で俗物的な性格をしている。同様の理由で、幼少のころから有毒な多肉植物「肥料いらず」を食べており、毒に耐性がある。また、怒りや悲しみの感情は燃費が悪いとの考えから、嫌がらせなどには気付かないよう心に蓋をし、あえて避けている。加えて、視力が相当悪く、眼鏡をかけてはいるがあまり見えていない。
幼少期に貧しさが原因で両親が死去。特に親族もおらず、両親亡き後は叔父を後見人として屋敷を受け継ぎ、ひっそり暮らしていたが、叔父の口利きで金持ちの新興貴族との結婚が決まる。しかし、結婚式で夫が殺害され未亡人となったため、そのまま離縁し実家へ戻り、この事件がもとで「死神姫」の二つ名が付いた。
一年後、再び叔父の手引きにより、ライセン家当主カシュヴァーンと再婚。爵位は名ばかりで貧乏な上に、広大な実家の屋敷は維持費がかかるため、金持ちであるカシュヴァーンとの結婚は渡りに船であったアリシアは、政略結婚で名ばかりの妻だと聞かされても「お買い上げありがとうございます」と嬉々として受け入れ、ノーラが公然と愛人を自称しても「さすがお金持ち」と歓迎している。
結婚当初は正に“政略結婚”だったが、少しずつ互いを知り愛情を育む。たまにカシュヴァーンが夫婦らしい事をしようとすると急に「お腹が痛く」なってしまい、どうしてそうなるのか本人にも分かっていない。嫉妬は贅沢と考え、かって両親を喪った経験から「誰かを『特別』に好きになること」を恐れていたが、カシュヴァーンとの絆が深まったことで、彼を「『特別』に好きな人」だと認めた。
「翼の祈り」の本部に誘拐されたときに、海に落とされ無事生還したため、「死神姫」のみならず「真の聖女」という噂も立てられた。
カシュヴァーン・ライセン
声 - 杉田智和
新興貴族ライセン“強”公爵家の当主で、アズベルグ地方を治める領主。初登場時は22歳。通称「アズベルグの暴君」。
性格は居丈高で癇癪持ち。自分に従わない領民を殺す事に抵抗を感じておらず、その強硬なやり口から「暴君」と恐れられている。カシュヴァーン自身も「暴君」というイメージを進んで身に付けようとしており、「“強”公爵」という一代限りの称号を、王に自ら望んで与えられた(買った)。
苦労の多い人生を送ってきた為か実年齢より上に見られがち(初対面のアリシアには「33歳くらい」だと思われたが、実際は22歳)。
かなりの合理主義者で、宗教を全く信じておらず、特に国教「翼の祈り」には並々ならぬ敵意を抱いている。ただし最初から信じていなかったわけではなく、メイドであった彼の母が敬虔な「翼の祈り」信者でありながら、死後翼をもらうことができなかったという過去に起因している。
金に物を言わせてアリシアと結婚し、お飾りの妻に迎える。その目的は、成り上がりのライセン家に箔をつけるため名門・地方伯の血を入れること、「死神姫」の名を周囲への牽制に利用すること。初対面のアリシアにもそのことを話して威圧しようとするが、萎縮するどころか嬉々とするアリシアに拍子抜けし、逆にその現実的で合理的な姿を気に入る。
最初はそうでもなかったようだが、日々を共に過ごすうち、アリシアのことを次第に愛しく思うようになる。ついには夫馬鹿をこじらせ、「アリシアは世界一かわいい」と発言しては周囲に視力を疑われている。また、「翼の祈り」教団の策略で崖から海に落ちたアリシアを救出した際には、無信心を公言するカシュヴァーンが無意識に「神よ」と呟いたほど。意外と嫉妬深く、アリシアに他の男が寄り付かないか常に警戒している。
「いつか自分も父のような『怪物』になるのではないか」と恐れ、あえて暴虐に振る舞っていたが、アリシアを愛し、またディネロからアスベルグ地方を託されたことで、アリシアとの間に子を作り平和に生きることを望む様になった。
ノーラ・テルペス
声 - 小清水亜美
アリシア付きのメイドカシュヴァーンの愛人を自称しているものの、彼とそのような関係を持ったことはない。また、アリシアを追い出し正妻の座に収まろうと野心を持っているが、相手にされていない。針子としては有能。
幼い頃に父親を亡くし、女手一つで苦労していた母親を見て「貧乏は嫌だ」と思うようになり、母親の反対を押し切ってライセン家のメイドになった。
成長していくティルナードの姿を見て、次第に好意を抱くようになり、時間をかけてゆっくり愛を育んだ。
ティルナードとの婚約直前に、ゼオルディスの策略によりティルナードとの仲を引き裂かれそうになるが、ガーゼット公爵の養女になることで、ティルナードと婚約することが出来た。
トレイス
声 - 小西克幸
カシュヴァーンの幼馴染で、姉・リリアをレジオールに殺されている。「翼の祈り」の熱心な信徒。変わっていくカシュヴァーンを見ていることに耐えられず、傍から離れ生活していたが、一度はユーランの説得により城に戻りカシュヴァーンに刃を向けた。それを許されて以降は、執事兼カシュヴァーンの右腕として仕えている。外見は年下に見えるがカシュヴァーンよりも2歳年上である。
一度は聖職者を目指したこともあり、下手の聖職者より精神は清らか。結婚はしないと決めている。とても潔癖であり、カシュヴァーンがアリシアといちゃいちゃし始めると「破廉恥」「ふしだら」と声を上げる一方、カシュヴァーンにはアリシアと結ばれて幸せになって欲しいとも思っている。
リュクに絵を習うが才能は皆無。
リュク
ディネロ・アズベルグ
セイラ
レジオール・ハルバースト
ジーナ・アズベルグ
レイデン地方
ティルナード・レイデン
声 - 福山潤
レイデン家の数少ない生き残りで、当主であるが成年となっていないため後見人の庇護の元にある。歴代の後見人には見下され、その子供たちには体に傷を付けられるなどの目に逢ってきたため(後にゼオルディスの指示によるものと判明)、ひどいことをしないユーランに依存していた。家族が火事で亡くなったため火が苦手。
カシュヴァーンが新しく後見人となったことで、ライセン夫妻と深く関わることになる。
最初は「(典型的な)甘ったれた貴族のお坊ちゃん」だったが、数々の事件を経て、徐々に成長していく。
自分を馬鹿になるように育て、裏切り、傷付けたユーランのことをそれでも赦すと言い、ユーランの死を看取ったあと彼のために祈り、泣いた。
ノーラと次第に惹かれあうようになり、ゼオルディスの妨害を乗り越えてついに婚約した。
セイグラム・アーレイ
ティルナードの執事兼教育係。自分に相応しい主人を探すために、貴族の家を渡り歩きバルロイの傭兵部隊に所属したこともある。はじめはカシュヴァーンの執事になることを望んでいたが、ティルナードに自分の主にふさわしい素質を見出し、教育係として従っている。
ユーランと酷似した容姿を持つため、ティルナードからの第一印象は最悪だったが、ユーランとは違いティルナード自身を見ていたため、次第に信頼関係を築くようなった。
ティルナードが口答えすると、すぐに鞭を振るう。
ノーラとティルナードの関係が進展することは望んでおらず、妨害しようとしていた。二人が婚約した後は、一線を越えないようにティルナードに間違った性知識を教えている。
オーデル地方
ジスカルド・オーデル
没落を免れた、オーデル地方の地方伯。非の打ちどころがないほど端整な美貌を持ち、さながらお伽噺に登場する王子様。女性に対しては紳士的な態度で接する。
地方伯至上主義で、新興貴族に良い感情を持っていない。ラグドール人嫌いを公言して憚らず、バルロイを真正面から「汚泥の民」呼ばわりしたこともある。
将来的には自分が王になることを望んでいたが、その野望はランドレイやイーダルには見抜かれていた。エルティーナとの結婚も、そうすることでジスカルドを制しやすいという目論見あってのもの。
弱みを握ることでエリクスを操り、ジェダを使ってルアークにカシュヴァーンとアリシアを殺させようとしたこともある。
領主になった旨を伝えるカシュヴァーンの手紙を封も開けず萎びた薔薇を付けて送り返すなど、カシュヴァーンとは昔から犬猿の仲。
エルティーナ・オーデル
フェイトリン地方
玩具の兵隊(翼の護り)
ルアーク
声 - 岸尾だいすけ
「死神」とも呼ばれる凄腕の暗殺者。アリシアの最初の夫を殺した張本人。ティルナードとユーランに雇われ、カシュヴァーンを暗殺しようとしたことがある。
好奇心旺盛で飄々とした性格だが、アリシアの突拍子も無い行動や言葉には年相応の面を見せることもある。
玩具の兵隊(翼の護り)所属時代に、部隊で一番の実力を持っていたため、一番を保つことで怪我を負い戦えなくなった兄・サイードを生存させていたが、当の兄からは憎まれ最終的には殺されそうになったときに返り討ちにしてしまったという過去をもつ。
自身の過去が明らかになった事件の後、アリシアとカシュヴァーンの「息子」となった。自分の誕生日を知らず、後にアリシアとカシュヴァーンの誕生日の間の日が誕生日となった。
レネ
ジェダ
ギゼ
「翼の祈り」教団
クロエ
ユーラン・スタンバール
声 - 関俊彦
ティルナードの後見人で「翼の祈り」教団の聖職者。うっかりと口を滑らすことがある。穏健派の実力者で、下剋上をたくらむものの排除や、かつての地方伯に立場を取り戻し、教団にいいように操ろうと行動していた。
今までの後見人と違って非道な振る舞いをしなかったため、ティルナードからは信頼されていたが、彼自身は「ティルナード」という一人の人間でなく「名家レイデンの血を引くお坊ちゃん」としてのティルナードしか見ていなかった。
カシュヴァーンの排除に失敗したことから、足に重りをつけたまま湖に落とされるという罰を受けたが、生還。第三階梯から第二階梯に昇格し、ナディールと同じくクロエの花婿候補となった。
レイデン地方を強襲し、セイグラムに重傷を負わせティルナードを誘拐。その後、レオニアが発明したクロスボウ・「裁きの弓」を使い、アリシアと共に脱走しようとしたリュクの腕を傷つけた。アリシアとディネロを結婚させようとしたが、最終的には「裁きの弓」に隠されていた仕掛けにより自滅。ティルナードの前で息絶えた。彼の墓はレイデン地方にひっそりと建てられた。
シルディーン王国宰相・イーダル・スタンバールの息子であり、彼が高い階梯にあったのもイーダルの息子であったためと考えられる。
ナディール
急進派の代表であり、第二階梯にあるクロエの花婿候補。
薄化粧を施した常に笑みを絶やさぬ美青年。夜毎に違う女性を寝所に呼ぶ、至と高い国に位をつくり多額の寄付を貴族に求めるなどの行動から、クロエからは嫌悪されている。
策略家ではあるが、カシュヴァーンたちが教団の本部がラグラドールにあると知っていると勘違いしてアリシアを誘拐する、自身のために行っていた「アーシェル交代の時期が迫っている」という噂の扇動が仇となり「アリシアが新たな聖女である」という考えを信者に植えつけてしまうなど自身の考えや策が裏目に出てしまうことも。
クロエとの結婚式の後、ギゼの告発によりラグラドール人の血をひく「灰色」であることが明らかになった。現在は、ゼオルディスの命により牢に入れられている。
レオニア
教団にいたころのリュクの面倒を見ていた人物で、目元や鼻を覆い隠した長い長髪が特徴である。伯爵家の出身であり、教団での位は第五階梯である。極度の面倒くさがり屋である一方、面倒を減らすという理由から発明を得意とする。
また、逆らうのが面倒だからという理由で急進派に所属しており、ユーランの「裁きの弓」に仕掛けを施し彼を自滅させるなどの行動をとっていた。
クロエからは好感をもたれており、自ら教団本部に誘拐されたアリシアを逃がそうという計画を持ちかけた。アリシアの逃亡計画に加担したことで捕まっていたが、「翼の祈り」によるアスベルグ侵攻の混乱に乗じ、脱出に成功。捕まっていた時に、髪を切られて印象が変わったため、アリシアは最初彼が判らなかった。クロエが城に囚われていると聞き、すぐに助けに行こうとするなど彼女に対し特別な思いを持っていることを伺わせる行動をとっている。
ソルラスカ
パーシア
シルディーン王家
ゼオルディス・フィラル・ド・シルディーン
シルディーン王家の王子であるが、その存在は隠されていた。ティルナードの後見人の子供をそそのかして、彼をいじめさせていた張本人。「図書館の幽霊」と呼ばれている。
額から頬にかけ右目を通って斜めに走る傷跡が特徴で、明るい口調で人の触れられたくない部分にあえて触れようとすることから人からあまりいい印象を持たれない。その言動からはいいようも知れない不気味さが感じられ、実姉のエルティーナからは「怪物」と呼ばれている。
アリシアとは怪奇小説が好きという点で意気投合しており、彼女に「ゼオ」という愛称で呼ぶように求めるなどしている。また、カシュヴァーンを「自分に似ている」といい「友達」と言っているが、カシュヴァーンからは嫌われている。
その出生には謎が多く、触れてはならない禁忌とされている。
仮装舞踏会の後、父とイーダルを殺害し、シルディーン王国第十三代国王となった。
スタンバール家
イーダル・スタンバール
用語
死神姫
シルディーン王国
フェイトリン地方
アズベルグ地方
領主が住む屋敷は、かってレジオール・ハルバーストが行った凶行から『ハルバーストの薔薇屋敷』と呼ばれ恐れられている。最近ではアリシア達が守り石に選んだ巨石が庭に置かれているため、『ライセンの石屋敷』と呼ばれつつある。
レイデン地方
オーデル地方
エルナンド地方
ガーゼット地方
地方伯
新興貴族
「翼の祈り」
教団の本部は、ラグラドールにある。
ラグラドール
大地の女神を崇める宗教が信じられているが、近年では「翼の祈り」を信仰する者もいる。
灰色
灰色の家系は、皮膚の色を薄めるために、怪しげな呪術や薬品に頼ったり、シルディーン人の血を入れて時代に期待したりとすさまじい努力を行う。
クルセージュ
肥料いらず
玩具の兵隊(翼の護り)
既刊一覧
小説
- 小野上明夜(著) / 岸田メル(イラスト、「甘き毒の聖母」まで) / 冨士原良(イラスト、「儚き永遠の恋人達」以降)、エンターブレイン→KADOKAWA〈B's-LOG文庫→ビーズログ文庫〉、全22巻
- 『死神姫の再婚』2007年9月27日初版発行(9月15日発売)、ISBN 978-4-7577-3744-0
- 『死神姫の再婚 -薔薇園の時計公爵-』2008年1月31日初版発行(1月19日発売)、ISBN 978-4-7577-3987-1
- 『死神姫の再婚 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊-』2008年4月25日初版発行(4月14日発売)、ISBN 978-4-7577-4186-7
- 『死神姫の再婚 -私の可愛い王子様-』2008年8月22日初版発行(8月11日発売)、ISBN 978-4-7577-4375-5
- 『死神姫の再婚 -微笑みと赦しの聖者-』2008年12月26日初版発行(12月15日発売)、ISBN 978-4-7577-4589-6
- 『死神姫の再婚 -鏡の檻に棲む王-』2009年5月29日初版発行(5月18日発売)、ISBN 978-4-7577-4888-0
- 『死神姫の再婚 -孤高なる悪食大公-』2009年10月27日初版発行(10月15日発売)、ISBN 978-4-04-726065-8
- 『死神姫の再婚 -飛べない翼の聖女-』2010年2月26日初版発行(2月15日発売)、ISBN 978-4-04-726307-9
- 『死神姫の再婚 -恋するメイドと愛しの花嫁-』2010年6月15日発売、ISBN 978-4-04-726589-9
- 『死神姫の再婚 -五つの絆の幕間劇-』2010年10月15日発売、ISBN 978-4-04-726839-5
- 『死神姫の再婚 -始まりの乙女と終わりの教師-』2011年2月16日発売、ISBN 978-4-04-727062-6
- 『死神姫の再婚 -定められし運命の貴方-』2011年6月27日初版発行(6月15日発売)、ISBN 978-4-04-727320-7
- 『死神姫の再婚 -誰にも言えない初恋の君-』2011年10月15日発売、ISBN 978-4-04-727575-1
- 『死神姫の再婚 -目覚めし女王と夢のお姫様-』2012年2月15日発売、ISBN 978-4-04-727849-3
- 『死神姫の再婚 -ひとりぼっちの幸福な王子-』2012年6月15日発売、ISBN 978-4-04-728107-3
- 『死神姫の再婚 -怪物王子の死神姫-』2012年10月15日発売、ISBN 978-4-04-728424-1
- 『死神姫の再婚 -四つの愛の幕間劇-』2013年2月15日発売、ISBN 978-4-04-728721-1
- 『死神姫の再婚 -甘き毒の聖母-』2014年2月15日発売、ISBN 978-4-04-729389-2
- 「絵本付特装版」同日発売、ISBN 978-4-04-729390-8
- 『死神姫の再婚 -儚き永遠の恋人達-』2015年2月14日発売、ISBN 978-4-04-730217-4
- 『死神姫の再婚 -彷徨える秘密の貴公子-』2015年12月14日発売、ISBN 978-4-04-730896-1
- 『死神姫の再婚 -禁断の奇跡の王者-』2016年5月14日発売、ISBN 978-4-04-734180-7
- 『死神姫の再婚 -愛深き復讐の女神-』2016年9月15日発売、ISBN 978-4-04-734000-8
- 『死神姫の再婚』2007年9月27日初版発行(9月15日発売)、ISBN 978-4-7577-3744-0
- 『死神姫の再婚 -薔薇園の時計公爵-』2008年1月31日初版発行(1月19日発売)、ISBN 978-4-7577-3987-1
- 『死神姫の再婚 -腹ぺこ道化と玩具の兵隊-』2008年4月25日初版発行(4月14日発売)、ISBN 978-4-7577-4186-7
- 『死神姫の再婚 -私の可愛い王子様-』2008年8月22日初版発行(8月11日発売)、ISBN 978-4-7577-4375-5
- 『死神姫の再婚 -微笑みと赦しの聖者-』2008年12月26日初版発行(12月15日発売)、ISBN 978-4-7577-4589-6
- 『死神姫の再婚 -鏡の檻に棲む王-』2009年5月29日初版発行(5月18日発売)、ISBN 978-4-7577-4888-0
- 『死神姫の再婚 -孤高なる悪食大公-』2009年10月27日初版発行(10月15日発売)、ISBN 978-4-04-726065-8
- 『死神姫の再婚 -飛べない翼の聖女-』2010年2月26日初版発行(2月15日発売)、ISBN 978-4-04-726307-9
- 『死神姫の再婚 -恋するメイドと愛しの花嫁-』2010年6月15日発売、ISBN 978-4-04-726589-9
- 『死神姫の再婚 -五つの絆の幕間劇-』2010年10月15日発売、ISBN 978-4-04-726839-5
- 『死神姫の再婚 -始まりの乙女と終わりの教師-』2011年2月16日発売、ISBN 978-4-04-727062-6
- 『死神姫の再婚 -定められし運命の貴方-』2011年6月27日初版発行(6月15日発売)、ISBN 978-4-04-727320-7
- 『死神姫の再婚 -誰にも言えない初恋の君-』2011年10月15日発売、ISBN 978-4-04-727575-1
- 『死神姫の再婚 -目覚めし女王と夢のお姫様-』2012年2月15日発売、ISBN 978-4-04-727849-3
- 『死神姫の再婚 -ひとりぼっちの幸福な王子-』2012年6月15日発売、ISBN 978-4-04-728107-3
- 『死神姫の再婚 -怪物王子の死神姫-』2012年10月15日発売、ISBN 978-4-04-728424-1
- 『死神姫の再婚 -四つの愛の幕間劇-』2013年2月15日発売、ISBN 978-4-04-728721-1
- 『死神姫の再婚 -甘き毒の聖母-』2014年2月15日発売、ISBN 978-4-04-729389-2
- 「絵本付特装版」同日発売、ISBN 978-4-04-729390-8
- 『死神姫の再婚 -儚き永遠の恋人達-』2015年2月14日発売、ISBN 978-4-04-730217-4
- 『死神姫の再婚 -彷徨える秘密の貴公子-』2015年12月14日発売、ISBN 978-4-04-730896-1
- 『死神姫の再婚 -禁断の奇跡の王者-』2016年5月14日発売、ISBN 978-4-04-734180-7
- 『死神姫の再婚 -愛深き復讐の女神-』2016年9月15日発売、ISBN 978-4-04-734000-8
- 「絵本付特装版」同日発売、ISBN 978-4-04-729390-8
漫画
- 小野上明夜(原作) / 岸田メル(キャラクター原案) / 冨士原良(作画) 『死神姫の再婚』 エンターブレイン〈B's-LOG COMICS〉、全3巻
- 2011年10月15日発売、ISBN 978-4-04-727578-2
- 2012年10月15日発売、ISBN 978-4-04-728391-6
- 2013年3月15日発売、ISBN 978-4-04-728768-6
- 小野上明夜(原作) / 岸田メル(キャラクター原案) /夏目コウ(作画) 『死神姫の再婚-薔薇園の時計公爵-』 白泉社〈花とゆめCOMICS〉、全3巻
- 2012年12月20日発売、ISBN 978-4-592-19760-7
- 2014年2月20日発売、ISBN 978-4-592-19775-1
- 2016年5月20日発売、ISBN 978-4-592-19790-4
関連書籍
- 『ビーズログ文庫アンソロジー オトキュン! 〜死神姫の再婚編〜』2015年12月14日発売 ※電子書籍
ドラマCD
2009年11月26日にフロンティアワークスより発売された。小野上明夜書き下ろしショートストーリー収録。
舞台
『舞台・死神姫の再婚〜旦那様、お買い上げありがとうございます!』
2013年3月13日から17日まで、全労済ホールスペース・ゼロにて全8回上演された。脚本・演出は穴吹一朗。主演はアイドルグールプLinQの姫崎愛未。物語の鍵を握る役割として、原作にはない舞台版オリジナルキャストが登場する。
スタッフ
- 原作 - 小野上明夜
- 脚本・演出 - 穴吹一朗
- 協力 - エンターブレイン
- 主催 - Decca
キャスト
- 死神姫 アリシア - 姫崎愛未(LinQ)
- 暴君 カシュヴァーン - 太田基裕
- 謎の男 チャーリー(舞台版オリジナルキャスト) - 高木万平(特別出演)
- 地方伯 ティルナード - 関義哉(新選組リアン)
- 裏社会の少年 ルアーク - 吉田大輝
- セクシーなメイド ノーラ - 滝川綾
- 聖職者 ユーラン - 阿部直生
- 暴君の過去を知る男 トレイス - 福山聖二
- 謎の男の助手 グレイプ(舞台版オリジナルキャスト) - 久保慶太
- AIZENN
- sonrisa
- 有坂愛海
- 語り部/謎の男たちの雇い主(舞台版オリジナルキャスト) - 関智一(友情出演)
ほか