殺人鬼フジコの衝動
以下はWikipediaより引用
要約
『殺人鬼フジコの衝動』(さつじんきフジコのしょうどう)は、真梨幸子による日本の小説。
2008年12月に徳間書店より刊行された書き下ろしミステリー。2011年5月に文庫化されるとともに話題を呼び、50万部を超えるベストセラーとなった。
続編に『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』がある。
ストーリー
十数人を殺害した罪で死刑になった伝説の女、通称“殺人鬼フジコ”。彼女は、11歳のときに起こった一家惨殺事件のただ1人の生き残りだった。悲劇を乗り越え新しい人生を歩もうとしていた少女は、なぜ稀代の殺人鬼と恐れられる悪女へ変貌したのか。フジコを知るある人物の遺した記録小説という形で、謎と悲劇に満ちたフジコの一生を描いていく。
登場人物
森沢藤子
書籍情報
- 単行本:徳間書店、2008年12月31日発行、ISBN 978-4-19-862647-1
- 文庫:徳間文庫、2011年5月15日発行、ISBN 978-4-19-893367-8、解説・藤田香織
続編
『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』
フジコの死刑執行から8年後。下田健太が関わっていると見られる凄惨な事件をきっかけに、“殺人鬼フジコ”の名が再び浮上。グローブ出版社の記者・井崎智彦と村木里佳子、新進構成作家の吉永サツキの3人は、下田健太の母親でありフジコの叔母である茂子の独占インタビューを敢行し、行方不明となった健太の行方と、未解決の「高津区一家惨殺事件」の真相を追う。
『私は、フジコ』
『インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実』のプロローグとなっている。
舞台
殺人鬼フジコの衝動
2015年4月15日 - 4月19日にかけて全労済ホール/スペース・ゼロにて再演された。製作・主催はバードランドミュージックエンタテインメント。
いずれも、主演は新垣里沙、脚本・演出は松澤くれは、テーマ曲は「夢見るシャンソン人形」(歌:黒色すみれ)。
初演のキャスト
初演のキャスト
再演のキャスト
再演のキャスト
DVD
再演:2015年8月7日発売、規格品番 BLMC-1022
DVD
再演:2015年8月7日発売、規格品番 BLMC-1022
ドラマ
『フジコ』のタイトルでドラマ化された。凄惨な内容と驚きの仕掛けから、長らく映像化不可能といわれてきた小説だが、Huluが日本向けサービスにおける初のオリジナル作品としてドラマ化。主演は尾野真千子。
2015年11月13日より全6話が、HuluとJ:COMにて一挙配信された。
キャスト
フジコ
高峰美智子
若村春
水谷編集長
小坂初代
下田茂子
上原英樹
森沢慶子
刑務官
上原早季子
小坂恵美
石川(雑誌記者)
辻村裕也
大月杏奈
スタッフ
- 原作 - 真梨幸子
- 脚本 - 高橋泉
- 音楽 - やまだ豊
- 音楽プロデューサー - 志田博英
- プロデューサー - 戸石紀子、川西琢
- 監督 - 村上正典、岩田和行
- 主題歌 - 斉藤和義「シンデレラ」
- 協力 - ベイシス、バスク、フジアール、ケイエッチケイアート
- 製作・著作 - Hulu、共同テレビジョン
受賞歴
- 第32回ATP賞テレビグランプリ 特別賞・非放送系コンテンツ部門
DVD-BOX
2016年5月27日発売、規格品番 ACBD-10937