毒姫
漫画
作者:三原ミツカズ,
出版社:朝日ソノラマ,
掲載誌:ネムキ,
レーベル:眠れぬ夜の奇妙な話コミックス,
巻数:全5巻全2巻,
漫画:毒姫の棺
作者:三原ミツカズ,
出版社:朝日新聞出版,
掲載誌:nemuki+,
レーベル:Nemuki+コミックス,
発表期間:2017年4月13日 - 2020年10月13日,
巻数:全2巻,
以下はWikipediaより引用
要約
『毒姫』(どくひめ)は、三原ミツカズによる日本の漫画作品。『ネムキ』(朝日ソノラマ)にて2002年11月号から2012年11月号まで連載された。単行本は全5巻。また、続編及び番外編である『毒姫の棺』(どくひめのひつぎ)が『nemuki+』(朝日新聞出版)にて2017年5月号から2020年11月号まで連載され、単行本が上下巻で発行されている。
あらすじ
赤子の頃から少量の毒を摂取し続けることにより全身の体液が猛毒となった少女達「毒姫」。小国ミトラガイナは「毒姫」を生み出しては敵国に寵姫として送りこみ、要人を毒殺することで自国の繁栄を保っていた。毒姫のひとりリコリスも大国グランドルに送られるが、国王の毒殺に失敗して囚われてしまう。捕虜として生かされることになったリコリスは、グランドルの三つ子の王子ハル・マオ・カイトの秘密を知り、国同士の混乱に巻き込まれていくことになる。
登場人物
主要人物
リコリス・ラディアータ=カンタレラ
ハル・トリアゾラム=グランドル
マオ・エフェドラ=グランドル
ミトラガイナ
小国ながら毒や薬の扱いに長け、その交易で栄えている女系国家。一般人にはただの伝説と思われている『毒姫』は、実はミトラガイナ最高の商品であり兵器でもある。作中で「毒姫には花の名前をつけるのがならわし」と説明されている他、毒姫以外の登場人物も植物の名をもつものが多い。
ダチュラ・メテル=ミトラガイナ
マンドレーク
アトローパ・ベラドンナ=カンタレラ
柘榴(ざくろ)/イリス・クリソグラフェス=カンタレラ、アネモネ・コロナリア=カンタレラ
グランドル
豊富な水資源を有する大国。旧王族時代は水源を独占することにより国内外に圧政を強いていた。クーデターにより現国王が政権を握ってからは水源を解放し、国民の生活も改善している。登場人物には実在の薬物に由来する名前が多い。
イカルス・テガフール=グランドル
シッカ・ロール
ガーレ・ドナウ=グランドル
ロゼレム
イスキア
グランドル西方にある砂漠の国。イカルスによってグランドルから水路が引かれており、両国は友好関係にある。歴史上の北米先住民の名からとられたと思われる名前が多い。
書誌情報
- 三原ミツカズ『毒姫』朝日ソノラマ〈眠れぬ夜の奇妙な話コミックス〉、全5巻
- 2004年6月22日発売、ISBN 4257905042
- 2007年12月発売、ISBN 978-4022130518
- 2008年3月7日発売、ISBN 978-4022131133
- 2009年8月7日発売、ISBN 978-4022131355
- 2013年6月7日発売、ISBN 978-4022141217
- 三原ミツカズ『毒姫 愛蔵版』朝日新聞出版〈Nemuki+コミックス〉、全2巻(上下巻)
- 2021年3月22日発売、ISBN 978-4022143228
- 2021年3月22日発売、ISBN 978-4022143235
- 三原ミツカズ『毒姫の棺』朝日新聞出版〈Nemuki+コミックス〉、全2巻(上下巻)
- 上巻 2020年6月19日発売、ISBN 978-4022142948
- 下巻 2021年3月22日発売、ISBN 978-4022143143