氷の涯
以下はWikipediaより引用
要約
氷の涯 (こおりのはて)は、『新青年』1933年(昭和8年)2月号に発表された、夢野久作の手記形式の中編探偵小説である。ロシア内戦中の満州内ロシア租借地 (東清鉄道附属地) のハルピンを舞台とする。
あらすじ
登場人物の一人である上村作次郎が、シベリア出兵中の大正9年(1920年)に書き残した手記という体裁をとっている。帝国陸軍の一等卒に過ぎない上村作次郎は、とある大事件に巻き込まれ日本軍・白軍・赤軍の三方に睨まれることとなり、特に日本官憲には「売国、背任、横領、誣告、拐帯、放火、殺人、婦女誘拐」等々の罪で追い詰められることとなった。手記は、その真相と結末を綴るものとなっている。
登場人物
上村作次郎
オスロフ・オリドイスキー
登場場所
当時ハルピン付近には、旧市街 (傅家甸)と新市街 (東清鉄道附属地)が存在した。
傅家甸 (現道外区)
新市街 (秦家崗、現南崗区)
埠頭区 (現道裏区)
ナハロフカ