江戸の検屍官
以下はWikipediaより引用
要約
『江戸の検屍官』(えどのけんしかん)は、川田弥一郎による日本の時代推理小説の連作シリーズ。川田は時代医療ミステリというべき作品を多数書いているが、本作はその一つである。江戸北町奉行所の同心・北沢彦太郎が、当時の検屍の手引きというべき『無冤録述』を頼りに死体を丹念に調べ、やはり検屍を得意とする医師の古谷玄海、死体から生前の似顔を再現できる絵師のお月と共に、事件の真相を究明していくストーリーである。
高瀬理恵によって漫画化されている。
登場人物
北沢 彦太郎(きたざわ ひこたろう)
古谷 玄海(ふるや げんかい)
お月(おつき)
用語
無冤録述
書誌情報
本作は連作シリーズながら、1冊ごとに出版社を変えて刊行されている。
- 江戸の検屍官 北町奉行所同心北沢彦太郎謎解き控
- 連作短編集。「嘲笑う女」「井戸の底」「紫色の顔」「口中の毒」「襲撃の刃」「雪の足跡」の6話を収録。
- 祥伝社(四六判ハードカバー、1997年1月発売) ISBN 4-396-63110-3
- 江戸の検屍官 北町奉行所同心謎解き控(改題) 祥伝社ノン・ブック(新書版、2000年11月発売) ISBN 4-396-20699-2
- 江戸の検屍官 北町同心謎解き控(改題) 祥伝社文庫(2001年12月発売) ISBN 4-396-33012-X
- 銀簪の翳り
- 読売新聞社(四六判ハードカバー、1997年10月発売) ISBN 4-643-97100-2
- 中公文庫(2001年2月発売) ISBN 4-12-203779-4
- 江戸の検屍官 闇女
- 講談社(四六判ハードカバー、2000年11月発売) ISBN 4-06-210366-4
- 講談社文庫(2008年3月発売) ISBN 978-4-06-275992-2
- 江戸の検屍官 女地獄
- ハルキ文庫(2001年11月発売) ISBN 4-89456-945-0
- 祥伝社文庫(2012年6月発売) ISBN 978-4-396-33771-1
連作短編集。「嘲笑う女」「井戸の底」「紫色の顔」「口中の毒」「襲撃の刃」「雪の足跡」の6話を収録。
連作短編集。「嘲笑う女」「井戸の底」「紫色の顔」「口中の毒」「襲撃の刃」「雪の足跡」の6話を収録。
- 祥伝社(四六判ハードカバー、1997年1月発売) ISBN 4-396-63110-3
- 江戸の検屍官 北町奉行所同心謎解き控(改題) 祥伝社ノン・ブック(新書版、2000年11月発売) ISBN 4-396-20699-2
- 江戸の検屍官 北町同心謎解き控(改題) 祥伝社文庫(2001年12月発売) ISBN 4-396-33012-X
- 読売新聞社(四六判ハードカバー、1997年10月発売) ISBN 4-643-97100-2
- 中公文庫(2001年2月発売) ISBN 4-12-203779-4
- 講談社(四六判ハードカバー、2000年11月発売) ISBN 4-06-210366-4
- 講談社文庫(2008年3月発売) ISBN 978-4-06-275992-2
- ハルキ文庫(2001年11月発売) ISBN 4-89456-945-0
- 祥伝社文庫(2012年6月発売) ISBN 978-4-396-33771-1
関連作品
川田は以下のような同趣向の作品も著している。
- 平安京の検屍官 検非違使・坂上元継の謎解き帖(祥伝社、1998年)
- 宋の検屍官 中国法医学事件簿(祥伝社、1999年)
- モダン東京の検屍官 銀座カフェ女給連続怪死事件(双葉社、2001年)
漫画
『江戸の検屍官』のタイトルで高瀬理恵によって漫画化され、『ビッグコミック』(小学館)に2010年5号から2018年9号まで断続的に短期連載された。細部で変更がなされている他、『宋の検屍官』も原作に用いられている。
単行本
- 高瀬理恵『江戸の検屍官』 小学館〈ビッグコミックススペシャル〉、全6巻
- 江戸の検屍官 壱(2010年12月25日発売) ISBN 978-4-09-183608-3
- 「水底の女」(全4話) - 原作:「井戸の底」、『ビッグコミック』2010年5号 - 8号掲載
- 「半身」(全5話) - 原作:「紫の顔」、2010年11号 - 15号掲載
- 江戸の検屍官 弐(2011年8月30日発売) ISBN 978-4-09-184087-5
- 「千両」(全4話) - 原作:「雪の足跡」、2010年22号 - 2011年1号掲載
- 「毒婦」(全5話) - 原作:「口中の毒」、2011年11号 - 15号掲載
- 江戸の検屍官 参(2012年8月30日発売) ISBN 978-4-09-184699-0
- 「女地獄」(全9話) - 原作:『江戸の検屍官 女地獄』、2012年7号 - 15号掲載
- 江戸の検屍官 四(2014年2月28日発売) ISBN 978-4-09-186140-5
- 「屍に戻れ」(全5話) - 原作:「襲撃の刃」、2013年2号 - 6号掲載
- 「救死方」(全5話) - 原作:『宋の検屍官』「覆験屍」、2013年23号 - 2014年3号掲載
- 江戸の検屍官 五(2017年1月30日発売) ISBN 978-4-09-189437-3
- 「天の網」(全5話) - 原作:『銀簪の翳り』、2016年2号 - 6号掲載
- 「祟りの家」(全5話) - 原作:『宋の検屍官』「懸垂婦」、2016年20号 - 24号掲載
- 江戸の検屍官 六(2018年5月30日発売) ISBN 978-4-09-860021-2
- 「闇女」(全9話) - 原作:『江戸の検屍官 闇女』、2018年1号 - 9号掲載
- 巻末に「特別付録」として高瀬理恵、川田弥一郎、山田順子(時代考証)による「完結記念」鼎談(初出:『ビッグコミック』2018年9号)を収録
「水底の女」(全4話) - 原作:「井戸の底」、『ビッグコミック』2010年5号 - 8号掲載
「半身」(全5話) - 原作:「紫の顔」、2010年11号 - 15号掲載
「千両」(全4話) - 原作:「雪の足跡」、2010年22号 - 2011年1号掲載
「毒婦」(全5話) - 原作:「口中の毒」、2011年11号 - 15号掲載
「女地獄」(全9話) - 原作:『江戸の検屍官 女地獄』、2012年7号 - 15号掲載
「屍に戻れ」(全5話) - 原作:「襲撃の刃」、2013年2号 - 6号掲載
「救死方」(全5話) - 原作:『宋の検屍官』「覆験屍」、2013年23号 - 2014年3号掲載
「天の網」(全5話) - 原作:『銀簪の翳り』、2016年2号 - 6号掲載
「祟りの家」(全5話) - 原作:『宋の検屍官』「懸垂婦」、2016年20号 - 24号掲載
「闇女」(全9話) - 原作:『江戸の検屍官 闇女』、2018年1号 - 9号掲載
巻末に「特別付録」として高瀬理恵、川田弥一郎、山田順子(時代考証)による「完結記念」鼎談(初出:『ビッグコミック』2018年9号)を収録
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