池袋レインボー劇場
漫画
作者:えりちん,
出版社:白泉社,
掲載誌:ヤングアニマル,
レーベル:ヤングアニマルコミックス,
発表期間:2015年8月12日 - 2017年1月27日,
巻数:全3巻,
話数:全25話,
以下はWikipediaより引用
要約
『池袋レインボー劇場』(いけぶくろレインボーげきじょう)は、えりちんによる日本の漫画作品。『ヤングアニマル』(白泉社)にて、2015年16号から2017年3号まで連載された。
えりちんにとって『ヤングアニマル』連載3作目。単行本第2巻の著者コメントによれば10年間寝かせていたストリップの世界を描くという企画案が通った作品で、初めて女性キャラクターを主人公に据えた作品である。同誌2015年8月発売16号にて連載開始。2017年3号で完結。最終巻となる3巻を3月29日に刊行した。
ライターの粟生こずえは「失われつつあるストリップ劇場という“オトナの遊び場”の魅力を描ききろう」とする作品であり、「主人公が心の奥底にしまった本音や、内面の疑問や矛盾」が描かれる作品と評論している。
あらすじ
18歳の箱入り娘ユキは、習い事であるバレエの衣装を祖母に捨てられ、家出を決意。遠距離恋愛のつもりだった先輩を訪ねるため上京する。しかし先輩の家には彼女がおり、早くも都会の路頭に迷うマユ。一夜を過ごすにもお金がなく、身分証もない。アルバイトにと飛び込んだセラピーの店は性風俗店だった。店員との講習を前に飛び出すユキだったが、曲がり角で大きな荷物を抱える女性とぶつかり平謝り。荷物からは内掛けがこぼれ、ユキは汚れを落としたいと申し出ると女性のマンションに案内され、しばらく泊っていくことを許される。女性は踊り子の歩夢であり、ユキは次の日彼女のストリップ舞台を見て体に電流が走るのだった。
裸にはなるけれど、たおやかに、しなやかに、それでいて美しく。それは祖母から禁止された自由な踊りであり、優雅な舞であった。目標を失っていたユキは処女の身ながらストリッパーの道を歩みだす。
登場人物
ユキ / 芸名:“一本 マユ(いちもと マユ)”
神楽歩夢(かぐら あゆむ)
タクゾー
書誌情報
- えりちん 『池袋レインボー劇場』白泉社〈ヤングアニマルコミックス〉、全3巻
- 2016年6月29日発売、ISBN 978-4-592-14184-6
- 2016年10月28日発売、ISBN 978-4-592-14185-3
- 2017年3月29日発売、ISBN 978-4-592-14186-0