泣くようぐいす
以下はWikipediaより引用
要約
『泣くようぐいす』(なくようぐいす)は、『週刊少年マガジン』1999年35号から2000年46号まで連載されていた木多康昭の少年漫画作品。
概要
千葉県幕張地区にある高校の野球部を舞台としたギャグ漫画でありスポーツ漫画。前作『幕張』の終了から2年、籍を講談社に移しての第1作目で前作同様多くのパロディがある。
ストーリー
千石うぐいすが、あるきっかけで真面目に野球をやり始めることになり、ライバルである原幕との試合や、幕張第一野球部内の出来事を時にシリアスに、時にコメディタッチで描く。
当初は不純な動機や適度な脱線も折りまれつつも、野球漫画路線を突き進んでいたのだが、途中でギャグ漫画路線に変更となる。しかし、本作の打ち切りが決定するや否や、また野球漫画に回帰。後の展開の伏線をはりつつも、最終的には主人公の夢オチで終わる。
登場人物
幕張第一高校
千石うぐいす(せんごく うぐいす)
主人公。幕張第一高校野球部員(通称・幕一ナイン)の1年生で、守備位置はセンター。小口詩織にドッキリをやられ、彼女を見返すために真面目に甲子園を目指す。身体能力はプロのアスリート並みで、加藤礼司が投げた球(150㎞/h)を初球でホームランにしたり、守備ではセンターゴロに相手のバッターを打ち取り、140km台/hの球を投げられる。(自称)幼少期、グレイによって改造手術を施された改造人間。呪いのビデオを観た際には、テレビから現れた貞子をプロレス技で返り討ちにした。蘇我の宝物を川に投げ捨てる・先輩をブロックで動かなくなるまで殴るなど非常に容赦ない行動を取る一方、今の催眠商法みたいな口車に乗せられたり自分の対応で相手が泣き出すと気まずそうに自分から折れるなど、意外と防御面が弱い。夢は、PRIDEでガチャピンと戦うこと。必殺技は「千石パンチ」「千石一輪挿し」など。蛭子能収の息子と呼ばれるほどの勝負事好きで、物がかかると強くなる。下克上を信条としているらしく、先輩達にも平気で悪態をつき、逆上すると言葉がナメック語になる。背番号は8番。
御供サト(みとも さと)
ヒロインにして、幕一の女子マネージャー。筋肉フェチであり、筋肉の文字を見ただけで興奮する。麻雀の腕もかなりの物で、陰ながらうぐいすのピンチを救って来た。度々うぐいすに操を狙われている。顔も悪くはないのだが、「強豪校はマネージャーも可愛い」という話題が出た際はうぐいす・後藤・岡村の3人に、「ならうちは予選敗退」と言われたりなど酷評を受けている。私羅高校編では他の仲間と共にうぐいすのもとに駆けつけ、ロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。剛田戦後は野球部のメンバー共々、何事も無かったかのように復活した。うぐいすに恋愛感情は持ってない様子。父親はスーパー経営者。
後藤和義(ごとう かずよし)
今裕二(こん ゆうじ)
幕一ナインのクリーンナップを務める主砲で、守備位置はファースト。顔が斉藤洋介似。母親も彼と瓜二つ。バッティングセンスはかなりの物で、打った球を狙った標的に的確に当てる事が出来る。自分の顔が非常にコンプレックスで、言われ過ぎると涙を流すほど嫌っている。自信家であり、後述の「魔球」の弱点をうぐいすが先に看破したことをすぐには信じなかった。私羅高校編では「グレイ」の洗脳を受け、ロボスーツ3号を着用してうぐいす一行に襲い掛かる。そのときに言った悪口が後藤の逆鱗に触れ、半殺しにされて改心。私羅高校との戦いで、他の仲間と共にロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。背番号は3番で、コミックスの裏表紙3巻担当。
岡村博範(おかむら ひろのり)
幕一ナインが誇る韋駄天で、誇り高き岡村ミリバールの孫。その足の速さはかつて代走として出た時は相手が全員極端な前傾守備を行うほど。加えて、相手を出し抜ける卑怯さも持ち合わせる。守備位置はライト。あと一歩というところで祖父の死に目に立ち会うことができず、真実を伝えることができなかった。日頃から足を鍛えている。元々はお笑い芸人を目指し、うぐいすと田代まさしを尊敬している。卑怯さについてはうぐいすを参考に学んだ。うぐいすが私羅高校に向かう際には彼に同行した。私羅高校との戦いで、他の仲間と共にロボスーツを着用してロボキングへの合体を果たす。装着者の人体構造を無視した強引な変形合体に耐え切れず死亡。野球に関してはほぼ初心者で最初は代走のみの出場だったが、後に左打ちバッターを本格的に目指す。背番号は11番。
金子健太郎(かねこ けんたろう)
桂和正(かつら かずまさ)
鈴木光男(すずき みつお)
斎木たくや(さいき たくや)
原宿幕張高校
蘇我昭彦(そが あきひこ)
小口詩織(こぐち しおり)
水落篤(みずおち あつし)
国吉(くによし)
私羅高校
一芸入試でのみ入学が可能な高校で、それぞれの分野のスペシャリストが集う。生徒の多くは仮面を着用、剛田光年に「心の友」として認められた者だけが仮面を外すことを許されている。
剛田光年(ごうだ みつとし)
骨川スジオ(ほねかわ スジオ)
富田コージ(とみた コージ)
有村薫(ありむら かおる)
土屋晃(つちや あきら)
その他の高校
その他の人物
加藤礼司(かとう れいじ)
岡村ミリバール(おかむら ミリバール)
南源三(みなみ げんぞう)