清須会議 (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『清須会議』(きよすかいぎ)は、2012年に出版された三谷幸喜の小説。またそれを原作にし、2013年11月9日に公開された日本の映画作品。題材は1582年に実際にあった出来事の清洲会議(清須会議)を元にしたもの。
小説
2012年6月27日、幻冬舎より発売。発売日は旧暦で清洲会議が行われた日である(現在の暦では7月16日)。三谷にとって『大根性』以来17年振りの本格小説となる。当初、2011年中の「三谷幸喜大感謝祭」の一環として発表される予定(仮題は「KIYOSU」)であったが間に合わず、三谷の51歳の誕生日(7月8日)を目前にして発売された。
登場人物のモノローグ(独白)形式で綴られる。
書誌情報
- 清須会議 - 幻冬舎 (2012年6月27日)、ISBN 978-4-344-02197-6
登場人物
柴田勝家
羽柴秀吉
丹羽長秀
滝川一益
池田恒興
前田利家
織田信長
織田信忠
織田信雄
織田信孝
織田信包
お市
映画
2013年11月9日公開。
全国430スクリーンで公開され、2013年11月9日、10日の初日2日間で興収4億8,371万6,600円 動員38万6,994人になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第1位となり、続く公開第2週も興収12億6,220万1,250円、動員103万7,517人となり2週連続第1位となっている。2014年発表の最終興収は29.6億円。
愛知県重要無形民俗文化財に指定されている津島市の「くつわ踊(おどり)」が劇中に登場。
キャスト
- 柴田勝家:役所広司
- 羽柴秀吉:大泉洋
- 丹羽長秀:小日向文世
- 池田恒興:佐藤浩市
- 織田信雄:妻夫木聡
- 前田利家:浅野忠信
- 黒田官兵衛:寺島進
- 前田玄以:でんでん
- 堀秀政:松山ケンイチ
- 織田三十郎信包:伊勢谷友介
- お市様:鈴木京香
- 寧:中谷美紀
- 松姫:剛力彩芽
- 三法師:津島美羽
- 織田信孝:坂東巳之助
- 滝川一益:阿南健治
- 佐々成政:市川しんぺー
- 金森長近:清末裕之
- 稲葉一鉄:久世浩
- 蜂屋頼隆:迫田孝也
- 長束正家:望月章男
- 佐久間盛政:松永一太
- 弥助:ショー片島
- 森蘭丸:染谷将太
- 織田信長:篠井英介
- なか:戸田恵子
- 小一郎:梶原善
- 小袖:瀬戸カトリーヌ
- 義兵衛:近藤芳正
- 明智光秀:浅野和之
- 織田信忠:中村勘九郎
- 枝毛:天海祐希
- 更科六兵衛:西田敏行
- さまざまな声:山寺宏一
- 秀吉の家臣:笠原紳司
スタッフ
- 原作と脚本と監督:三谷幸喜『清須会議』(幻冬舎刊)
- 製作:石原隆、市川南
- プロデューサー:前田久閑、和田倉和利
- アソシエイトプロデューサー:清野真紀、西原恵
- ラインプロデューサー:森賢正
- 撮影:山本英夫(J.S.C.)
- 照明:小野晃
- 録音:瀬川徹夫
- 美術:種田陽平、黒瀧きみえ
- 音楽:荻野清子
- 編集:上野聡一
- テクニカルプロデューサー:大屋哲男
- VFXスーパーバイザー:田中貴志
- スクリプター:山縣有希子
- 衣装デザイン:黒澤和子
- 装飾:佐藤孝之
- キャスティング:杉野剛
- 助監督:片島章三
- 製作担当:斉藤大和
- 制作プロダクション:シネバザール
- 配給:東宝
- 製作:フジテレビジョン、東宝
キャッチコピー
- 誰だ! 最後に笑うのは? 歴史が動いた5日間。
受賞
- 第37回日本アカデミー賞
- 優秀監督賞、優秀脚本賞(三谷幸喜)
- 優秀音楽賞(荻野清子)
- 優秀美術賞(種田陽平、黒瀧きみえ)
- 優秀録音賞(瀬川徹夫)
- 優秀編集賞(上野聡一)
- 映画芸術 2013年日本映画ベストテン&ワーストテン・ワースト8位
- 優秀監督賞、優秀脚本賞(三谷幸喜)
- 優秀音楽賞(荻野清子)
- 優秀美術賞(種田陽平、黒瀧きみえ)
- 優秀録音賞(瀬川徹夫)
- 優秀編集賞(上野聡一)