小説

無伴奏ソナタ




以下はWikipediaより引用

要約

『無伴奏ソナタ』(むばんそうソナタ、Unaccompanied Sonata)は、オースン・スコット・カードのSF小説、および当該作品を収録した単行本名。表題作「無伴奏ソナタ」を始め、代表作「エンダーのゲーム」など11話を所収した短編集。「Unaccompanied Sonata and Other Stories」として1980年に刊行。

日本では野口幸夫他訳の本がハヤカワ文庫SFで、1985年に刊行。2014年には翻訳者を変更した『無伴奏ソナタ〔新訳版〕』(金子浩、山田和子訳)が同じハヤカワ文庫SFから再刊行された。

所収作品

エンダーのゲーム(Ender's Game)
SF誌『アナログ』1977年8月号初出。
王の食肉(Kingsmeat )
SF誌『アナログ』1977年度Yearbook初出。
呼吸の問題(Deep Breathing Exercises)
SF誌『オムニ』1979年7月号初出。
時蓋をとざせ(Closing the Timelid)
SF誌『F&SF』1979年12月号初出。
憂鬱な遺伝子を身につけて(I Put My Blue Genes On)
SF誌『アナログ』1978年8月号初出。
四階共同便所の怨霊(Eumenides in the Fourth Floor Lavatory)
『Chrysalis』1979年 IV初出
死すべき神々(Mortal Gods)
SF誌『F&SF』1979年1月号初出。
解放の時(Quietus)
SF誌『オムニ』1979年8月号初出。
猿たちはすべてが冗談なんだと思いこんでいた(The Monkeys Thought'Twas All in Fun)
SF誌『アナログ』1979年5月号初出。
『磁器のサラマンダー』(The Porcelain Salamender)
書き下ろし作品
無伴奏ソナタ(Unaccompanied Sonata)
SF誌『オムニ』1979年3月号初出。

舞台

演劇集団キャラメルボックスによって『無伴奏ソナタ』のみ舞台化され、2012年春に東京・神戸、2014年に東京・三重・名古屋・大阪・新潟・岐阜で上演された。脚本・演出は成井豊。

2018年春に一部キャストを入れ替えて、同劇団が再々演する事が決定している。

作中に出てくる「シュガーの歌」をSIBERIAN NEWSPAPERの真鍋貴之が作曲しており、配信限定で販売されている。

出演
2012年・2014年版
  • クリスチャン - 多田直人
  • カレン/デニス - 大森美紀子
  • ジャニス/ブライアン - 岡田さつき
  • オリビア/カール - 岡内美喜子
  • ギルバート/ミック/ギレルモ - 左東広之
  • リスナー/ジョー - 小多田直樹
  • リンダ/マイク - 原田樹里
  • ポール/キース - 畑中智行
  • リチャード/ウォッチャー - 石橋徹郎(文学座)
2018年版
  • クリスチャン-多田直人
  • リチャード/ウォッチャー-石橋徹郎(文学座)
  • ギルバート/ミック/ギレルモ-オレノグラフィティ(劇団鹿殺し)
  • カレン/デニス-岡田さつき
  • リスナー/ジョー/アル-岡田達也
  • ビリー/ブライアン-筒井俊作
  • オリビア/カール-森めぐみ
  • リンダ/マイク-大滝真実
  • ポール/キース/ブルース-山﨑雄也