燐寸少女
以下はWikipediaより引用
要約
『燐寸少女』(マッチショウジョ)は、鈴木小波による日本の漫画作品。アンデルセン童話『マッチ売りの少女』をモチーフにしている。
『ヤングエース』(KADOKAWA)にて、2012年9月号に読み切りが掲載後、2014年5月号より2017年12月号まで連載され、2016年5月に実写映画化された。単行本第3巻の発売を記念して、アニメPVが制作されている。
あらすじ
モテたい、人の心を覗きたい、ずっと一緒にいたい、様々な妄想を持つ人々。その許にどこからともなく現れる謎の少女、リンは、寿命1年分と引き換えに、妄想を現実に変える妄想燐寸を売りつけ姿を消す。売りつけられた人々は自分の願望を満たすために妄想燐寸を使用するが、妄想は願望の一端であり、他の者の強い願望の前に思わぬ副作用が出て取り返しのつかない結果を招く者もあれば、自分の本心に気付いて妄想燐寸を捨てる者もいる。そんな妄想燐寸を巡る人々の悲喜こもごもを描いた一話完結形式の漫画である。
登場人物
演は映画版の俳優。
リン
内藤勇実
氏家治
岸田叶人
田仲かの子
蝶野葉子
高橋由香
友野晴美
亀山翔吾
橋本純
藤波創一
おじいさん
おばあさん
書誌情報
- 鈴木小波 『燐寸少女』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、全6巻
- 2014年11月4日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-102230-6
- 2015年7月4日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-103080-6
- 2016年3月4日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-103863-5
- 2016年6月4日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-103864-2
- 2017年2月4日発行(同日発売)、ISBN 978-4-04-105350-8
- 2018年2月2日発売、ISBN 978-4-04-103080-6
映画
原作漫画第1話「妄想と願望」、第3話「心の裏」、第4話「東京タワー」の三篇をベースに再構築した映画。
「心の裏」は原作の主要人物二名を男性に変え、結末についても大幅な変更を加えているものの、「妄想と願望」、「東京タワー」については概ね原作を踏襲した内容となっている。 リン役の佐藤すみれは、本作が初の単独主演作品となった。
SKE48に所属する佐藤すみれが主演するほか、男性アイドルグループBOYS AND MENの小林豊と本田剛文、人気声優の小野賢章の三人が準主役として出演することから、アイドルファンの間で話題になっている。
スタッフ
- 原作 - 鈴木小波(KADOKAWA『ヤングエース』連載)
- 監督 - 内田浩
- 脚本 - 石川北二
- プロデューサー - 三瓶慶介、川畑良太
- ラインプロデューサー - 今泉暢子
- 撮影 - 斑目重友
- 照明 - 坂本真章
- 録音 - 臼井久雄
- 美術 - 根古屋史彦
- 編集 - 大野昌寛、山口牧子
- 音楽 - 清川進也
- 助監督 - 佐々木詳太
- 製作 - 「燐寸少女 マッチショウジョ」製作委員会
- 配給 - ホリプロ、スターキャット
- 制作プロダクション - ホリプロ
主題歌
「二重螺旋構造」