狼には気をつけて
以下はWikipediaより引用
要約
『狼には気をつけて』(おおかみにはきをつけて)は、遠藤淑子による日本の漫画作品。『別冊花とゆめ』(白泉社)にて1998年から2002年にかけて連載された。単行本は、同社の花とゆめコミックスから全4巻、白泉社文庫から全2巻が刊行されている。
あらすじ
ニューヨークで私立探偵を営むキース・フォレストは、大手IT企業・アーヴィング社の社長令嬢・アレクに祖母の見舞いの際のボディーガードを依頼される。このボディーガードをきっかけに実質的なお目付役となったフォレストは、様々な事件を通してアレクの成長を見守っていくこととなる。
主な登場人物
アレクサンドラ・アーヴィング
本作のヒロイン。通称アレク。大手IT企業アーヴィング社の社長令嬢。10歳→11歳(第2話より)→12歳(遅くとも第16話より)。
6歳で大学に飛び級入学した天才少女(ただし、本人は「自分は答えの分かっている問題を人より速く解けるだけで、(自分で何かを作り出す、といった意味での)天才ではない」と自己分析している)。現在は病気療養中の父・アーサーに代わってアーヴィング社の経営に参加する(これは社内でもトップレベルの人間しか知らない)ため大学は休学中。
父は娘の優秀さをみて自分に自信がなくなった末、薬物中毒になってしまったため、そのことに心を痛めている。また、母親は自分を捨てて出て行ってしまったため、その母親との再会後の関係にも悩んでいる。本作は同作者による「エヴァンジェリン姫シリーズ」「マダムとミスター」などと同じく「破天荒なヒロインとお目付役の男性キャラクター」というパターンを取っているが、エヴァンジェリンやグレースに比べ、まだ幼いが故の弱さをしばしば見せる、という点が特徴的である。
キース・フォレスト
アリス・アーヴィング
文庫化に関する補足事項
白泉社文庫は「なごみクラブ」1巻(竹書房)および「午後のお茶は妖精の国で」(祥伝社)と同時発売されたため、「エンコミ!」と題したキャンペーンが展開され、帯にはこの2冊の広告が掲載された。 また、文庫版の描き下ろしとして1巻には「こんな話」、2巻には「赤ずきんには気をつけて」が収録された(一方、花とゆめコミックス版のおまけ漫画は収録されなかった)。この描き下ろしには同時発売された2作品のキャラクターが登場している。また、「赤ずきんには気をつけて」のラストでは主要な登場人物の「その後」が描かれている。
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