甘神さんちの縁結び
以下はWikipediaより引用
要約
『甘神さんちの縁結び』(あまがみさんちのえんむすび)は、内藤マーシーによる日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2021年1号に読み切り作品として掲載後、好評を博したことから連載化が決定し、同年21号より連載中。京都が舞台となっている。基本的には日常系ラブコメの作風だが、それぞれのヒロインとの個別エピソードではタイムリープ、タイムループ、人格の入れ替わり、三姉妹と出会っていないパラレルワールドへの転移といった、甘神神社の神様と思われる仮面を被った謎の人物が引き起こす超常現象が発生する。
2023年12月時点で、コミックスの累計部数は115万部を突破している。
あらすじ
幼少期に母親を亡くした上終瓜生は、天涯孤独の身となって親戚をたらい回しにされてきた。そんな最中、遠縁にあたる甘神神社へ居候することになり、宮司である甘神千鳥に「孫娘たちの誰かと結婚し、婿養子になれ」と言いつけられた。
登場人物
声の項はボイスコミック / PVにおける声優。
上終 瓜生(かみはて うりゅう)
声 - 服部想之介(ボイスコミック)/ 今井文也
本作の主人公。高校2年生、17歳。身長175センチメートル。誕生日は1月21日。
要領のいい勤勉家だが、ナルシストで減らず口を叩く無神論者。医師になるべく京都大学の医学部を志望している。学業優秀なうえに手先も器用であり、家事全般のスキルや子供の扱いに長けている(三姉妹曰く「多芸」)。かなり整った容姿をしているが、色恋沙汰に疎くて免疫も薄い。
幼少期に母親を亡くして以降、親戚をたらい回しににされた挙句、児童養護施設「きせき園」にたどり着く。それから年齢制限により卒園が迫られていた中、遠縁にあたる甘神神社へ引き取られ、三姉妹の婿候補となる(ただし、本人は一貫して乗り気ではない)。
転校後、奇しくも夕奈とクラスメイトになってしまう。
甘神神社
三姉妹
本作のヒロインである巫女たち。瓜生と同じく、数年前に母親を亡くしている。父親についても不明だが、何かしらの事情を抱えている模様。
甘神 夜重(あまがみ やえ)
甘神 夕奈(あまがみ ゆな)
きせき園
月神神社
コラボレートなど
2021年7月には吉岡公威の『てんぷる』とコラボレートし、『good!アフタヌーン』(同)8号ではコラボ漫画が掲載され、『週刊少年マガジン』33号ではコラボ企画が実施された。単行本第1巻が発売される直前には、カウントダウン動画が本作の公式Twitterで公開された。
2022年1月26日発売の『週刊少年マガジン』9号では、えなこ、伊織もえ、篠崎こころとコラボレート。えなこが夕奈、伊織が夜重、篠崎が朝姫の巫女姿の装いに扮したコラボグラビアを掲載。
叡山電鉄では、2023年の京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)と連携し、開幕日の同年9月16日から2024年2月25日まで、コラボポスターやデオ800形電車へのヘッドマーク掲出などのイベントを実施している。
書誌情報
- 内藤マーシー 『甘神さんちの縁結び』 講談社〈講談社コミックス〉、既刊13巻(2023年12月15日現在)
- 2021年7月16日発売、ISBN 978-4-06-524041-0
- 2021年9月17日発売、ISBN 978-4-06-524831-7
- 2021年11月17日発売、ISBN 978-4-06-525934-4
- 2022年2月17日発売、ISBN 978-4-06-526899-5
- 2022年5月17日発売、ISBN 978-4-06-527924-3
- 2022年7月15日発売、ISBN 978-4-06-528496-4
- 2022年9月16日発売、ISBN 978-4-06-529127-6
- 2022年12月16日発売、ISBN 978-4-06-529935-7
- 2023年3月16日発売、ISBN 978-4-06-530972-8
- 2023年5月17日発売、ISBN 978-4-06-531607-8
- 2023年7月14日発売、ISBN 978-4-06-532190-4
- 2023年10月17日発売、ISBN 978-4-06-532894-1
- 2023年12月15日発売、ISBN 978-4-06-533897-1
テレビアニメ
2023年4月21日、本作の連載2周年と作者の内藤の誕生日を記念した配信番組にて、テレビアニメ化が発表された。2024年より放送予定。
スタッフ
- 原作 - 内藤マーシー
- 監督 - 安部祐二郎
- 副監督 - わたなべひろし
- シリーズ構成 - 蒼樹靖子
- キャラクターデザイン - 飯塚晴子
- アニメーション制作 - ドライブ