声 - 岡本信彦
本作の主人公。現代における魔術結社の一員だが、その素性は隠している。魔王討伐には断固反対の意を唱えていて、黎二と瑞樹とは別行動し、なんとしても元の世界に帰ろうと城の書物や召喚の間の魔法陣を調べるなど行動をしている。そして、フェルメニアに行動と素性がバレた後に彼女と決闘することになるが、相手の力は想像以上にレベルが低く、楽勝してしまう。
実は地球で現在に生きる魔術師の家系で、その実力は異世界の宮廷魔導師すら超えるレベルを持つが、本人はせいぜい中の下と評価している。父親と何らかの約束をしているようで、それまでは死ねないという理由があるため、魔王討伐には参戦しない意思を示している。
カバラ数秘術という魔術をベースに様々な魔術を得意とし、術式の解析にも長けている。また地球では剣術道場に通っていた経験から剣の扱いにも長けており、近接戦能力も高い。天体を利用した魔術も得意で、『星落とし』の異名を持つ。

声 - 井上麻里奈
本作のヒロイン。アステル王国の宮廷魔導師の1人。貴族スティングレイ伯爵家の次女。『白炎』の異名を持つ。水明が魔王討伐に反対の意を唱えたことで見下げ果てた男と見下していたが、彼には秘密があるのではと気になり始め、水明が白亜の庭園を模して作った結界に誘い込まれながらも決闘を申し込む。しかし、自分の魔法が彼には一切通じず、最終的に水明の複合魔術の一撃を食らい、完全に戦意喪失してしまうくらい完敗してしまう。最終的に水明に命乞いするなどかなり追い込まれた後、水明の素性を話すと死ぬ制約をかけられ、王に事情を聴かれたときは土下座までして話すことを拒否した。後に水明によって制約は解除され、ある事件をきっかけに水明を尊敬するようになる。後に宮廷魔導師を解任させられることになる。
自らが編み出した「トゥルースフレア」という、白い高熱の炎を放つ魔法を得意とするが、原理的には酸素を混ぜて燃焼を加速させただけで、水明からは「火炎放射器よりひどい」と評された。

本作のヒロインの1人。冒険者ギルド・宵闇亭で水明が出会った女性で、ギルドに加盟しようと待合席で待っていた時に出会った。そして水明の魔術などもギルド試験時に見物している。

声 - 日野聡
勇者。本来自分だけが呼ばれるはずだった人物。性格はかなりお人好しで困っている人はほっとけないタイプで、瑞樹と共に魔王討伐に参戦。

声 - 佐倉綾音
水明と黎二の友人。2人と共に召喚され、黎二と共に魔王討伐に参戦する。いわゆる中二病気質なところがあり、変なことに詳しい。

アステル王国の王女。

アステル王国の第13代国王。

アステル王国宰相。