異域之鬼
以下はWikipediaより引用
要約
『異域之鬼』(いいきのき)は、由貴香織里による日本の漫画作品。『ARIA』(講談社)にて2010年9月号(創刊号)から2013年5月号まで連載された。単行本は全6巻。デビュー以来、『花とゆめ』など白泉社の漫画雑誌で作品を発表し続けてきた由貴にとって初となる他社での作品である。
あらすじ
西洋文化に彩られ始めた時代。帝都東京でおきた大震災から2週間後に奇跡的に救出された孤児のソラトは、神近男爵家に使用人として引き取られることになった。世間の噂に違わず、鬼のごとき男爵に恐怖心を抱いたソラトだったが、男爵家の跡継ぎ・我藍(がらん)とその許嫁・清ら(きよら)の3人で、身分の垣根を超えた友情を誓い合う。しかし、永遠の命と最高の権力を欲した神近男爵が、野望を叶えるために発動した「ワルプルギスの夜」を境に全てが悪夢へと変わる。
登場人物
主要人物
木城 ソラト(きしろ ソラト)
本作の主人公。震災発生から2週間経った日に奇跡的に救出され、神近男爵家に使用人として引き取られる。救出された時、手枷と足枷を嵌められ、顔には鬼の面を被せられ、諸刃の短刀を懐に入れていた。右手の平に奇妙な痣がある。この痣はノヱラ曰く『鬼の印で闇の王の印』らしい。ノヱラに初対面で「鬼、異域の子ども」と言われた。太陽の印「タウ」。「サメク」の他に「レシュ」、「ヴァウ」の『印』を持った仲間がいる(榊曰く)。
「ワルプルギスの夜」発動後に右手の封印が解け、父親を庇って重傷を負った我藍を誤って殺してしまう。我藍と清らの仇を討つために現代に逃げ込んでからは(跡取りがいなくなった為)実質没落した神近家の屋敷と財産を受け継ぎ、「神近ソラト」を名乗る。
神近 我藍(かみちか がらん)
神近 清ら(かみちか きよら)
レイス
帝都編からの登場人物
神近 久彌(かみちか ひさや)
一条 小百合(いちじょう さゆり)
ノヱラ
書誌情報
- 由貴香織里 『異域之鬼』 講談社〈ARIAコミックス〉 全6巻
- 2011年03月7日発売、ISBN 978-4-06-380502-4
- 2011年07月7日発売、ISBN 978-4-06-380520-8
- 2011年12月7日発売、ISBN 978-4-06-380550-5
- 2012年06月7日発売、ISBN 978-4-06-380572-7
- 2012年12月7日発売、ISBN 978-4-06-380603-8
- 2013年05月7日発売、ISBN 978-4-06-380627-4