症候群シリーズ
以下はWikipediaより引用
要約
『症候群シリーズ』(しょうこうぐんシリーズ)は、貫井徳郎による日本の推理小説のシリーズ。
概要
警視庁内の捜査課が表立って動けない事件を処理する、警察組織が扱いにくい事件を捜査し真相を追い求めるチーム『特殊任務』の活躍を描いたミステリー。岡嶋二人『眠れぬ夜の殺人』の講談社文庫版に寄せた貫井の解説によると、岡嶋二人の捜査0課シリーズの中断を惜しんだ貫井が「設定をそのまま借りてオリジナルのストーリーを書いた」小説である。
2017年、『犯罪症候群』(はんざいしょうこうぐん)のタイトルでテレビドラマ化された。
書誌情報
失踪症候群
文庫本:1998年3月15日、双葉文庫、ISBN 978-4575506365
文庫本【新装版】:2014年10月16日、双葉文庫、ISBN 978-4575517156
誘拐症候群
文庫本:2001年5月20日、双葉文庫、ISBN 978-4575507799
文庫本【新装版】:2014年11月13日、双葉文庫、ISBN 978-4575517262
殺人症候群
文庫本:2005年6月20日、双葉文庫、ISBN 978-4575510140
文庫本【新装版】:2014年12月11日、双葉文庫、ISBN 978-4575517392
あらすじ
失踪症候群
誘拐症候群
殺人症候群
登場人物
テレビドラマ
東海テレビ×WOWOW共同製作連続ドラマの第1弾として、Season1は2017年4月8日から5月27日まで、フジテレビ系列「オトナの土ドラ」で全8話が放送された。Season2は同年6月11日から7月2日まで、WOWOW「日曜オリジナルドラマ」で全4話が放送された。Season1は『失踪症候群』『誘拐症候群』を、Season2は『殺人症候群』を原作としている。
Season2は地上波では2017年12月25日から12月28日まで、東海テレビ「みんなのドラマ」枠で放送された(中京ローカル)。2020年6月6日から「オトナの土ドラ」枠で放送予定だった『13(サーティーン)』が、新型コロナウイルス感染拡大防止のため撮影を休止していることで放送延期となり、代替作品として全国ネット地上波放送された。
キャッチコピーは「正義に罪はないのか?」。
キャスト
武藤隆(むとう たかし)
Season1主役。
探偵事務所の調査員で、元刑事。一年前に妹・小百合が殺され、殺意を持って犯人である未成年の少年を殴ったことがきっかけで警察を辞める。環から、事件を秘密裏に調査する特殊任務を依頼される。
鏑木護(かぶらぎ まもる)
Season2主役。
警視庁捜査一課の刑事。隆が刑事だった頃の先輩で、隆の妹の恋人でもあった。隆に環には関わらないよう忠告する。Season1最終話で、警視庁から北泉署に異動となる。
環敬吾(たまき けいご)
警視庁人事二課に所属。特殊任務を指揮し、隆に特命を与える。目的のためなら手段を選ばず、隆や隆の娘をも利用する。
武藤雅恵(むとう まさえ)
隆の妻。娘のことで悩む隆を支える。
武藤真梨子(むとう まりこ)
隆の娘。警察官である父を尊敬していたが、隆が警察を辞めてからは反抗的な態度をとるようになる。
浜村明彦(はまむら あきひこ)
警視庁捜査一課長。
酒井信宏(さかい のぶひろ)
警視庁刑事部長。
矢吹響子(やぶき きょうこ)
Season1 最終話より登場。少年犯罪被害者遺族の団体「少年犯罪を考える会」会員。
牧田浩文(まきた ひろふみ)
Season1 最終話より登場。「少年犯罪を考える会」代表。
ゲスト
Season1 第1話 - 第3話
Season1 第4話、第5話
Season1 第6話 - 最終話
Season2
スタッフ
- 原作 - 貫井徳郎 『失踪症候群』『誘拐症候群』『殺人症候群』(双葉文庫)
- 脚本 - 篠﨑絵里子、谷口純一郎
- 音楽 - やまだ豊
- 監督 - 村上正典、都築淳一
- 企画 - 横田誠(東海テレビ)、小西真人(WOWOW)
- プロデュース - 市野直親(東海テレビ)、青木泰憲(WOWOW)、水野綾子(共同テレビ)
- 制作協力 - 共同テレビジョン
- 製作 - 東海テレビ放送、WOWOW
放送日程
Season1
- 第2話は、『土曜プレミアム』放送のため、15分繰り下げ、23時55分 - 翌0時50分に放送された。
- 第7話は、前夜(20日)のボクシング中継「ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS 第1夜」放送のため30分繰り下げ、0時10分 - 1時5分に放送された(日曜放送)。