発信人は死者
以下はWikipediaより引用
要約
『発信人は死者』(はっしんにんはししゃ)は、西村京太郎の長編推理小説。1977年に光文社から刊行された。
ストーリー
報道カメラマン・野口浩介の無線に、午前二時に謎の救難信号が送られてきた。調査の結果、旧日本軍の暗号であることが判明するも、それはすでにトラック諸島に沈没したはずの潜水艦・伊号五0九潜水艦からの救助要請であった。衝撃の事実に野口とその友人である氏家由紀子、江上周作は真相を探るべく行動を開始するが、当時の関係者たちが次々と怪死していく。
主な登場人物
主要人物
- 野口浩介
- 本作の主人公。報道カメラマン。趣味はアマチュア無線とスキューバダイビング。27歳。
- 氏家由紀子
- 本作のヒロイン。モデル。八分の一だけデンマーク人の血が流れている。野口・江上とはスキューバダイビング仲間である。愛称は「ユキベエ」。23歳。
- 江上周作
- ヨット設計士。バツイチ。37歳。
本作の主人公。報道カメラマン。趣味はアマチュア無線とスキューバダイビング。27歳。
本作のヒロイン。モデル。八分の一だけデンマーク人の血が流れている。野口・江上とはスキューバダイビング仲間である。愛称は「ユキベエ」。23歳。
ヨット設計士。バツイチ。37歳。
警察関係者
- 十津川省三
- 本作のもう一人の主人公。とある事件を調査しているうちに野口たちと知り合う。
- 亀井定雄
- 本多時孝
- 三浦刑事部長
- 安田
- 逗子警察署刑事。
- 田島
- 新宿警察署刑事。
本作のもう一人の主人公。とある事件を調査しているうちに野口たちと知り合う。
逗子警察署刑事。
新宿警察署刑事。
旧日本軍関係者
- 和辻
- 元海軍中佐。
- 佐伯賢次郎
- N造船相談役。
- 佐伯明子
- 賢次郎の妻。
- 清水
- 旧海軍省所属。
- 橋本邦栄
- 旧海軍軍令部大佐。
- 的場
- 第二十潜水艦司令。
元海軍中佐。
N造船相談役。
賢次郎の妻。
旧海軍省所属。
旧海軍軍令部大佐。
第二十潜水艦司令。
伊号五0九潜水艦関係者
- 大杉良成
- 伊号五0九潜水艦艦長。
- 田島きみ子
- 大杉良成の妻。55歳。
- 森明夫
- 元伊号五0九潜水艦乗組員。49歳。
- 岩村不二夫
- 元伊号五0九潜水艦乗組員。
伊号五0九潜水艦艦長。
大杉良成の妻。55歳。
元伊号五0九潜水艦乗組員。49歳。
元伊号五0九潜水艦乗組員。
トラック諸島
- フレッド・アンガー
- ヨットオーナー。
- エリザベス・アンガー
- フレッドの妻。
ヨットオーナー。
フレッドの妻。
南原機関
- 南原郷造
- 南原機関理事長。
- 林一夫
- 南原機関理事。
- 加藤安雄
- 南原機関理事。
- 入江竜三郎
- 南原機関理事。
- 阿部広巳
- 南原機関理事。
- 月田明
- 南原機関理事。
- 神谷太郎
- 南原機関理事。
南原機関理事長。
南原機関理事。
南原機関理事。
南原機関理事。
南原機関理事。
南原機関理事。
南原機関理事。
東明大学
- 神谷信博
- 東明大学学長。63歳。
- 塚田一夫
- 憲法学者。
- 佐伯恵一
- 東明大学経済学部学生。賢次郎の一人息子。
- 細矢
- 東明大学野球部員。
- 今西
- 東明大学野球部員。
- 西井
- 東明大学野球部監督。
- 鈴木
- 元東明大学理事。
東明大学学長。63歳。
憲法学者。
東明大学経済学部学生。賢次郎の一人息子。
東明大学野球部員。
東明大学野球部員。
東明大学野球部監督。
元東明大学理事。
その他
- 菊地三郎
- 「南原機関の謎」著者。
- 塩見
- 四谷出版社員。
- 塚田寛一
- 塚田設計事務所社長。
- 塚田京子
- 寛一の妻。
- 塚田亮二
- 寛一の弟。
- 神谷太郎
- 神谷精工社長。39歳。
- 神谷太郎
- M物産第三営業部長。45歳。
- 神谷太郎
- S大学理事。40歳。
- 神谷泰三
- 神谷電気社長。60歳。
- 神谷義太郎
- 中央住宅公社理事。59歳。
- 今西
- 元文部大臣。
- 塚田晋太郎
- M化学社長。
- 神谷徳之介
- 信博の父。
- 神谷ふみ
- 信博の母。
- 神谷太郎
- 信博の兄。
- 小山純
- 鈴木製薬営業課社員。26歳。
- 寺田晋吉
- 鉄砲店店主。62歳。
- 大田淳一
- 日本道徳連盟所属者。
「南原機関の謎」著者。
四谷出版社員。
塚田設計事務所社長。
寛一の妻。
寛一の弟。
神谷精工社長。39歳。
M物産第三営業部長。45歳。
S大学理事。40歳。
神谷電気社長。60歳。
中央住宅公社理事。59歳。
元文部大臣。
M化学社長。
信博の父。
信博の母。
信博の兄。
鈴木製薬営業課社員。26歳。
鉄砲店店主。62歳。
日本道徳連盟所属者。
映画
1979年にこの作品を原作とした映画が公開された。
書誌情報
- 『発信人は死者』光文社〈カッパ・ノベルス〉、1977年11月。ASIN B000J8SU5U。
- 『発信人は死者』光文社〈カッパ・ノベルス〉、1982年1月。ISBN 4-334-02329-0。
- 『発信人は死者』光文社〈光文社文庫〉、1986年3月。ISBN 4-334-70314-3。
- 「発信人は死者」『西村京太郎長編推理選集』 第3巻、講談社、1987年11月。ISBN 4-06-194503-3。
- 『発信人は死者』徳間書店〈徳間文庫〉、2015年4月2日。ISBN 978-4-19-893956-4。