白河夜船 (小説)
以下はWikipediaより引用
要約
『白河夜船』(しらかわよふね)は、吉本ばななが1989年に発表した小説、およびそれを表題作とした小説集。2015年に映画化された。
概要
作品集『白河夜船』は1989年7月15日、福武書店より刊行された。同作品集は1989年年間ベストセラーの総合5位を記録した。文庫版は1992年2月1日に福武文庫から、1998年4月1日に角川文庫から、2002年9月30日に新潮文庫から刊行されている。新潮文庫版が「定本決定版」とされる。2013年10月26日には電子書籍版が幻冬舎より発売されている。
タイトル | 掲載誌 | |
---|---|---|
1 | 白河夜船 | 『海燕』1988年12月号 |
2 | 夜と夜の旅人 | 『海燕』1989年4月号 |
3 | ある体験 | 『海燕』1989年7月号 |
表題作「白河夜船」は先の見えない不倫への不安と、親友の自殺の衝撃から立ち直れず、眠りに逃避するヒロインの心の再生を描く。三編は“眠り三部作”とも呼ばれる。
「白河夜船」とは、熟睡して前後を知らないことをいう。詳細は「白河 (洛外)」の項を参照のこと。
あらすじ
登場人物
寺子
映画
2015年4月25日に公開。監督は若木信吾。原作者のよしもとばななは、「こんなにも完璧な映画化は奇跡的」と絶賛のコメントを出している。
2015年3月6日、第10回大阪アジアン映画祭でワールドプレミアが上映。第23回レインダンス映画祭出品作品。
キャスト
- 寺子 - 安藤サクラ
- 岩永 - 井浦新
- しおり - 谷村美月
- 少女 - 紅甘
- しおりの元恋人 - 高橋義明
- 伊沢磨紀
- 竹厚綾
スタッフ
- 監督 - 若木信吾
- 撮影 - 若木信吾
- 脚本 - 若木信吾、鈴本櫂
- 配給 - コピアポア・フィルム
- 制作プロダクション:ユマニテ
- 制作協力:スローラーナー
- 製作委員会メンバー:キングレコード、ユマニテ