破壊魔定光
以下はWikipediaより引用
要約
『破壊魔定光』(はかいまさだみつ)は、中平正彦による日本のSF漫画作品。
平行宇宙論を下敷きとし、主人公定光を守るための母の戦い、および定光本人の戦いを描いた作品。月刊誌「ウルトラジャンプ」(集英社)に1999年28号から2005年11月号まで連載された。
あらすじ
埼玉県川口市に住む不良高校生の椿定光は、先輩を助けるためヤクザの事務所に殴り込みをかけた。その際、随行体(ずいこうたい)と称する"ポンコツ"ヘルメットを拾う。随行体「ポンコツ」は、流刑体を管理するため宇宙に漂っていたデータ生命体で、地球人の頭部に装着可能なヘルメットの形態をしていた。「ポンコツ」は定光に流刑体回収の手伝いを求める。清く正しく仁義に生きる不良高校生定光は先輩を助けてくれた恩として手伝うことにしたが、彼の人生はこれから混乱を極めてゆくことになる。
登場人物
主要な登場人物
椿定光(つばき さだみつ)
主人公。世界的理論物理学者の母と、医師の父を持つ、日々「スカっとする」喧嘩に明け暮れ、結果としてけが人の山、流刑体との戦闘が始まって以降は死体とがれきの山をつくる“破壊魔”と称される不良高校生。原作では「完全な予知能力」、即ち運命の分岐をなくし宇宙の行く末を決定する能力を持つ。これにより宇宙の振動、運命のゆらぎがなくなっていき平行宇宙の枯渇がやがてもたらされるという。その帰結としていずれ宇宙が崩壊するだろうと「敵」によって推論されており、その意味も込め"破壊魔"と呼ばれる。なおこの物語に登場する他の予知能力はTFPと同じように近似した少し時間の早い平行世界の観測により成り立ったものであるため定光のものとは本質的に異なる能力である。
戦闘スタイルは接近しての近接格闘戦が主で、射撃に関しては呆れるほどセンスが無い。
バイクなどの乗り物の操縦が苦手であり、マザーボールの技術により作られたTFP内蔵の乗り物はポンコツとネコミミが操縦している。
ポンコツ
永遠に宇宙を彷徨う流刑体を監視することを任務とする「随行体」。宇宙文明圏では「ディジット」と呼ばれる電子知生体で、本体は定光が所持するヘルメット。感情的な定光とは逆に論理的。流刑体を追って地球に来たが、自身の身体として操るボディ(ユマノイド・デバイス)を破壊されたことで行動不能にされる。そこに現れた定光に流刑体回収の協力を仰ぐ。最初はアクティヴデバイスを使って流刑体を宇宙に戻していたが、「敵」に操られた影蚤との戦闘で額部部分のバッテリーパーツを削り取られた事により故障し機能停止になる(元々初期の戦闘で一部が欠損していた)。この時、A.J曰く、地球には無い金属で出来ており修復不能とされたが、それを期に神代やよいによって密かに改造された。改造された後は流刑体捕獲用アクティブデバイス射出機構が除去され、代わりに物理保護の強度はヴァルチャー並み、武器として重量80tの木刀(超高比重金属製だが刃が装備されていないためにそう呼ばれる)とその格納機能を得る。さらにこの木刀が破損した後、神代やよいにより、新たな武器として刃の結晶構造をアクティヴデバイスによって制御し、切れ味を自在に変えられるポン刀を得る(木刀は右前腕部、ポン刀は左前腕部に格納される)。定光が『変質』し始めた事により、定光本人と認識が出来なくなって装備不可能となってしまったが、故郷マザーボールにおいて改造された従来のヘルメット型ボディが破棄され、未来世界における最新型パワータイプのヘルメットボディにデータがインストールされた。最新型にはポンコツ自身の感情がわかるように額部分に目の様な表示がある。武装は拳銃型アクティブデバイス発射装置と銃身部分に内蔵(銃から刃が出るのではなく、銃身を柄として引き抜く)されたポン刀が2セット。前述の通り銃に関してはまったくセンスが無いため、絶対に当たる距離まで近づいて撃つ、いわゆる「ヤクザショット」を使う。
アニメ版では若干設定が変わっており、性格が若干固い。
流刑体の干渉によりシステムダウンするも、ヴァルチャーからパワーが転送され再起動したが、パワーがあまりにも多過ぎた為若干暴走していた。
装甲も若干変わっており、最初は原作とほぼ変わらなかったが、パワーアップした後はまるで特攻服の状態になり、背中にも『尸會』の文字が入っている他、ブースターや手甲等が増設されている。
神代やよい(かみしろ やよい)
小型戦闘宇宙船「ヴァルチャー」を駆り、流刑体を殲滅する少女。椿定光の母・椿やよいが TFP によって息子の未来が波乱のものであることを知り、その助けにと息子を守れるだけの力を持った可能性としての自分として、半径100メートルの内側に閉じた、因果律から隔離された平行宇宙に作った存在。定光と同じ17歳。定光に対して母のような強い守護意識を持つ反面、女としても定光に惹かれてもおり、明らかに定光の母親である椿やよいとは違う、次第に独立した存在になっている。
実は物語当初から違いがあり、神代やよいの瞳は縦に切れ長の猫目であるが、椿やよいの瞳孔は他の登場人物と同じ普通の瞳である。
物語が進む中で次第に変質しており、血液型は人間のものでは無くなっていた。ヴァルチャーのオーナーだったが、後にヴァルチャーを取り上げられ代わりにジェノサイドガンの人工知能をインストールしたネコミミを所持する。ヴァルチャー自体は結局分解破棄された様子。
戦闘スタイルは定光とは逆で中~遠距離での射撃戦が得意と言うか、格闘はどちらかと言えば苦手である。
ネコミミ
元はヴァルチャーの武装であるジェノサイドガンに神代やよいの人格を模して組み込まれたAIだったが、本人ほど屈託の理由が無かったためか非常に明るく能天気な性格。マザーボールにおいて本体であるヴァルチャーが「非合法品(別の平行宇宙で生まれたためシリアルコードが重複していた)」と判断され分解廃棄、自身も女性型パワータイプにデータがインストールされた。その際に外形を神代やよいに無断で変更、猫の耳状のパーツと尻尾を追加しその姿から定光に「ネコミミ」と命名された。 神代やよいの戦闘スタイルもあってネコミミはあまり接近戦を考慮した設計ではなく防御面に難がある。装備は盾としても使用可能な「コラプシルガン」と定光が持つものと同タイプの短剣。
コオネ・ペーネミュンデ/椿コオネ
旧ナチス・ドイツの超人計画によって作られた超能力者。実は60年前にすでに死亡しているが、定光と出会うために自身の超能力を用いゾンビ化して少女の姿を保ち続けている。様々な生物の肉体(流刑体含む)が移植されており、体内構造はおよそ人類のものとは大きくかけ離れ、臓器の不足や過多、奇形、配置異常を呈している。瞬間移動、サイコキネシス、体組織復元(自他問わない)能力などを持ち、全て開放した彼女の形態はヴァルチャーに酷似したものとなる。戦闘能力に関してはヴァルチャーとの会戦時にこれを圧倒、一時活動不能にまで追い込んだ。
物語途中より椿家に養女として迎えられ、定光の妹となる。体内に宿る少女・エリーと共にノウム(狗隠)の前に現れ、何らかの現象を起こし消滅(とポンコツのセンサーは確認した)。最終話で「新生」したかのような描写がある。
アニメ版には登場しない。
狗隠(くおん)
コオネと同じくしてナチスにより作られた人工超人。コオネ死亡の原因となった定光を恨んでいる。第2次世界大戦後からCIAに所属し、17年前に椿やよいを交通事故を装って殺害した実行犯。その体は多数の流刑体の細胞を使用したキメラである。自己の遺伝子をコントロールすることで瞬時に他生物の器官を作成する能力を持ち、また高い創傷治癒能力を持つ為、体の一部を失った程度では即座に再生が出来る。本来、狗隠という名は彼に移植された流刑体の内の一体の名称である。彼自身は、本名であるノウム・ペーネミュンデより、狗隠と呼ばれる事を好む。 コオネはイギリス、狗隠(ノウム)はアメリカによって流刑体の移植手術を受けた。またペーネミュンデとは旧ナチス・ドイツがV2ロケットを開発した場所である。
「敵」の言を受け入れて流刑体を取り込みながら細胞をコントロールして定光を模倣し、定光として生まれ変わろうとした結果、定光の変質と崩壊が加速する原因ともなった。今の定光を殺害する為に、定光となった後はポンコツと薬を奪って100年前のミイラになる事で、矛盾を起こさせないようにしようとしている。
A.Jを取りこんで変身して定光と交戦するが、現れたコオネ(エリー)の導きで何らかの現象を起こし消滅したと思われる。
アニメ版には登場せず。
敵(てき)
A.J(エー・ジェイ)
「管理体」。ポンコツと同じ顔したパワータイプで声質も同じ。ただし、ポンコツ(随行体)は流刑体の監視・回収用であり、A.Jは戦闘用としてカスタマイズされている。全身に銃火器を搭載している。アメリカ米空軍管轄下において協力しており、A.J自身は傭兵と名乗っている。TFPメンバーはA.Jを研究し、地球製のパワードスーツ(後に「AJ-X(エイジャックス)」と命名)を開発していた。
若干トリガーハッピー気味であり、定光に自身の銃火器を自慢していた。予知能力を持つ「敵」相手に不手際が多く、その際、定光により『H.K(エイチ・ケー/ヘッポコ・クソ野郎)』と改名されたが、中東で再会した際にはA.Jに戻っていた。
中東の砂漠にてTFPメンバーのハンスの言葉に怒った定光の横薙ぎの一撃で胴体を真っ二つにされてしまい、その後は身体の一部を欠損していた狗隠に護衛を指名され、狗隠用にフィッティングされた後、取り込まれる形で合体した。
名前のA.Jとは『アメリカン・ジーザス(アメリカの救世主)』の略である。
アニメ版には登場しない。
平行宇宙の椿定光
流刑体定光
流刑体の存在しない世界の椿定光。目的もなくポンコツという圧倒的な力だけを得たことで増長し、狂気に走ってしまっている。
定光である為にチャンネルが合う事でチャットルームにアクセスする事ができ、アノンから得た情報で破壊魔(主人公)に憧れを抱いており、破壊魔の名前が欲しいがために、流刑体の代わりに標的を人間に定めて殺戮を繰り返していたため、破壊魔(主人公)に「流刑体定光」と命名された。神代やよいには特に嫌悪・敵視されていた。ネコミミを装備したやよいとの戦闘では、個人的な怒りの感情で冷静さを欠いていた隙を突く形と弱点の接近戦を執拗に狙う戦法を取っていたが、周囲への被害を無視した攻撃を始めたやよいに対して逃げ遅れた少女を人質にする事で一時追い詰めるも、破壊魔(主人公)の乱入と随行体の性能と実戦経験の差の前に破壊魔(主人公)に敗れ去る。最後は破壊魔(主人公)に力に溺れる自身の全てでもあったポンコツ(流刑体定光が所持している個体)を破壊され、絶望の内に戦意を失ってあえなく逮捕されたが、警察に連行される際、破壊魔(主人公)に対し『敵は3人だ』と言葉を送った。
この世界のポンコツは拳撃による攻撃を得意としており、戦闘時には手の甲から刃を展開して拳撃の威力を高める武器とする。
女定光
文字通りの「椿定光が女だったら」の世界の椿定光。ここでは巨乳のレディースでブラジャーは付けない主義(喧嘩の際はサラシを着用)、コオネは幾分成長した留学生となっている。敵の居場所を記した平行宇宙座標をアノンから知らされていたために敵が憑依した流刑体・欺机に襲われる。神代から拝借したネコミミを装着し応戦したが、ネコミミのスペックが女定光の戦闘スタイルと合わず苦戦する。しかし間一髪でポンコツとネコミミのパーツで修理した(彼女のポンコツは壊れていた)ポンコツを装着した神代が駆けつけ助かった。
この世界のポンコツは、破壊魔のポンコツとネコミミの予備パーツで修復・構成されているため遠近両方に対応できるが、一度壊れたせいなのか物言いが凄まじく下品になってしまっている。武器は水平二連式ショットガンと刀。
アノン
天才的な頭脳を持つ、科学者の椿定光。白衣を着て左耳にピアスを付けている。椿やよいの弟子たちが数年掛けて二つ目のTFPを作ったのに対して20代の半ば~後半程の歳までに20回のバージョンアップを成し遂げているが、自身の肉体も「変質」を起こしている。
破壊魔(主人公)の予知能力による自分の平行宇宙の崩壊を阻止しようと研究を進めるものの、その崩壊を止める事はできなかった。崩壊寸前の平行宇宙で破壊魔(主人公)と交戦した後、「椿やよい」のいる平行宇宙の場所を記したディスクを破壊魔(主人公)に渡した。「椿やよい」を殺害し、全ての「椿定光」の存在を消滅させることで宇宙の崩壊の危機から救うことを提案するが、逆上したやよい(神代)に頭部を撃抜かれ、死亡する。もっとも、彼自身はそこまでしなくても「宇宙の方で辻褄合わせをしてくれる」と結論を得ていた。
アノンのポンコツは、棍棒を武器とした接近戦を得意としているが、他のポンコツと違って戦闘中にアノンに対して助言をする事が無い。なお、50話において肉体の崩壊を阻止するための薬を渡したミイラの正体も、その薬を開発したのもアノンであり、世界の崩壊寸前にアノンの遺言で破壊魔(主人公)のいる宇宙へとTFPを使用して送り届けた。
定(ジョウ)と光(ヒカリ)
双子の定光で、中学2年生。チャットルームに度々姿を現していた2人の定光、つまり「敵」の本来の姿である。破壊魔とやよい(神代)とは2度交戦しており、最初は「椿やよい」を殺害しようとする破壊魔を止めるべく立ちはだかったが、敗北。2度目の時は全ての平行宇宙を救うために自害を決意した「椿やよい」の邪魔をする破壊魔達と対立した。この時はTFPを作り上げて破壊魔に追い付くのに10年を費やしており、20代半ばとなっていた。
定のポンコツは弓矢を使った遠距離攻撃、光のポンコツはハンマーを使った近距離攻撃を仕掛けてくる。また、他者の魂だけを他の並行宇宙に送り飛ばす超能力も有しており、流刑体たちを破壊魔たちの宇宙に転生させていたのも、アンテナを使って流刑体の意識をジャックして操っていたのも彼らである。破壊魔とやよいとの戦闘においては知覚を狂わせることで破壊魔の予知能力を完全に封じ、またこの能力と併せて単体でも十分強力な武器を使用して2人で同時攻撃する「ヴィクトリーコンビネーション」は絶大な威力を誇り、一時は破壊魔を追い詰めた。
この2人のポンコツは、他の平行宇宙のポンコツ達とは明らかにデザインが異なっており、破壊魔やアノン、流刑体のポンコツの様な外見的破損も無い。破壊魔とやよい(神代)との再戦においては、デザイン・仕様の大幅な変更が見られる(定に至っては弓が分解し、2本の刀になる)。これは10年かけてTFPを作り上げる過程で改造したとも考えられる。また一言も言葉を発しておらず、この事については結局最後まで語られなかった。
流刑体
名称の判明している流刑体。(作中登場順)
用語解説
TFP
アクティヴデバイス
重力素子
物理保護
流刑体(るけいたい)
流刑体王国
AJ-X(エイジャックス)
ディジット
各種端末は情報交換のためにマザーボールと同期しており、自律稼働をはじめてからもしばらくは行動パターンが同一で複数の個体が同時に同じ発言をする。
ヴァルチャー
TFP技術によるハイリープ航法の一般化とそれらによるドミニオタイプ端末の進化によって必要性が低下した結果、無人化した端末一体以外は退役した。
データ生命
宇宙文明ではデータ生命である「ディジット」と「グレイヴィ(自然に生まれた生命体全般を指す)」が存在しているが、あくまでもディジットを道具として扱おうとするグレイヴィと情報の確実性を妨げるとしてグレイヴィをシステムネットワークから締めだしてしまったディジットの対立は延々と続いている。
随行体(ずいこうたい)
有人運用の際には装着者がヘルメット型の本体を着用するが、装着感は良好とは言えない模様。バイザー内に遮光・覆面機能を持つマスクがあるが必要に応じて解除し、素通しにする事も可能(パワーからの情報は脳内の視覚野および聴覚野に直接送られるため問題はない)。装着者の肉体に欠損があっても変身中は問題なく活動できる他、外部からのエネルギー供給を受ければナノマシンによる医療処置も可能。 最新型ではパワー本体の感情を示すデバイスと嘘をつくとアラームが鳴る機能が追加された。
管理体(かんりたい)
ドミニオ
単行本
全12巻。全巻とも福島トオルデザインのメタリック光沢の印刷を施したカバーを使用している。
- 第1巻:2000年2月、ISBN 4-08-875889-7
- 第2巻:2000年5月、ISBN 4-08-876015-8
- 第3巻:2000年10月、ISBN 4-08-876080-8
- 第4巻:2001年3月、ISBN 4-08-876142-1
- 第5巻:2001年10月、ISBN 4-08-876211-8
- 第6巻:2002年8月19日、ISBN 4-08-876339-4
- 第7巻:2003年1月17日、ISBN 4-08-876395-5
- 第8巻:2003年8月19日、ISBN 4-08-876496-X
- 第9巻:2004年4月19日、ISBN 4-08-876602-4
- 第10巻:2004年10月19日、ISBN 4-08-876694-6
- 第11巻:2005年5月19日、ISBN 4-08-876803-5
- 第12巻:2005年12月19日、ISBN 4-08-877006-4
テレビアニメ
2001年1月から3月までWOWOWにて放送された。全10話。ストーリーは原作とは異なったオリジナルであり、登場人物(流刑体含む)の設定などもかなり差異が見られる。DVD版には田中理恵による「川口・いい旅夢気分」や野川さくらによる「現場知ってるつもり」などが特典映像として収録されている。
キャスト
- 椿定光 - 上田祐司
- 神代やよい - 田中理恵
- ポンコツ - 山路和弘
- 椿明信 - 小杉十郎太
- 五味丸刑事 - 松山鷹志
- トール - 岩永哲哉
- ノリヤス - 家富ヨウジ
- 九重千恵子 - 梶原真弓
- 高杉光子 - 野川さくら
- クロン - 山崎樹範
- ヒサジン - 森訓久
- バンチョー - 金子はりい
- ミチオ - 斉藤信行
スタッフ
- 原作 - 中平正彦(集英社「ウルトラジャンプコミックス」刊)
- 監督 - 大畑晃一
- シリーズ構成 - 赤星政尚
- キャラクターデザイン - 菊池晃
- クリーチャーデザイン - 篠原保
- 美術監督 - 野村裕樹
- 撮影監督 - 林コージロー(第2話・第6話のみクレジット)
- 色彩設計 - もちだたけし
- 編集 - 松村正宏
- アフレコ演出 - 三ツ矢雄二
- 音楽監督 - 児玉隆
- 音楽 - TUNE from TSC(Breeeed)、岩崎琢
- プロデューサー - 藤本昌俊
- アニメーション制作 - スタジオディーン
- 製作 - SME・ビジュアルワークス
主題歌
オープニングテーマ「破壊魔定光のテーマ」
最終話オープニングテーマ「男の道は喧嘩道」
エンディングテーマ「好きだった歌のように 〜Like a favorite song〜」
CD
破壊魔定光
2曲目収録の『オープニング/破壊魔定光のテーマ(オーケストラ・ヴァージョン)は、『世界の果てまでイッテQ!』の「珍獣ハンター・イモト」のコーナータイトル曲として使用されている。
各話リスト
話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2001年 1月17日 |
喧嘩上等!定光参上 | 赤星政尚 | 大畑晃一 | 則座誠 | 城前龍治 |
2 | 1月24日 | 撲倒一閃!回収完了 | 西村純二 | 中村憲由 | 長森佳容 | |
3 | 1月31日 | 舎弟誕生 駆崙爆走 | 吉田伸 | 寺東克己 | 吉田俊司 | 外崎春雄 |
4 | 2月7日 | 燃える男の魂 | 西園悟 | 松下ユキヒロ | 河南正昭 | |
5 | 2月14日 | 女は男の死神 | 赤星政尚 | 西村純二 | 広嶋秀樹 | 香月邦夫 |
6 | 2月21日 | 桜は男の迷い花 | 吉田伸 | 中村憲由 | 長森佳容 | |
7 | 2月28日 | 男、命の拳を喰らえ! | 小中千昭 赤星政尚 |
松下ユキヒロ | 則座誠 | 門智昭 |
8 | 3月7日 | 男、涙の相合傘 | 西園悟 | 村木靖 | 吉田俊司 | 外崎春雄 |
9 | 3月14日 | 男の愛は死闘愛 | 赤星政尚 | 西村純二 | 松下ユキヒロ | 菊池晃 |
10 | 3月21日 | 空に煌めく男の星座 | 大畑晃一 | 則座誠 | 河南正昭 |